7月22日〜28日のドイツのニュース

7月22日(月)

ワールドコム破産 株式市場値下がり

(ニュー ヨーク)米国の電話会社ワールドコムは支払い不能に陥り、同国の歴史
上最大の企業破産となった。同時に同社は債権者保護を申請し、機構改革と資金投
入で、この危機を克服したい、と発表した。ワールドコムは1ヶ月前に決算書類の
改ざんで話題になった。同社の倒産で、世界各地の株式市場は値下がりした。ドイ
ツ株価指数は4%下落した。英国の株価指数FTSEはここ6年間で最低に落ち込んだ。
ダウ・ジョーンズ指数は一時300ポイント下落したが、その後持ち直した。

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EU ジンバブエに対する制裁を強化へ

(ブリュッセル)EUは人権侵害が続いているため、ジンバブエに
対する制裁を強化した。EU加盟国の外相は大統領ムガベ周辺の幹
部52人の旅行の自由を制限し、その海外預金を凍結した。この背
景には、ジンバブエでは飢饉が広がっているのに、ムガベが白人所
有の農場に対し耕作禁止を命じているためである。EU外相会議で
はその他に、ソマリアの再建、南アフリカの飢餓、近東紛争が話し
合われた。

イスラエル パレスチナに対する制裁を緩和

(エルサレム)イスラエルはパレスチナ人に対する制裁を再び緩和
した。2年前から凍結されていた総額約2千万オイロの税収を、パ
レスチナ政府は自由に使えることになる。イスラエルは総額約4億
2千万オイロを差し押さえている。その他東エルサレムにあるパレ
スチナのアル クズ大学の学長事務所が再開された。この事務所は
2週間前に閉鎖され、世界から怒りをかっていた。

アナン 新たな人権委員指名

(ニュー ヨーク)国連事務総長アナンはブラジルのデ メヨを国
連人権委員ロビンソンの後任に指名した。彼は53歳の外交官で、
最近では東ティモールでの国連の活動を指揮した。ロビンソンの5
年の任期は9月に終了する。国連総会は、火曜日にアナンのこの提
案を承認する見込みである。


7月23日(火)

パレスチナ イスラエル人居住区にミサイル攻撃

(ガザ市)武装パレスチナ人がガザ地区から、自ら製造したミサイル4機でイスラ
エル人居住区に攻撃を行なった。攻撃はスデロト市の外側から行なわれたが、大き
な被害は与えなかった、とイスラエル軍報道官は発表した。これは、月曜夜に行な
われた、戦闘機によるガザ市の住宅地へのミサイル攻撃に対する、パレスチナ人側
の初めての報復攻撃である。この攻撃では、15人の死者、約150人の負傷者が発
生した。急進派のハマスの部隊の指揮官サラハ シェハーデを狙った攻撃で、妻と
3人の子供とともに殺害された。
イスラエル首相アリエル シャローンは、市民から死者が出たことに哀悼の意を表
したものの、このときの攻撃は成功であったと評した。パレスチナ大統領ヤセル 
アラファトはこの攻撃を犯罪であると非難した。

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イスラエルの攻撃を各国が批判

(ベルリン、ワシントン)パレスチナ人が住むガザ市に対するイス
ラエル人の空爆を、世界各国が厳しく批判した。独外相フィッシャ
ーは、無実の犠牲者に対し深い哀悼の意を表した。またEU諸国同
様、連邦政府もこのような措置は認められない、これ以上暴力が激
化するのを阻止するためにあらゆる措置を講じる、と彼は強調した。
イスラエルは一般市民から犠牲者が出ることをわかっていてわざと
行なった、このような荒っぽい行動は和平には役立たない、と米国
政府は非難した。イスラエル軍の攻撃に対する非難は、国連事務総
長アナン、EU外務代表ソラナも行なった。

イスラエル オーストリアとの国交回復の方針

(フランクフルト アム マイン)イスラエルはオーストリアとの
外交関係を再開する方針である。首相シャローンはテレヴィ番組で、
外相ペレスに関係修復をするよう提案した、拒絶ではなく対話が正
しい道である、と語った。イスラエルは2000年2月に、右派国民
党が国民党と連立したことに抗議して、ウィーンから対しを召還し
ていた。

首相 ハルツ計画を迅速に実施する方針

(ベルリン)連邦政府は、ハルツ委員会の基本計画の提案に従い、
実施にむけて動き出す方針である。連邦首相シュレーダーは同委員
会との話し合いの後、党委員会と連立相手の緑の党の支持を得られ
るだろう、との見込を示した。フォルクスヴァーゲン社役員のハル
ツを委員長とするこの委員会は、労働市場の改革案を8月16日に提
案することにしている。その2日後、社会民主党党大会はこの改革
を実施に移すかどうかを決定することになっている。シュレーダー
は、すでに出されている中間報告を細かく評価することは拒否した
が、その方針は歓迎した。


7月24日(水)

胚細胞の培養技術の特許 取り消し

(ミュンヘン)ヨーロッパ特許庁は、問題になっていた胚性幹細胞培養の特許を取
り消した。エディンバラ大学の発明の保護は、道徳的理由から、与えられることは
ない、とミュンヘンにある同庁の異議取扱部は発表した。エディンバラ大学は
1999年に、幹細胞を特殊な方法で取りだし、培養する遺伝子技術の特許を取って
いた。この技術を使えば、遺伝子に変化を加えられた動物あるいは人間が生まれる
可能性がある。そのためドイツ、イタリア、オランダ政府はこの特許に異議を唱え
ていた。ドイツ法務相は、特許庁のこの新たな判断で胚細胞の商業利用の道は閉ざ
された、と発表した。

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首相 見習いの勤め先を増やすよう要求

(ノイス)連邦首相シュレーダーは産業界に対し、職業教育を受け
ている人の職場を増やすよう求めた。今年見習いの受け入れ先は
6%以上減少した。シュレーダーは社会民主党の選挙集会で、企業
は職業教育の責任を連邦と州に転嫁している、と警告した。連邦政
府は今後は専門技能を持つ人物を国外からつれてくるつもりだ、と
企業が考えているとすれば、それは大きな思い違いである、とも語
った。その他彼は、「ドイツ型福祉」の見直しを行なうよう求め、
夫婦共有財産、解雇からの保護、労使共同決定は以前から時代遅れ
と見られている、と語った。

株式市場 乱高下

(ニュー ヨーク、フランクフルト アム マイン)水曜の株価は
世界各国で乱高下した。当初値下がりしたニュー ヨークのダウ・
ジョーンズ指数は取引終了時には6.4%上昇した。これは1987年
10月以来もっとも激しい値上がり率である。この前ドイツ株価指
数は過去5年で最悪の値下がりをしたが、ウォール ストリートが
大混乱になる中、夕方には再び上昇に転じた。前日の終わり値と比
べて、DAXは3.3%上昇した。米国企業の一連の不正経理事件に対
応して、米国上下院は、不正経理及び文書の破棄に対する刑罰を強
化することで合意した。

ガザ市の空爆 死者19名に

(ニュー ヨーク)イスラエルがパレスチナ人の住むガザ市を空爆
したのを受け、国連安保理は近東問題に取り組む。アラブ諸国は、
イスラエルの軍事攻撃を非難するように提案した。月曜夜の攻撃の
死者は17人に増えた。パレスチナ人の医師によれば、破壊された住
居の瓦礫の中から子供2人の遺体が発見された。イスラエルの空爆
は、急進派ハマス運動の軍事面での指導者サラー シェハーデを狙
ったものであった。彼は家族とともに殺害された。世界各国がこの
軍事行動に対して厳しい非難をしているため、イスラエル国内では
対立が深まっている。


7月25日(木)

国防相 カブールへ

(ベルリン)新ドイツ国防大臣ペーター シュトゥルックは連邦議会で宣誓式を終
えすぐ、外国訪問に出発した。ウズベキスタンに一旦降りた後、金曜日にはアフガ
ニスタンに向かう。アフガニスタンでは彼は、国際アフガニスタン保護部隊に参加
しているドイツ軍の野営地で、兵士と話し合うことにしている。その他同部隊の指
揮官ヒルミ アキン ゾルルとも会談する。暫定政権の大統領ハミド カルザイ、
同政府国防大臣モハメド ファヒムとの会談も予定されている。出発を目にシュト
ゥルックは、長期的に見た場合、アフガニスタンには民主主義を根づかせるため外
国の軍隊の駐留が必要である、との意見を述べた。ドイツ国防軍の現在の1,100人
規模の派遣は年末まで行なわれる。

     その他のニュース

イスラエル パレスチナ急進派の報復を懸念

(エルサレム)ガザを爆撃して2日、イスラエルは木曜日急進派パ
レスチナ人による報復の可能性があるとして、準備を進めた。外相
ペレスは攻撃が激化する可能性があり、一般市民が攻撃を受けて大
きな代償を支払わなければならない恐れがある、と述べた。一方国
連安保理は、イスラエルの対処を非難する決議文で、意見を一致さ
せることができなかった。死者15人を出したこの空爆は同理事会で
激しく非難された。エジプト大統領ムバラクは、近東和平会談を阻
止しようとしているのはイスラエルである、と非難した。パリで彼
は、イスラエルが攻撃を続行しないように警告した。テル アヴィ
ヴでは在イスラエル米国大使カーツァーが、パレスチナ人居住区は、
人道上許されないような状態になっていると語った。

今年前半の税収 落ち込み

(ベルリン)連邦、州、地方自治体の上半期の税収は昨年と比べて、
平均で5.2%減少した。大蔵省の月例報告によれば、これは今年前半
の経済成長の不信を反映している。蔵相アイヒェルは、この数字か
ら、財政の安定化政策を続ける必要性が確認されただけでなく、減
税の余地はないと語った。キリスト教民主同盟の財政の専門家シュ
ペートは、連立与党に対し、税収が減っていることを理由に増税を
考えるべきではないと警告し、増税すれば国内の経済成長を損ない
かねない、と語った。同じようなことをドイツ工業団体連邦連合会
会長ロゴフスキーも語った。ドイツ都市会議は、営業税の連邦及び
州に割り振られる割合を減額するよう要請し、それによって地方自
治体の財政の状況を改善できる、としている。

決算報告粉飾問題対策

(ベルリン)決算報告をめぐる問題の対策として、政界各国の政治
家は金融市場に対する犯罪行為と戦う、と予告した。独蔵相アイヒ
ェルは、いわゆる事業内容説明責任を強化することで、EU蔵相は
合意した、と発表した。これにより、企業経営者は今後、株の上場
の時に公開する事業内相説明書で、投資者を欺いた場合には懲役が
科せられることになる。米国下院は、上院で討議された決算書の不
正記載に対する措置を強化する規則を承認した。大統領ブッシュが
この法律を8月の夏休みの前に発効させられるように、上院は金曜
日にこの法律を承認する予定である。


7月26日(金)

エーツデミーア(緑の党) 新たな疑惑で辞任

(ベルリン)連邦国防大臣ルドルフ シャルピングの解任から1週間、社会民主党
と緑の党の連立政権はまた打撃を受けた。緑の党の連邦議会議員で内務問題公報の
ツェム エーツデミーアは、政界からの引退を発表した。彼は公報の職を退き、次
回の連邦議会選挙には立候補しない、と予告した。彼は最近、広告代理店モーリッ
ツ フンツィンガーから約4万オイロの貸付をかなり有利な利率で受けていたこと
を認めた。その他彼は、私的に飛行機のを利用する際に、公務で獲得したいわゆる
ボーナスポイントを使用した、と非難されている。トルコ系の緑の党所属の政治家
である彼は、特に移民および融和政策に精力的に取り組んできた。彼は1981年か
ら緑の党に所属し、同党の希望の星と目されていた。

     その他のニュース

国防相 カブール派兵の延長に賛成

(カブール)連邦国防相シュトゥルックは、国防軍のアフガニスタ
ン派遣の期間再延長に賛成した。ドイツ軍を含め兵士が国際保護部
隊から撤退すると、始まったばかりのアフガニスタンの情勢の安定
化が破壊されてしまうので、連邦議会は12月中旬までの派兵期間を
延長する可能性がある、とカブール訪問中の彼は語った。ただし彼
はどれぐらいの期間派兵を延長しなければならないと考えているか
については、語ろうとしなかった。また大統領カルザイとの会談で
は、彼はドイツは部隊の指揮権を引き継ぐ可能性がある、と語った。

パレスチナ人 イスラエル人4人を殺害

(ヘブロン)急進派パレスチナ人アル アクサ旅団が、西ヨルダン
ランドのヘブロン近くで2回の攻撃を行ない、合わせて4人のイス
ラエル人入植者を射殺した、とイスラエル軍は発表した。それによ
れば、犠牲者は車で通りがかかるのを待ち伏せされた人たちである。
その他3人のイスラエル人が負傷した、とのことである。その前に
は、軍の部隊が3ヶ月ぶりで再びガザ市に侵入した。兵士は、ミサ
イルと手榴弾が製造されているとされる建物を破壊した。イスラム
急進派のハマス組織は、イスラエルの爆撃で死亡した急進派の指導
者ザラハ シェハーデの後継者を見つけたと発表した。ただしその
名前は公表されていない。一方イスラエルは、経済状態を改善する
ため、4,100人のパレスチナ人に労働許可を出した。

EU 国家財政の赤字を理由にポルトガルに処置を要求

(ブリュッセル)国家財政の赤字があまりに巨額に上ることを理由
として、高額の罰金が初めてEU加盟国に課される。昨年、国内総生
産の4.1%にあたる新たな負債をポルトガルが認めたため、 EUは同
国に対しこの措置をとる。同国は3%で合意した安定条約の規定を
明らかに超えている、とEU大蔵委員ソルベスは語った。ポルトガ
ル政府は緊急に防止策を取ると約束した。一方ドイツ大蔵省は、ド
イツには赤字が多いことを理由とする同じ罰金を科される可能性は
ない、と発表した。


7月27日(土)

ウクライナの航空ショーで死者78人以上

(キエフ)西ウクライナの町リヴォフで開かれた航空ショーで戦闘爆撃機が墜落し、
当局の発表では、78人以上の死者、110人以上の負傷者が発生した。これは航空
ショーで起きた最大の事故である。1988年にプファルツ地方のラムシュタインで
は同じような事故が起こり、70人が死亡した。ウクライナ軍の情報では、この事
故は戦闘機が降下中に横に回転を行なおうとして、その際操縦士が機体を制御でき
なくなったために起きたものである。この戦闘機は左翼を地面と接触させ、その後
爆発した。連邦首相ゲアハルト シュレーダーはウクライナ大統領レオニド クチ
マに哀悼の意を表した。ロシア大統領ウラジミール プーチンも、この事故に深い
哀悼の意を表した。

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米国とEU カシミール紛争を仲裁

(ニュー デリー)米国外相パウエルはインドを訪問し、5年間に
渡り隣国パキスタンとくすぶり続けているカシミール紛争の仲裁を
行なう。パウエルがこの10ヶ月でインドを訪問するのは3度目であ
る。彼は首相ヴァジパイと会談をした後、イスラマバードでパキス
タンの軍事権力者ムシャラフと会談する予定である。この前すでに、
EUの外務代表ソラナはムシャラフと会談をした。EUも、両核保有
国が戦闘寸前まで悪化したカシミール紛争の仲裁の努力を行なって
いる。

イスラエル外相 首相を批判

(ハンブルク、ニュー ヨーク)イスラエル外相ペレスは、同国首
相シャローンのパレスチナ政策に対する激しい批判を行なった。雑
誌のインタヴューで、シャローンは近東和平の交渉相手として適当
かどうか、疑わしいと語った。一般市民から14人の死者を出した
ガザ市でのハマス指導者に対する爆弾攻撃は、ひどい失敗であった、
と彼は語っている。ただし連立政権は今後も維持する、とも語った。
一方米国は、国連安保理での近東決議に賛成するための条件を挙げ
た。米国大使ネグロポンテはまず、パレスチナ人急進派のテロ行為
を弾劾することが必要であると語り、政治的に解決するために、紛
争両当事者に呼びかけを行なった。

南アメリカ首脳会談 経済協力で合意

(キトー)エクアドルで開かれている第2回南アメリカ首脳会談の
終わりで、参加10カ国首脳は経済協力を強めることで合意した。
採択された声明では、その目標は南米全ての国の連合である、と謳
われている。南米の2大経済共同体、自由貿易地域メルコスールと
アンデス共同市場CANの考え方を急いで接近させることが求められ
ている。メルコスールにはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、
ウルグアイが加盟し、チリ、ボリヴィアが準加盟国である。アンデ
ス共同市場には、ヴェネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、
ボリヴィアが加わっている。


7月28日(日)

モスクワで飛行機墜落 少なくとも14名死亡

(モスクワ)ロシアの大型飛行機IL86型機が、モスクワを離陸直後に墜落し、乗
員16人のうち少なくとも14人が死亡した。乗っていたのは全て乗務員であった。
サンクト ペテルスブルクのプルコヴォ社のイリューシン機は、黒海岸のソチから
モスクワに飛んできており、乗務員だけを乗せて本拠地に帰る予定であった。シェ
レメチェヴォ第1空港を離陸した直後、近くの森に墜落した。生存者数については
矛盾した情報がある。警察は、2人が救出されたと発表した。警察幹部の1人は、
うち1人はその後死亡した、と語った。病院は、今なお2人の手当てを行なってい
る、と発表した。

     その他のニュース

ウクライナ空軍の現状を批判

(キエフ)ウクライナの航空ショーでのかつてない惨事は、公式発
表によれば少なくとも83人の生命を犠牲にした。西ウクライナの
都市リヴィフでのこの事故は、スホイ型戦闘爆撃機Su27が、観衆
の中に突っ込んだもので、犠牲者には、子供19人も含まれている。
一方、ロシアの飛行機製造業者スホイは、ウクライナ空軍の状況を
激しく批判した。ウクライナ大統領クチマは、月曜日を国家による
追悼の日とした。その他、彼は空軍の司令官を解任した。

ベルテルスマン社の幹部 緊急交代

(ギュタースロー)ベルテルスマン社の役員会会長ミッデルホフは
辞任し、同社を去る。辞任の理由は会長と監査役回が、巨大マスコ
ミ産業である同社の今後の戦略をめぐって意見が対立したことであ
る、と同社は発表した。後任には役員のティーレンが就任する。新
聞報道によれば、ミッデルホフはドイツ電信電話株式会社の新会長
に就任する。ベルテルスマンも電信電話会社もこれについて論評を
避けている。

フンツィンガー疑惑で 政治家告発

(ベルリン)広告代理店モーリッツ フンツィンガーの巨額の支払
いに関連し、元国防相シャルピングだけではなく、緑の党のエーツ
デミーアも訴えられる可能性が出てきた。新聞報道によれば、ベル
リン検察は、両者に対する私人からの告発を受けた。連邦議会執行
部は、フンツィンガー社による支払いがあった後、連邦議会議員の
副業はより厳密に調査されている、との新聞報道を否定した。一方、
社会民主党新会派長シュティーグラーは、国会議員の収支を完全に
公開するのを拒否した。


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