11月28日〜12月4日のドイツのニュース



11月28日(月)

世界気候会議がモントリオールで開幕

(モントリオール)気候の変動から生じる影響に緊急の警告を発して、世界気候会
議がカナダのモントリオールで始まった。今後10日間かけて最大1万人の参加者
が、2012年以降の気候の安定に向けてどのように対処するかを話し合う方針であ
る。いわゆる1997年の京都議定書の中では、工業国は温室効果ガスの排出を
2012年までに少なくとも5%削減することが義務づけられていた。専門家は温室効
果が世界全体の温暖化の原因であり、その効果は今なお過小評価されている、と見
ている。ドイツ環境大臣ズィークマル ガブリエルは、極端な気象状況がひんぱん
に発生し、気象地域全体の位置がずれていることが、経済および社会的に壊滅的な
影響を与える可能性があることをもはや見過ごすことはできない、と述べた。

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EU・地中海首脳会談はテロを全会一致で非難

(バルセロナ)EU加盟国ははじめて、地中海沿岸の北アフリカと
近東諸国とともに、国際テロに反対する共同声明で合意した。その
中で各国は、あらゆる種類のテロを非難し、テロは決して正当化で
きない、と述べた。この声明を出すにあたって、最後まで激しい議
論が行なわれた。アラブ諸国の代表はこの声明の中で、占領勢力に
対する暴力を用いた抵抗は正当である、と明確に記す方針であっ
た。

フラティニはCIAの疑惑で責任を取るように迫る

(ベルリン)EU法務委員フラティニは、東ヨーロッパ諸国に、米
国の秘密刑務所に場所を提供していた場合には、その責任を取るよ
うに迫った。ベルリンで開かれた国際治安維持会議でフラティニ
は、これが真実であった場合には関係国のEU閣僚理事会での投票
権を剥奪する可能性がある、とも述べた。秘密情報部CIAは事情聴
取するために、ヨーロッパに空港を経由して容疑者を秘密監獄に連
れていったと報じられているが、フラティニはこの報道に関して
EUは米国からの態度表明を得ていない、とも発表した。

サッダーム フセインに対する裁判はふたたび延期

(バグダード)イラクの元独裁者サッダーム フセインとその他7
人の容疑者に対する裁判は、12月5日まで延期された。主席裁判官
はその理由として、弁護士が足りなくなったためもう一度延期せざ
るを得なくなった、と述べた。弁護士2人が射殺され、もう1人が
裁判に出席しなかった。被告は1982年の大量虐殺の責任を問われ
ている。




11月29日(火)

イラクでドイツ人が初めて誘拐される

(バグダード、ベルリン)イラクで初めてドイツ人女性が誘拐された。43歳の考
古学者ズザネ オストホフとその運転手が、金曜日に何者かの手に落ちた。連邦首
相アンゲラ メルケルは、この誘拐を極めて厳しく非難し、愉快犯に人質を解放す
るように要求した。連邦政府がイラク政府にたいする協力を中止しない場合には、
人質を殺害する、との犯人側は脅迫しているとの情報については、メルケルは言及
しなかった。外務省は緊急対策班を設置した。

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イラクではその他にも外国人が誘拐される

(バグダード)ドイツ人考古学者とその運転手の他にも、イラクで
は4人のイラン人巡礼者、4人の西側の平和活動家が誘拐された。
イランのシーア派の巡礼者は首都バグダードの北にあるバラード
で、何者かの人質となった。また平和活動家は、カナダ人2人と英
国人1人、米国人1人で、キリスト者調停者団の一員としてイラク
で活動していた。彼らは既に土曜日に誘拐されていた、と同組織は
発表した。アラブ系の放送局アル ジャジーラは、4人の活動家の
写ったヴィデオを放送した。

ライスはCIAの秘密飛行を解明すると約束

(ワシントン)米国外相ライスは、ドイツ新外相シュタインマイア
ーにCIAがヨーロッパの空港を経由して、逮捕者を秘密裡に輸送し
た事件の解明を行なう、と約束した。ライスと会談した後にシュタ
インマイアーは、米国政府の情報は早急に伝えらる、またライスは
会談中、ヨーロッパの一般大衆の不安に理解を示した、と述べた。
新聞報道によれば、米国は東ヨーロッパの複数の国に、テロの容疑
者を収容する秘密監獄を持っている、とのことである。

フランス国会は反テロ法を可決

(パリ)フランス国民議会は反テロ法をより厳しくすることに賛成
した。市民の多数は、内相サルコジのこの提案に賛成した。野党社
会党は棄権した。反テロの新法は、ヨーロッパでもっとも厳しいも
ので、とくにテロ容疑者を警察がより長期にわたって拘束し、裁判
を受けたテロリストがより厳しい刑罰を課すことが可能になった。
ヴィデオによる監視は、7月のロンドン攻撃の際に事件解明に重要
な助けになったことをうけ、大幅に拡大されることになった。12
月中旬に上院がこの法律を可決すれば、年末にはこの法律は発効す
る可能性がある。




11月30日(水)

メルケルは外国人融和を主要課題と受け止める

(ベルリン)連邦首相アンゲラ メルケルは、ドイツを再び経済面でヨーロッパの
頂点に導く方針である。彼女が初めて出した政府声明の中で、変化を起こす勇気を
持つように、と呼びかけた。既に始まっている労働市場および社会福祉の改革は続
行しなければならないし、国家の負債はへらさなければならない、すべての社会組
織は、この改革の計画に参加すべきである、とも述べた。また彼女は外国人の融合
を、鍵を握る課題である、と述べた。彼女はイスラーム勢力との対話を行ない、そ
のなかで相違を明らかにしたい、と述べた。EU内部に関しては、ドイツは今後特
にEU加盟の小国の意向を仲介する役割を果たしたい、と述べた。その他彼女は、
米国との関係を信頼できる関係にしたいとも語った。そのほかロシアとの戦略的協
力関係を発展させなければならない、と述べた。

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メルケルは野党から厳しい批判を受ける

(ベルリン)連邦首相メルケルの最初の政府声明は、野党の中に批
判的な論調を引き起こした。緑の党会派長クーンは、メルケルは政
治的予定をあまり示しておらず、それもその方向がはっきりしてい
ない、と非難した。自由民主党党首ヴェスターヴェレは連立政権の
措置は、最低限度の最大公約数的なものであって、世界経済が地球
規模化していく時代にあってはあまりに小規模である、と批判し
た。左派党の会派長ギーズィは、新政府は、付加価値税の増税のた
め、財政政策で間違いを犯している、と非難した。これに対して社
会民主党会派長シュトルックとキリスト教民主、社会同盟の会派長
カオダーは、4年間の任期を越えて大連立内部の協力を続けていく
ことに賛成である、と述べた。

連邦政府は誘拐事件で断固たる対策をとる

(ベルリン)イラクでドイツ人支援活動家が誘拐された事件で、連
邦首相メルケルは断固たる措置を取る。ドイツ連邦政府は、屈する
ことはない、と連邦議会で発表した声明の中で述べた。国際テロ組
織との戦いでは手を引くことは許されない、とも語った。全政党の
演説者も、43歳のオストホフと彼女のイラク人運転手の誘拐事件
を非難した。彼らの行方は全く不明である。メルケルの発言によれ
ば、この犯行の同期と背景はまだ解っていないが、すべての努力は
人質の解放を勝ち取ることに向けられている。

ペレスはイスラエル労働党から離党宣言

(テル アヴィヴ)元イスラエル首相シモン ペレスは、予想外に
労働党からの離脱を宣言した。彼は次回の国会議員選挙で、かつて
敵対していた現首相シャロンの支持をする、と記者会見で述べた。
このような共闘を行なうことによってのみ、近東和平が先に進むこ
とが保証できる、と述べた。1994年のノーベル平和賞受賞者であ
る彼は、ほぼ60年間労働党に所属し、首相のほか、多くの大臣の
椅子に座ってきた。3週間前にはアミル ペレツが彼を党首の座か
ら解任していた。シャロンは、リクード党から離党し、新たな政党
カディマを設立していた。




12月1日(木)

連邦政府は支出削減と増税の方針を擁護

(ベルリン)連邦政府の要人は、財政健全化の方針と増税計画を擁護した。首相ア
ンゲラ メルケルが初めての政府声明について連邦議会で演説した2日めに当たる
今日、経済成長と雇用の確保を行なうと約束した。持ち家購入の補助の撤廃、退職
一時金、土地の譲渡による収入および税理士の費用に対する免税措置を廃止するこ
とが、最初の支出削減法の第一弾であった。連邦議会の広い層から、収入の補助と
して2007年に導入が予定されている子女手当に賛成が得られた。2021年までに
原子力発電所を廃止するという目標は堅持された。健康保険改革案は、今後6カ月
かけて練り上げられることになっている、とのことである。野党の自由民主党、緑
の党、左派党は、キリスト教民主、社会同盟と社会民主党の大連立には、構想が欠
けている、と非難した。

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連立政府は選挙期間の延長を検討

(ベルリン)キリスト教社会同盟の州組織の代表ラムザオアーによ
れば、大連立は連邦議会の任期を5年に延長することを検討してい
る。キリスト教民主、社会同盟と社会民主党の連邦議会の会派の議
長と執行部長は、この問題について議論している、と彼は述べた。
これに関する基本法の改正には、連邦議会のほか連邦参議院でも3
分の2以上の賛成が必要である。自由民主党、緑の党、左派党は、
この提案に賛成したが、国民による決定などの直接的な市民の参加
を強めることを、そのための条件としてあげた。

欧州中央銀行は公定歩合を2.25%に上げる

(フランクフルト アム マイン)欧州中央銀行は5年ぶりに、公
定歩合を上げた。オイロ使用地域の12カ国の銀行の資金補充のた
めの基準金利は0.25%上昇して、2.25%となった、とフランクフル
ト アム マインで発表された。これにより、このところ主として
石油価格の高騰により加速された物価上昇に、歯止めがかけられる
ことになる。

11月の失業者は減少

(ニュルンベルク)冬の通常の傾向とは逆に、11月の失業者数は
若干減少した。ニュルンベルクの連邦労働仲介所は、最新の調査で
は450万人強が失業中で、先月比2万5千人の減少である、と発表
した。若者の失業率も減少した。主として先月前半の異例の暖かい
天候が、この結果を生んだ、とのことである。一方社会保険の支払
義務を負う雇用の減少には歯止めがかからないままであった。




12月2日(金)

メルケルはポーランド政府との交渉を行なう

(ワルシャワ)連邦首相アンゲラ メルケルは、ポーランドに、バルト海を通って
ドイツとロシアを結ぶガスの輸送管建設計画に参加させる、と約束した。次期ポー
ランド大統領に就任するレフ カチンスキと首相カジミェシュ マルチンキエヴィ
チとワルシャワで会談した後にメルケルは、共同の作業班がこの建設計画に従事す
る、と述べた。彼女は首相就任にあたってポーランドを訪問し、両者の協議を密接
にすることに賛成した。ポーランド首相マルチンキエヴィチは、両国関係の新たな
章が開かれた、と述べ、将来は過去に関する真実の上にのみ建設されうる、とも付
け加えた。

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ミュンテフェリングは雇用問題では経済界に責任があると見る

(ベルリン)大連立政権は、企業側の努力の上で失業との戦いを行
なう。連邦政府は、ドイツ経済界が自らの社会的な責任を自覚して
いる、との前提に立っている、と連邦労働相フランツ ミュンテフ
ェリングは、副首相としての最初の連邦議会の演説で述べた。政府
が計画した労働市場法修正を、彼は擁護した。失業給付金IIが乱用
されている、との報告は誇張されたものであるが、この法律は拡大
されたり、拡大されすぎる可能性もある、と述べた。ミュンテフェ
リングは、解雇からの保護を制限する計画を擁護した。

イラクで誘拐されたドイツ人女性の手がかりはあいかわらずない

(ベルリン)イラクで誘拐されたドイツ人考古学者オストホフの手
がかりは、誘拐から1週間たってもいまなお得られていない。新た
な進展は報告されていない、とベルリンの外務省広報は発表した。
彼女の母親と姉妹は、アラブ系の放送局を通じて人質犯に、43歳
の娘を解放するように訴えた。オストホフは先週金曜日にイラク人
運転手とともに誘拐された。犯人は、ドイツがイラクへの協力を中
止するように求めている。

イラクでは反乱勢力に対して新たな攻勢

(バグダード)米国とイラクの兵士は、イラク北部の蜂起勢力に対
して、ここ数週間で5度めとなる攻勢を開始した。テロリストと反
乱勢力が12月15日に計画されている国会議員選挙を妨害するの
を、あわせて5百人の兵士を党にゅして阻止するためのものであ
る、とその理由が発表された。今回の攻勢は、主にスンニー派が住
んでいるバグダードの西にある都市ラマディにたいして集中して行
なわれた。ラマディは、米国人に対する抵抗のイラク国内の中心の
一つである、と目されている。ファッルージャ市近郊では攻撃が発
生し、蜂起勢力が爆弾に点火し、米軍の巡回部隊の兵士10人が死
亡した。




12月3日(土)

「シュピーゲル」誌はドイツでのCIAの飛行は4百回を越えると報道

(ベルリン)人権団体アムネスティ インターナショナルは、連邦政府が米国秘密
情報部CIAの飛行機が逮捕したテロ容疑者を乗せて飛行していたことを、知ってい
た、と非難した。同団体のドイツ事務長バルバラ ロッホビーラーは「フランクフ
ルト展望」紙に、アムネスティ インターナショナルはずっと以前からこの拉致に
ついて指摘していた、と述べた。「シュピーゲル」誌は、CIAは問題となっている
飛行の場所として、4百回以上ドイツを利用していた、と報じた。この飛行によっ
て、テロの容疑者を米国外の秘密監獄に運んだ、とのことである。連邦政府は、こ
の飛行の数と目的については何も関知していない、と発表した。

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シュタインマイアーはモスクワにプーチンを訪問

(モスクワ)ドイツ新外相シュタインマイアーは、初めてロシアを
訪問し、大統領プーチンの出迎えを受けた。モスクワ近郊での会合
でプーチンは、ロシアとドイツの関係は高度なものである、と述べ
た。シュタインマイアーは両国の戦略的協力関係を、現在のままに
とどめるのではなく、拡大して行く、と強調した。連邦首相メルケ
ルは、1月中旬にモスクワを訪問する、と外務省は予告した。

連邦大統領は近東で2つの国による平和を求める

(ベルリン)連邦大統領ケーラーは、イスラエル人とパレスチナ人
に対して、早期に平和的決着をつけるよう訴えた。2日間にわたっ
てベルリンで行なわれる「ヨーロッパ・イスラエル対話」の冒頭
で、近東の和平実現にむけた計画を優先させるように、と訴えた。
ケーラーは、イスラエルが国際的に承認された境界線の中で、不安
とテロに悩まされることなく生きていけるようにしなければならな
い、というのがドイツの政策の基本方針であるが、パレスチナ人も
政治的経済的に生活可能な独自の国家を持つ権利を有している。

政府はオストホフ誘拐犯と接触していない

(ベルリン)イラクで8日前に誘拐されたドイツ人女性オストホフ
の解放をめぐる連邦政府のは努力は、足踏み状態である。外相シュ
タインマイアーはベルリンで、今のところ43歳のオストホフを誘
拐した犯人とその運転手を誘拐した犯人と直接あるいは間接的に、
接触することはできていない、と発表した。「シュピーゲル」と
「フォークス」の両誌は一致して、誘拐犯側が最終期限としていた
金曜日午前は既に過ぎた、とと報じた。人質犯側は、連邦政府がイ
ラク人警察官の養成を行なうことを中止するよう求めている、と
「フォークス」誌は報じている。「シュピーゲル」誌の情報によれ
ば、誘拐犯はアラブ系民族主義者で、「地を揺らす突撃隊」を自称
している。同様にイラクで誘拐されたキリスト教支援組織の4人を
誘拐した犯人たちは、人質を殺害する、と威嚇している。




12月4日(日)

誘拐されたオストホフが生存している証拠は今も得られず

(ベルリン)9日前にイラクで誘拐されたドイツ人女性ズザネ オストホフの事件
で、連邦政府はいままで事態を進展させていない。連邦首相アンゲラ メルケルは
第二ドイツテレヴィで、政府はオストホフがどこにいるのか知らないし、彼女が生
存している証拠も得ていない、連邦政府は各方面に働きかけ、43歳のオストホフ
を救出するつもりである、と述べた。またメルケルは、これに成功することができ
ると思う、とも述べた。
新聞の報道によれば、これに先立ちメルケルと多くの主要な政界、社会の代表が誘
拐犯に対し、オストホフと彼女同様に人質とされたイラク人運転手を解放するよう
に訴えた。ドイツ イスラーム教徒中央評議会議長ナデエム エリアスは、自分が
代わりに人質となるので交換に応じるように、と提案した。

     その他のニュース

シリーはCIAの秘密飛行と称する問題で窮地に

(ワシントン)米国秘密情報部CIAの秘密被拘禁者とされる人たち
をめぐる問題の中で、元連邦内相シリーが圧力を受けている。「ワ
シントン ポスト」紙の報道によれば、当事米国の大使を務めてい
たコウツは、社会民主党の政治家であるシリーに対し2004年5月
に、ドイツ国民1人の拉致について情報を伝えた、とのことであ
る。同紙は、この男の逮捕はCIAの間違いであった、とも報じてい
る。ワシントンでは国内の治安維持に関する顧問ハドリーは、米国
が違法にテロの容疑者として逮捕された人々を飛行機で輸送したこ
とがある、との情報を否定した。CIAによる秘密飛行は、米国外相
ライスが火曜日にベルリンを訪問する際に、議論の主題になる、と
も述べた。

カザフスタンではナザルバーエフが承認される見通し

(アスタナ)カザフスタン大統領ナザルバーエフが、多数の賛成を
受けて再選され、さらに今後6年間大統領を務める見通しである。
ロシアの通信社が有権者の調査として、日曜日に行なわれた選挙で
は、彼が8割を越える票を集めた、と報じた。政府側と野党側は、
操作が行なわれた、とお互いを非難しあっている。国際組織が、過
去2回の選挙では、民主的な投票を実施するための基準が満たされ
ていなかったと判断しため、中央アジアの石油が豊かな共和国であ
るカザフスタンでの今回の選挙には、千人を越える監視団が活動し
た。

シャロンは選挙で勝利した暁にはペレスに要職を約束

(エルサレム)新たに結成した政党「カディマ」が選挙で勝利した
際には、イスラエル首相シャロンは、自分に同調しているペレス
に、パレスチナ人との交渉を進める中で、鍵となる役割を担当させ
ると約束した。ペレスは、彼が望むいかなる職にも就くことができ
る、と共同記者会見でシャロンは述べた。両者は最近、今までそれ
ぞれが属していた政党、右翼保守派のリクードと左派の労働から離
党したばかりであった。



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