3月25日〜31日のドイツのニュース

3月25日(月)

ブッシュ シャローンにアラファトの旅行許可を求める

(ワシントン、ベイルート)アラブ連盟首脳会談を2日後に控え、米国はパレスチ
ナ大統領ヤセル アラファトが参加できるよう、努力を続けている。米大統領ジョ
ージ W. ブッシュはイスラエル首相アリエル シャローンに、アラファトをベイル
ートに旅行させるよう要請した。一方アラブ連盟事務総長のアムル ムサはアラブ
諸国に対し、この首脳会談で近東紛争の指針を決定するよう、呼びかけた。彼はベ
イルートで、アラブ人はまず正義と和平の間で、そしてこれ以上の流血の惨事の間
で選択を行なう、と述べた。
この会議ではサウジ・アラビアは、イスラエルが占領した地域全てから撤退する代
わりに、イスラエルをアラブ世界が完全に承認することを内容とする和平計画を提
案する方針である。

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NATO加盟希望国 早期加盟を要請

(ブカレスト)東欧10ヶ国はNATOに、早期加盟の実現を要請した。
NATOを拡大した方が、テロ組織とより有効に戦えるようになり、欧
州の安保体制が改善される、とルーマニア首相ナスターゼがブカレ
ストで開かれた加盟希望国の首脳会談で語った。この会議は2日間
の日程で、11月にプラハで開かれるNATO首脳会談の準備を行なって
いる。プラハ会談ではNATO拡大について決定が下されることになっ
ている。チェコ、ポーランド、ハンガリーは1999年から既にNATOに
加盟している。ルーマニアの他、バルト3国、スロヴァキア、ブル
ガリア、スロヴェニアが加盟を希望している。クロアチア、マケド
ニア、アルバニアはしばらく加盟に時間がかかる。米国はNATOの大
規模な拡大を支持している。

マケドニア NATO軍の年末までの派兵が必要と判断

(スコピエ)マケドニア政府は、NATO軍の派遣を今年末まで延期
することが必要だと見ている、と国防相ポポフスキが独国防相シャ
ルピングとの会談後発表した。さらにかれはEUの部隊に派遣の受け
入れに反対する気持ちはない、とも語った。シャルピングはNATO
はマケドニアに対する責任がある、と強調したが、6月末までの期
限の延長には慎重な態度を取った。シャルピングはマケドニア大統
領トライコフスキとも会談した。その席上、トライコフスキはドイ
ツが、融合を進めるのに協力し、国防軍の駐留を3ヶ月間延長した
ことに感謝した。

検察 カブールの事故専門家による鑑定の方針

(リューネブルク)カブールで3月上旬起きたミサイル爆発事故は、
人為的な誤操作によって起きたとの見解をリューネブルク検察は取
っている。今までのところ、ミサイルの爆破装置除去の際には金槌
とねじ回しが使われたことが分かっている、これが爆発の原因であ
ったかどうかは専門家の鑑定で明らかになる、と検察官ヴィガーは
発表した。この事故ではドイツ兵2人とデンマーク兵3人が死亡し、
8人が負傷した。


3月26日(火)

アフガニスタンで地震 大被害

(カブール)アフガニスタン北東部で激しい地震が起り、戦争、飢餓、干ばつにみ
まわれている同国に、新たな大惨事が起きた。同国政府の発表によれば、少なくと
も1,800人が死亡し、この数字はさらに増える恐れがある。その他数千人が負傷し、
数万人が家を失った。地震は、ヒンドゥー・クシ山脈の南側の山麓にあるナフリン
市(カブールの北140キロ)の地域で起きた。ナフリンと周辺の5つの村落はほぼ
同じ状態になっている。地震の強さは5.9から6.2である。同国政府は各国に支援を
要請している。国連とEUは輸送を開始した。

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アラファト アラブ連盟出席を取り止め

(ラマラ)アラブ連盟首脳会議開催を直後に控え、パレスチナ大統
領アラファトは参加を見送った。イスラエル首相シャローンは、ア
ラファトの参加の条件が満たされていない、と語っていた。エジプ
ト大統領ムバラクはアラファトにベイルートに来るのを断念するよ
う助言し、イスラエルはアラファトを再入国させないつもりかもし
れない、と語っていた。ムバラク自身も参加をあきらめた。アラブ
連盟22ヶ国は、イスラエルに対する和平提案で合意した、との非公
式情報もある。その情報によれば、サウジ・アラビア皇太子アブド
ゥラの提案に基づき、イスラエルが占領地域から撤退し、首都エル
サレムを含むパレスチナ人国家を建国し、パレスチナ人難民の解放
を求めている、とのことである。

ヘブロンで国連監視員射殺

(ヘブロン)国連の監視員2人が西ヨルダンランドで射殺された。
いくつかの情報が一致して伝えるところでは、スイス人女性とトル
コ人男性が死亡し、その他トルコ人1人がヘブロンで負傷した。イ
スラエル軍によれば、待ち伏せしていたパレスチナ人が発砲した、
とのことである。一方パレスチナ首脳部は、イスラエル兵が監視員
が乗った自動車に発砲した、と発表している。国際監視部隊は、分
断された町ヘブロンの住民保護のために、イスラエル軍撤退後派遣
されていた。

元軍レーダー技術者の癌患者 訴訟を起こす

(ベルリン)癌に冒された、国防軍と旧東ドイツの国家人民軍の元
レーダー技術者が、国防省を相手取って訴訟を起こした。これらの
兵士は80年代中頃まで、レーダー装置からでる放射線から十分に守
られていなかった、と773人の代理を勤める弁護士は強調した。ま
た、米国で5月にこの装置を製造した米国の会社を相手取った集団
訴訟を起こす予定だ、とも語った。2000年秋に始まった調査で、
既に171人の兵士が癌で死亡している。おざなりでない支援を約束
したが今まで何も行なっていないとして、国防相シャルピングを弁
護士は強く非難した。


3月27日(水)

イスラエル 自殺テロ再発

(テル アヴィヴ)イスラエルでは新たな流血の自殺テロが起こり、近東和平の努
力に手痛い打撃となった。ハマスに属するパレスチナ人による自殺テロが、北イス
ラエルの港町ネタニヤのホテルで起こり、警察によれば少なくとも15人のイスラ
エル人が死亡し、百人以上が負傷し、その多くは重傷である。パレスチナ自治当局
はこの攻撃を強く非難した。イスラエル首相アリエル シャローンは重要閣僚が参
加する危機対策会議を招集した。

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騒動が起こり アラブ同盟に暗雲

(ベイルート)ベイルートで開かれているアラブ同盟首脳会談の第
一日目に騒動が起こり、暗雲がたれ込めた。パレスチナ人の代表は、
大統領アラファトの演説が議場に中継されなかったことに抗議をし
て、会談から退席した。イスラエル首相シャローンが帰国を認めな
いと脅していたため、アラファトはこの会談への参加を断念してい
た。エジプト大統領ムバラクとヨルダン王アブドゥラもベイルート
には来なかった。この会議ではサウジ・アラビア皇太子アブドゥラ
が近東和平提案を行なった。これは、イスラエルが占領地区から撤
退し、パレスチナ人国家を受け入れた場合、アラブ諸国はイスラエ
ルを承認するという内容である。アブドゥラはその他パレスチナ難
民が帰国する権利を求めている。

地震救援団 困難と格闘中

(カブール)アフガニスタンの被災地域では、激しい余震で山崩れ
が起き、救援団がこの地域に入るのが困難になった。また多数の地
雷があるため、救援団の作業が危険にさらされている。暫定政府首
相カルザイは、被災地の状況を自ら検分し、月曜に起った震度5.9
の地震で千人ほどが死亡し、数万人が住まいを失った、と発表した。
一方国際救援団は大がかりな活動を行なっている。ドイツ国防軍も
アフガニスタン保護部隊の衛生兵を、同国北部に派遣した。

野党 大統領に移民法に署名しないよう要求

(ベルリン)キリスト教民主、社会同盟が政権を持つ各州は、連邦
大統領ラオに、問題になっている移民法案に署名しないよう文書で
求めた。同じ内容の書簡が、各州首相官房からも送られた、とドイ
ツ通信社は伝えている。バーデン・ヴュルテンベルク州首相トイフ
ェルは、同法案の連邦参議院での採決の際のブランデンブルク州の
投票は無効とされねばならない、と書いている。自由民主党は、こ
の問題をめぐっては全党会談を開き憲法訴訟を起こすよう、提案し
ている。


3月28日(木)

パレスチナ側 軍事行動の準備

(ラマラ)ここ数ヶ月間で最悪のパレスチナ人による自爆テロの後、イスラエルの
大規模な軍事作戦に備え、パレスチナ人は準備を行なっている。ラマラとガザ市で
はパレスチナ自治政府が事務所を非難させ、学校の多くは閉鎖された。過ぎ越しの
祭りの前夜にあたる水曜にネタニヤで起こった攻撃では、ユダヤ人20人と犯人が
死亡し、約百人が負傷した。
西ヨルダンランドのナブルス近郊のユダヤ人入植地を急進派パレスチナ人が襲撃し、
少なくとも2人を殺害した。

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イスラエル アラブ各国の提案に慎重な姿勢

(エルサレム)イスラエルは、サウジ・アラビアが提案したアラブ
連盟の和平計画に慎重な態度を取った。外務省代表の1人は、この
提案は重要で興味深いが、パレスチナ人難民の期間の権利を認める
のは問題だ、と発表した。別の代表は、アラブの提案には妥協でき
ないとして退ける発言を行なっている。この提案は、イスラエルが
1967年に占領したすべての地域から撤退し、パレスチナ人国家を
承認し、パレスチナ人難民問題の「公正な解決」を受け入れるので
あれば、アラブ諸国はイスラエルと「通常の関係を持つ」という内
容である。

アラファト イスラエルとの即時休戦の準備を進める

(ラマラ)パレスチナ大統領アラファトは、イスラエルとの休戦を
呼びかける準備を進めている、との声明を出した。彼は木曜夜の記
者会見で、いわゆるテネット計画の実施を完全に支持する、と語っ
た。この計画は米国中央情報局長官テネットが提案したもので、紛
争当事者の間に信頼感を回復する措置が取れるようになるまで、6
週間の期限で暴力行使をやめ、休戦を確実なものにする、というも
のである。

(カブール)国際支援組織は木曜日も、アフガニスタン北部の震災
地域へのテント、毛布、医薬品、食料、水の輸送を続けている。国
連報道官は震源近くのナフリンで、救援の努力は大急ぎで行なわれ
ている、と発表した。氷点下の気候の中、住まいを失った数万人が
戸外で3日目の夜を過ごした。木曜日午前中には余震がこの地域に
発生した。月、火、水の3日最大で震度6の地震が観測された。アフ
ガニスタン政府は2千人以上が死亡し、最大10万人が住居を失った、
と見ている。


3月29日(金)

イスラエル軍 ベイト ジャラ侵攻

(ラマラ)イスラエル軍は土曜早朝、パレスチナ側が管理する町西ヨルダンランド
のベイト ジャラに侵攻した。パレスチナ人目撃者の話では、銃撃戦は起っていな
い。イスラエルは全日、パレスチナ人の一連の攻撃に対する応答として、パレスチ
ナ大統領ヤセル アラファトのラマラの本部を襲った。軍はこの本部を戦車とミサ
イルで攻撃し、アラファトの事務所を機関銃で銃撃した。少なくとも70人のパレ
スチナ人が逮捕された。アラファトは防空壕の中にいて無事であった。ラマラでの
戦闘で、パレスチナ人5人とイスラエル人2人が死亡した。イスラエル首相アリエ
ル シャローンはアラファトをイスラエルの敵である、と宣言した。同閣議は約
2万人の予備兵の動員を決定した。

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米国 アラファト支持

(ワシントン)イスラエルがパレスチナ大統領アラファトに対する
攻撃を行なった後、国際社会は対立する両者に対し、冷静な行動を
取るよう強く求めた。米国とEUは最近のパレスチナ人による攻撃を
批判しつつも、アラファト支持を変えなかった。米国外相パウエル
は、近東紛争解決は彼が中心となる、と語った。また彼は、イスラ
エルに軍事行動を激化させた場合の結果について考えるよう求めた。
EUはイスラエルに対し、攻撃を中止し、ラマラから撤退するよう求
めた。アラブ世界はこの攻撃を強く批判した。一方ニュー ヨーク
では、近東情勢を話し合う国連安保理事会の特別会議が始まった。

トルコ アフガニスタン平和部隊の指揮権を引き継ぎの条件を提示

(アンカラ)トルコは基本的には、国際アフガニスタン平和部隊の
指揮を引き継ぐ準備を進めてはいるが、それにはいくつかの条件が
満たされねばならない、と同国国家安保委員会は発表した。NATO
唯一のイスラム国家であるトルコは、数ヶ月前から同じ方針を表明
している。この条件には、特に西側各国の財政面での大きな支援が
含まれている。ドイツが同部隊の指揮権引き継ぎを拒否したため、
トルコが唯一の候補国である。今のところ英国が指揮をとっている。

教皇 十字架の道参加中止

(ローマ)教皇ヨハネ パウロ2世は急性の病気のため、ローマで
行なわれる伝統の十字架の道行きの行進に参加することを断念した。
彼は見た目が弱々しくなっており、この儀式は座って見守った。多
数のドイツ人を含む信徒と観光客数十万人がこの儀式を訪れた。こ
れはコロッセオのところに舞台装置を構えて夜行なわれ、ローマの
復活祭の山場の1つであり、十字架にかけられるイエスの苦難の歩
みを想起させる儀式である。


3月30日(土)

アラファト 外部から完全に遮断

(ラマラ)イスラエル軍が自治区の都市ラマラに侵入して24時間経ち、パレスチ
ナ大統領ヤセル アラファトは完全に外部から孤立している。パレスチナ側の情報
によれば、携帯電話もつながらない状態で、彼はイスラエルがまだ占領していない
本部の2つの部屋におり、水も電気も食料もないとのことである。イスラエル兵は
ラマラにあるラジオ局「パレスチナの声」を占領した。
テル アヴィヴ中心部でまた自殺テロが起り、20人以上が負傷した。警察の情報
によれば、犯人は死亡した。

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国連決議 イスラエル軍撤退を要請

(ニュー ヨーク)国連安保理は全会一致で採択した決議の中で、
イスラエルがラマラおよびその他のパレスチナ人居住区から軍を即
時撤退させるよう求めた。その他、イスラエルとパレスチナはあら
ゆる暴力を即時中止するよう求めている。国連事務総長アナンは両
者に対し、交渉の席に戻り、2つの国が併存する状態を作り出す方
向に進むよう要請し、流血の事態は終わらせなければならない、と
語った。

ブッシュ イスラエルとパレスチナに訴え

(ワシントン)米大統領ブッシュはイスラエルに対し、和平への道
を見いだすよう強く求めた。また彼は、イスラエルが自らを防衛す
る必要性があると感じていることには、理解を示した。ブッシュは
パレスチナ大統領アラファトに、テロを抑える努力をするよう求め
た。ブッシュは、イスラエルがアラファトを無傷で解放することを
約束した、と強調した。

アンゴラ 停戦成立

(ルアンダ)アンゴラでは、反乱勢力アンゴラ全面独立民族同盟
UNITAと、政府軍幹部が停戦協定に署名した。州都ルエナで行な
われた式には、国連、米国、ロシア、以前植民地としていたポルト
ガルの代表が出席した、とポルトガル通信社が報じた。両者は27
年前から、地下資源が豊富な同国での権力をめぐって戦いを繰り広
げてきた。1975年にポルトガルから独立した直後から続く戦闘で
は、百万人が死亡した、とされている。反乱勢力の代表サヴィンビ
は、政府軍の兵士によって2月に殺害されていた。


3月31日(日)

ハイファ攻撃で死傷者

(エルサレム)イスラエルでは自殺テロが相次いで発生している。北イスラエルの
港町ハイファでは復活祭の日曜日また攻撃があり、少なくとも15名が死亡、30名
以上が怪我をした。イスラム急進派パレスチナ人組織ハマスが犯行声明を出した。
しばらく後、西ヨルダンランドのユダヤ人入植地でもパレスチナ人による自殺テロ
が発生し、7人の負傷者が発生した。一方イスラエル軍は西ヨルダンランドのカル
キリヤに進入した、との目撃情報がある。
イスラエル首相アリエル シャローンは、パレスチナ大統領ヤセル アラファトに
テロ攻撃の直接の責任があり、アラファトは平和な世界の敵であり、イスラエルに
対するテロを指揮している、とテレヴィ演説で国民に語った。

     その他のニュース

イスラエル軍 パレスチナ治安維持軍砲撃

(エルサレム)イスラエル軍は日曜夜、ラマラにあるパレスチナ治
安維持軍30人が滞在していた建物に砲撃した。パレスチナ側によれ
ば、多数の犠牲者が出た、とのことである。西ヨルダンランドのパ
レスチナ諜報部長ラジュブは、アラブのテレヴィ局「アル ジャジ
ーラ」で、全員が殺害された、と発表した。イスラエル側はなんら
態度表明をしていない。これより以前イスラエルは、ラマラを軍事
的に封鎖したと発表し、すべての報道関係者がこの町から退去する
ように指示していた。またパレスチナ自治当局に対し、ガザ地区の
すべての公共の建物をすぐに明け渡すようにとの命令も出した。イ
スラエルはラマラを金曜日から占領し続けており、大統領アラファ
トの本部を包囲している。

教皇 近東和平を訴える

(ローマ)教皇ヨハネ パウロ2世は、ヴァティカンの伝統的な復
活祭の礼拝で、近東の暴力を強く非難した。ローマの聖ペテロ広場
に集まった約10万人を前に彼は、国際社会が近東の流血の惨事をこ
れ以上何もせず見守るだけなのは許されない、と述べ、平和に対し
て宣戦布告がなされたようなものだ、とも語った。続けて81歳にな
り健康を害している彼は、62の言語でローマ内外の信徒に向け祝福
を与えた。ドイツの新旧両教会の司教、監督も、復活祭の説教で近
東情勢に関し憂慮を示した。

各地で平和運動

(フランクフルト アム マイン)復活祭恒例のドイツ平和運動の
行進が行われ、主催者は数万人が参加したと見ている。全国約50ヶ
所で、主としていわゆるテロとの戦いに対する抗議を行った。平和
運動は、国防軍に対し、米国が戦争を行っている地域から撤退する
よう求めた。ブランデンブルク州のフレッツドルフでは約5,000人
がデモを行い、国防軍による爆弾投下場の設置計画に反対した。月
曜日にはベルリン、フランクフルト アム マイン、ハンブルクで
締めくくりの集会が計画されている。


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