7月7日〜7月13日のドイツのニュース



7月7日(月)

CDU幹部 全員一致で減税の早期実施に賛成

(ベルリン)税金政策に関して党内が対立する中、キリスト教民主同盟は、連邦政
府と同じ方針を取るべく努力している。同党首アンゲラ メルケルは幹部会後、連
邦首相ゲアハルト シュレーダーに、計画中の減税案に、資金をどのように捻出す
るか詳細を示した法案をすぐに提出するよう求めた。政府が法案を公表してから、
同党は決定を下さなければならない、財源がきちんと確保されるのであれば、税制
改革の早期実施を支持することを、同党幹部会は全会一致で決定した、とも述べ
た。ヘッセン州首相ローランド コッホは、現在の経済の情勢から見て、減税には
反対していたが、現在政府側から動きだす番であるのははっきりしている、と述べ
た。

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金属産業労組の権力争い 激しさを増す

(フランクフルト アム マイン)金属産業労組の権力争いに決着
をつける時期が間近に迫っているが、同労組会長ツヴィッケルと次
期会長ペータースの対立点が明らかになった。ドイツ東部で行なわ
れたが失敗に終わったストライキの責任に関して、火曜日に最終幹
部会が開かれるのを前にして、ツヴィッケルは自分の代理人が、ス
トの影響力に関して幹部会を欺いたことを改めて非難した。一方ペ
ータースは、根拠のない仮定の話で幹部会の結束を失わせた、と非
難した。また彼は、ツヴィッケルの非難は名誉をけがすもので、間
違いであることを証明できるし、すべての参加者には週35時間労
働制を東部に導入することを求めて失敗に終わったストライキの間
中、十分に情報を与えていた、とも述べた。

CIA サッダーム フセインの録音は本物との見解

(ワシントン)アラブ系テレヴィ局アル ジャジーラが、イラクの
失脚した権力者サッダーム フセインの声の録音を金曜放送した
が、この録音は本物である可能性が極めて高い、と米国秘密調査機
関CIAが結論づけた。録音の品質が悪いため、録音の精確な期日に
ついては断定できない、とも発表した。高官によれば、6月中旬に
録音したと推定できる、とのことである。この録音では、占領軍に
対する抵抗を呼びかけている。イラクでは24時間でさらに3人の米
兵が殺害された。2台の軍用トラックが攻撃を受け、2人が死亡し
た。さらにバグダッド大学では、飲み物を買おうとした米兵1人が
至近距離から発砲され死亡した、と当局は発表した。

バグダッド市議会開会

(バグダッド)米国文民行政官ブレーマーが出席して、バグダッド
新市議会が結成された。イラン人だけからなるこの協議会の議員は
37人で、うち6人が女性である。市議会は当面、地域の公共事業の
実施や、公共の治安改善などで、助言を行なう役割を持つ。ブレー
マーは開会会議の中で、サッダーム フセイン体制が崩壊して3カ
月、今日はバグダッドに民主的な体制が再建された日として記念さ
れる、と述べた。




7月8日(火)

失業率 若干の改善も高い水準

(ニュルンベルク)景気が悪いため、ドイツの労働市場はあいかわらず上向きにな
らない。6月の失業者数は8万5千人減少し、425万7千人となったが、例年以上に
減少しているのは、主として統計の取り方を新たなものにしたためである、と連邦
労働施設は発表した。失業者に就職先を斡旋する方法を改善したのも徐々に力を発
揮している、と同施設長フローリアン ゲルスターは発表した。昨年の6月と比べ
た場合、失業者数は30万3千人増加した。失業率は現在10.2%である。
にもかかわらず産業大臣ヴォルフガング クレメントは、全体としてよい方向に進
んでいるが、残念ながらそれが大きな流れとはなっていない、と述べた。キリスト
教民主同盟のラオレンツ マイアーは、政府が失業対策をほとんどとっていないた
めだ、と責任を追及した。

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金属労組幹部 首脳部の危機解決に努力

(フランクフルト アム マイン)金属産業労組の2つの勢力の対
立は、和解せず続いている。勢力争いを仲裁するため、一日中会議
を行なったが、行き詰まりを打開する道は見つかっていない。会議
の前には労組会長ツヴィッケルは、東部でのスト失敗の人事面での
責任を明らかにするよう改めて求め、これは会長代理ペータースだ
けを指しているのではない、と述べた。ツヴィッケルはスト失敗
後、ペータースが後継会長になることを絶対阻止する方針である。
通信社の報道によれば、労組の特別会議を早期に実施して、対立の
解消を検討している。

ユダヤ人中央評議会副会長 略式命令を受け入れ辞任

(フランクフルト アム マイン)ドイツユダヤ人中央評議会副会
長フリードマンは、コカイン保持による略式命令を受け入れ、責任
をとってすべての公職を辞任した。フランクフルト アム マイン
での記者会見で彼は、もう一度機会を与えてくれるように求めた。
弁護士事務所とテレヴィの司会者の私室の捜査で、数週間前にコカ
インを含む小袋3つが押収されていた。彼に対する略式命令は
17,400オイロであった。これにより彼には前科がつくことになる。
同評議会会長シュピーゲルは、この麻薬事件は人間の悲劇である、
と述べた。

パレスチナ人内部での危機が和平計画の実現を危うくしている

(ラマラ)西ヨルダンランドでの自殺攻撃事件で、パレスチナ首脳
部の対立が、近東和平計画の実施をあやういものにしている。パレ
スチナ首相アッバスは、大統領アラファトのファタハ運動の中央委
員会を辞任する届けを提出した。同委員会は全員一致でこの辞任届
の受理を拒否した。、と委員の1人は述べた。パレスチナ人筋の情
報では、ファタハ運動がアッバスのイスラエルとの交渉戦術に反対
している、とのことである。水曜日に予定されているイスラエル首
相シャローンとの会談を、アッバスは技術的な理由から延期した。
イスラエル外相シャロームは、攻撃を受けてはいるが、アッバスと
意見が一致している和平計画を続行するべくあらゆることを行う、
と述べた。




7月9日(水)

首相 イタリア休暇を中止

(ベルリン)イタリアの大臣がドイツ人観光客を非難したことを受け、ドイツ首相
ゲアハルト シュレーダーはイタリアでの休暇を取りやめた。首相は家族とともに
ハノーファーに滞在することにする、と正式に発表された。イタリア観光大臣ステ
ファノ ステファニは党の新聞の中で、超愛国主義的な金髪の者たちが、夏にイタ
リアの海岸に騒音をまきちらしながら、と述べていた。謝罪をするか辞任をするよ
うに求める声が繰り返し出ていたが、彼はこれを拒否していた。

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グリーンカード 2005年まで延長

(ベルリン)外国人のコンピューター専門家は今後も、よりゆるい
条件のもとでドイツでの労働を認める許可を得ることができる。閣
議は、3年前に成立した労働許可の権利を2004年末まで延長した。
政府によれば、これにより今までに14,500を越える労働許可が出
されている。労働許可はもともとは新移民法の発効により、廃止さ
れることになっていたが、今までのところこれは各州との間で合意
に達していない。

ツヴィッケル「金属産業労組の危機解消は10月以降」

(フランクフルト アム マイン)金属産業労組会長ツヴィッケル
は、同労組の人事面での権力争いに決着がつくのは10月の労組会
議でになる、との見通しを語った。副会長ペータースと対立する中、
ツヴィッケルは指導力が弱いと非難を受けているが、これを否定し
た。彼はテレヴィのインタヴューで、先の失敗に終わった幹部によ
る会議で、全員の辞任を提案して、行き詰まりの状況を乗り切ろう
としたが、ペータースがそれに乗り気でなかった、と述べた。ペー
タースは10月の労組会議まで現在の職にとどまり、この会議でツ
ヴィッケルの後任に選出されることを望んでいる。

シュトルック アフガニスタン派兵を延長する方針

(ベルリン)国防相シュトルックは、国防軍のアフガニスタン派遣
を延長する方針である。国連が国際和平部隊の委託を解除してか
ら、ドイツ兵は撤退することになる、つまり連邦政府は12月に期
限が切れる連邦議会の委託を少なくとも1年間延長することになる、
と新聞で彼は述べた。ただし国防軍がアフガニスタンに永続的にと
どまることはなく、ドイツの派兵の主な理由は、テロ組織の本拠地
にはならない国を再建することである、とも述べた。




7月10日(木)

EU集会 憲法草案に署名

16カ月にわたり、時には激しい議論を行ないながら、EU集会の憲法の草案が完成
した。EU加盟諸国の代表105人がブルッセルで数百枚にわたる草案に署名した。
集会の議長ヴァレリー ジスカール デスタンは、加盟諸国に対して、この草案の
成立を今後は危うくしないように、と訴えた。この憲法は加盟25カ国すべてが批
准した後に発効することになっている。この集会に参加していたドイツ外務大臣ヨ
シュカ フィッシャーは、25カ国の加盟国がより行動力と、透明性を増やす基盤
となる歴史的な妥協案である、と述べた。

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ブッシュ イラクに対する方針を堅持

イラクにいる米軍に対し攻撃が数多く行なわれているが、米大統領
ブッシュは厳しい措置をとる意志を確認した。同国政府はイラクで
は安全面での問題を抱えている、とアフリカのボツワナ訪問中のブ
ッシュは述べた。イラクの人々が、自由とそれから生じる責任に慣
れるにはさらに時間が必要である、とも述べた。これより前、イラ
ク占領部隊に対する攻撃があり、米兵3人が死亡した。米国防省に
よれば、3月20日のイラク戦争開始後、今までに210人の米兵が死
亡し、うち78人は5月上旬の戦争終了後に死亡した。

アナン アフリカ各国首脳に対しより大きな協力を求める

モザンビークで開かれているアフリカ連合の首脳会議の冒頭で、国
連事務総長アナンはアフリカ各国の首脳に対し、この大陸で起きて
いる武力紛争に対し責任をとるよう求めた。国連は特別使節を任命
し、交渉を行なうよう要求したり、和平部隊に巨額のお金を支出す
ることはできるが、アフリカが解決する政治的な意志を持たなけれ
ば、紛争は解決しない、とマプトで彼は述べた。この首脳会議で
は、武力紛争の他、免疫力が低下する病気エイズとの戦いが中心に
取り上げられる。アナンは、エイズはアフリカにとって最大の脅威
である、との判断を述べた。エイズ問題は米大統領ブッシュとボツ
ワナ大統領モガエとの会談でも話しあわれた。ボツワナは、ブッシ
ュのアフリカ訪問で3番目に訪れた国である。

ペータース 人事問題の議論を早く終えるよう要求

ドイツ東部でのスト敗北後、金属産業労組副会長ペータースは、人
事に関する議論を終えるよう求めた。できるだけ早く団結を取り戻
さなければならない、とツヴィッカオのフォルクスヴァーゲン社の
事業所集会で述べた。また彼は、辞任することはない、と再び述べ
た。同労組会長ツヴィッケルと、一般組合員の一部は、ペータース
にスト失敗の責任があるとしている。またペータースは、同労組の
組合員が大幅に減少していることを認めたが、これはストライキ失
敗とは関係がない、と述べた。約260万人加盟の同労組からは、今
年の始めから、約5万人が脱退している。これより前、主要な政治
家数人とドイツ労働組合連合は、この危機を速やかに決着させるよ
う要請していた。




7月11日(金)

首相 イラク派兵の前提条件を呈示

(ベルリン)米国の政治家からNATOと国連がイラク派兵に協力するように求める
声が強まっている中、連邦首相ゲアハルト シュレーダーは、ドイツがこれを支援
するための前提条件を呈示した。彼はテレヴィ番組のインタヴューの中で、ドイツ
政府はドイツ軍をイラクに派遣する可能性がないと見ていることを、米国政府に説
明したと述べた。派兵を議論するのは、国連の要求ないしはイラク政府からの要請
があってからであるし、国連の委託も必要である、とも述べた。シュレーダーは、
国防軍がアフガニスタンとバルカン半島に派遣されていることを理由に、限定的な
ものであっても、派兵を行なう可能性を否定した。

     その他のニュース

ブッシュ CIAに責任を転嫁

(エンテベ)米大統領ブッシュは、イラクの核兵器計画に関し誤っ
た情報を集めた責任は、秘密情報機関CIAにある、とした。国情に
関する彼の演説は、CIAからまず報告を受け、一般に公表したもの
である、と訪問中のウガンダで発表した。1月に行なったこの演説
で彼は、イラクは核兵器製造のためにナイジェリアからウランを購
入しようとしていると述べ、その際、英国の秘密情報局の情報を否
定していた。米大統領府は、今週始め、この文書が偽造されたもの
であることを認めていた。米英は、対イラク戦開戦の論拠を持つた
め、大量殺戮兵器に関する情報を誇張した、との非難が浴びせられ
ている。

ブッシュ エイズとの戦いでウガンダが挙げた成果を賞賛

(エンテベ)ウガンダ訪問中の米大統領ブッシュは、エイズとの戦
いで同国が挙げた成果を賞賛した。エイズ感染率をどれほど大きく
下げられたかを世界に示した、とブッシュはウガンダ大統領ムゼヴ
ェニに述べた。過去10年でウガンダのHIV感染者数は3分の2以上
減少した。政府は、節度のある性行為、貞操、コンドームの使用を
訴えた。90年台初めには、ウガンダ人2,400万人の18%がエイズ
に感染していたが、今日では約5%の百万人になっている。

米国 鉄鋼関税問題で敗北

(ブリュッセル)昨年米国が課した鉄鋼輸入に対する保護関税は、
妥当な貿易規則に違反している、世界貿易機構WHOは決定を下し
た。EU委員会によれば、米国は5日以内に保護措置を撤回するか、
控訴しなければならない。さもなければ、EU側も米国に対して制
裁措置を課す方針である。EUはその他の7カ国とともに、米国の保
護関税に反対する訴えを起こしていた。




7月12日(土)

CIA 責任を認める

(ワシントン)米国秘密情報機関CIAは、米国大統領ジョージ W. ブッシュがイラ
クの核兵器計画に関して誤った発言を行なった責任を認めた。CIAは国の情勢に関
する大統領の報告の中の該当する一節が正しいと認め、過ちを犯した、と同長官ジ
ョージ テネットは述べた。ブッシュは議会で英国の秘密情報機関の情報に関連し
て、イラクはアフリカで核兵器計画に向けてウランを購入しようとした、と述べて
いた。ブッシュは、この問題は既に解決済みで、テネットに対する信頼は揺るいで
いない、と述べた。

     その他のニュース

イラク警察 ファルジャの支配権を引き継ぐ

(バグダッド)米軍は、暴動が続くファルジャの安全と秩序確保の
責任を、イラク警察にゆだねた、との情報がある。米軍に対する攻
撃が増加しているため、米国が任命した市長と現地の安全部隊は、
これを要請していた。日曜日には米軍側が審議会を初めて招集し、
暫定政権にいくつかの業務を委託することにしている。この審議会
にはさまざまな民族および宗教組織の代表が出席する。米軍はこの
審議会に、大臣や外交官を任命し、予算を決定する権限など、行政
に関する前権威靴かをゆだねる方針である。これはサッダーム フ
セイン失脚後初めて国民が参加する委員会である。

ブッシュ アフリカ訪問を終了

(アブジャ)米大統領ブッシュは、5日間にわたるアフリカ訪問の
最後に、免疫の病気であるエイズとの戦いを行なう意志を、米国政
府が持っていることを強調した。米議会は素早く行動し、エイズ対
策5年計画を完全に実施しなければならない、とナイジェリアの首
都アブジャ訪問中に、定例のラジオ演説で述べた。アフリカは、エ
イズと闘う意志をもっているが、そのための財源を必要としてい
る、とも述べた。その他アフリカで最大の人口を抱えるナイジェリ
アでは、米国がナイジェリア産の石油に強い関心を持っていること
が話しあわれた。

アフリカ首脳会談 明確な成果なく終了

(マプト)アフリカ連合の首脳会談は、明確な成果を出せずに終了
した。40カ国強の各国首脳はモザンビークの首都マプトで4日間に
わたって、貧困および飢餓との戦いやエイズを中心にして話し合い
を行なった。会議の途中で、西アフリカ諸国経済共同体ECOWAS
の平和部隊を、内戦が続くリベリアに派遣する、と予告された。ア
フリカ連合評議会議長から退く南ア大統領ムベキは、同連合の目標
を実現する上で必要な前進が見られなかったことが残念だ、と述べ
た。彼は参加者の前で、各地域ごとに和平および安全保障の評議会
を設置するよう望んでいた、と述べていた。




7月13日(日)

イラク政権協議会 バグダッドで初めての会合

(バグダッド)サッダーム フセインが失脚してから初めて、イラクの自主的政権
協議会が組織された。同協議会は選挙の地盤を作ることになっている。同協議会の
25人はイラクの宗教的、民族的多様性を反映して選ばれており、結成後初めての
会合で、4月9日を祭日と定めた。これはバグダッドに米軍が進入した日である。
米国文民行政官ポール ブレーマーは、「歴史的な瞬間」である、と呼んだ。
第1会の会合後発表された声明では、同協議会は、経済の活性化のほか、同国の安
全を回復する義務を負う、と述べられている。同協議会は、今後1年間政府の業務
を引き継ぎ、大臣を任命し、憲法制定委員会を招集することになっている。またブ
レーマーは拒否権を持っているが、慎重に行使する方針である。

     その他のニュース

在イラク米軍 潜伏中の戦闘員一掃作戦を開始

(バグダッド)米軍は、イラク中央部にいて、抵抗を続けている残
党を掃討する作戦を開始した、と中央司令部は発表した。失脚した
サッダーム フセインの指導部周辺の兵力に対し、予防的な攻撃を
行なうことにしている。この作戦は既に土曜日に始まっている。一
方アル カイダと自称する組織が、放送局エル アラビアから流し
た録音で、数日後には激しい攻撃を米国に対して行なう、と威嚇し
ている。この組織はイラクの米軍に対する攻撃を行なった、ともし
ている。

ブリックス ブレアを批判

(ロンドン)元国連武器査察団長ブリックスは、英首相ブレアは、
サッダーム フセインが保有する武器に関して呈示されていた情報
を誇張した、と非難した。英国の新聞でブリックスは、サッダーム
は45分以内に大量殺戮兵器で攻撃を加える能力がある、と主張した
ことに関してとくに強く批判し、どのように計算してこの時間が出
たのかわからない、と述べた。一方ブレアは初めて一部からの辞任
要求に直面している。あるインタヴューでブレア政権の元開発大臣
ショートは、事態がさらに悪化する前に決断すべきだ、と述べた。
労働党の議員ドノエは、大量殺戮兵器が早期に発見されなければ、
ブレアの立場は支持できなくなる、と述べた。

NATO先遣部隊 アフガニスタン到着

(カブール)国際平和部隊の司令部を受け入れる準備のため、
NATO先遣部隊がカブールに到着した。彼らはケルンからアフガニ
スタン入りした。ドイツの同平和部隊の報道官レベリングは、今か
ら8月11日の司令部受け入れまで、週2回の予定で定期的にNATO
兵士はカブールに到着する、と述べた。NATOは4月に、国連の委
託を受けアフガニスタン国際平和部隊の指揮を引き継ぐとの決定を
下していた。6月上旬にドイツ兵4人が死亡したカブールの自殺攻
撃事件への対応として、国防軍は装甲車をカブールに追加派遣し
た。国防省は、これを報じた雑誌の記事を認めた。



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