12月5日〜12月11日のドイツのニュース



12月5日(月)

シリーはCIAの活動で苦境に

(ベルリン)米国秘密情報部CIAの被拘禁者を輸送した疑惑で、元連邦内務大臣オ
ットー シリーは苦境に陥っている。政府と野党の政治家は、シリーに対して、こ
の疑惑で彼が果たした役割を解明するように求めた。「ワシントン ポスト」紙の
報道によれば、シリーは2004年に米国から、CIAがドイツ系レバノン人を秘密裡
に拉致したとの情報を得ていた。連邦政府は米国外務大臣コンドリーザ ライスに
も解明を求めている。彼女は火曜日にベルリンで首相アンゲラ メルケルおよび外
務大臣フランク・ヴァルター シュタインマイアーと会談する予定である。彼女は
ドイツに向け出発する前に、CIAがテロの容疑者を国外で事情聴取したことを擁護
した。彼女は、CIAの秘密収容所がヨーロッパに存在するかどうかについては、情
報を与えない方針である、とも述べた。

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イスラエルは新たな自殺攻撃を受け、報復すると予告

(ネタニヤ)イスラエルの港町ネタニヤで自殺攻撃が発生し、あわ
せて少なくとも6人が死亡したことを受け、イスラエルは急進派パ
レスチナ人組織の指導者を標的にした措置を取る、と予告した。自
殺攻撃犯はショッピングセンター前で爆死し、少なくとも5人を巻
き添えにした。2つのパレスチナ人組織がこの犯行を行なった、と
の声明を出した。

サッダーム裁判は1日延期

(バグダード)元イラクの独裁者サッダーム フセインおよび彼と
同時に訴えられた被告7人に対する裁判は、水曜日に延期された。
担当する裁判官がこれを命じた。月曜日には裁判官とサッダームの
弁護士の間で激しいやりとりが行なわれこの裁判の適法性に対する
疑問が呈された。弁護士の中には、元米国法務大臣クラークも含ま
れている。サッダームと7人の被告は、人間性に対する犯罪、なか
でも1982年にシーア派の信徒に対して行なわれた大量殺戮の容疑
がかけられている。

コンゴ共和国で地震 死者発生

(ブラザヴィル)東アフリカで大地震が発生し、タンガニーカ湖周
辺地域を襲った。国連の代表は、コンゴ共和国で数人の死者が発生
したと発表したが、精確な死者数については上げなかった。米国の
地質学者はこの地震の強さを6.8と発表した。震源はタンザニアと
の国境近くのコンゴ東部であった。




12月6日(火)

首相はテロとの戦いで法治国家であることを督促

(ベルリン)ヨーロッパで米国の秘密情報部が疑わしい策略をめぐらせたことに怒
りを覚え、連邦首相アンゲラ メルケルは米国に、テロとの戦いで、権利を守るよ
うに要請した。メルケルは始めて米国外務大臣コンドリーザ ライスと会談した
後、テロリストに対して共同で対処する必要性がある、と強調するとともに、民主
的な原則が維持されなければならない、とも力説した。ライス側は、米国は拷問の
禁止も含め、法治主義を支持している、と述べた。CIAがドイツ国民クハレド エ
ル・マスリを拉致した事件に関連して、ライスは、米国は過ちを修正する、と述べ
た。
エル・マスリは人違いだということが解るまで、半年以上に渡ってアフガニスタン
の米国の刑務所に入れられていた。

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エル マスリはCIAに損害賠償訴訟を起こす

(ワシントン)米国の市民権組織「米国自由人権協会」は、ドイツ
人エル マスリの名前で、米国秘密情報部CIAを相手取って、彼が
アフガニスタンの刑務所に拉致されたことに対する裁判を起こし
た。同協会は、元秘密情報部長官テネットは、法廷で責任を問われ
なければならない、と発表した。この訴えが認められれば、米国の
裁判所で初めて、CIAの飛行機がとんだ事件が争われることにな
る。ノイ・ウルムで暮らしているマスリは、2003年の大晦日にテ
ロ容疑で逮捕された、との情報がある。

ルーマニアと米国は軍の基地に関する条約を結ぶ

(ブカレスト)米外相ライスは、ベルリンを短時間訪問した後、ル
ーマニアで黒海沿岸に4カ所の基地を建設する条約に署名した。ラ
イスは両国は軍事協力関係を結んだと、述べた。ルーマニア政府は
ルーマニアにCIAの拷問用の監獄建設を受け入れた、と新聞で報道
されたが、ルーマニア首相バセスクはこれを見当違いである、同国
では人権が尊重されており、拷問は不可能である、と述べた。

イラクでは攻撃 少なくとも36人が死亡

(バグダード)バグダードの警察学校で、2人の自殺攻撃犯が爆死
し、40人ほどを巻き添えにした。急進派組織アル カーイダは、
この攻撃を自らが行なった、と発表した。一方イラクからは新たな
誘拐事件が報告された。蜂起勢力が、米国人1人を拉致した、との
情報がある。蜂起勢力は米国がイラク人逮捕者を釈放しなければ、
人質を殺害する、と述べた。11月25日に誘拐されたドイツ人オス
トホフとそのイラク人運転手に関する証拠はあいかわらず得られて
いない。




12月7日(水)

「エル マスリ」事件は多くの騒ぎを巻き起こす

(ベルリン)CIAによって誘拐されたドイツ市民クハレド エル マスリの事件
は、ドイツとアメリカの関係に新たな焦燥感を産み出している。米国外務大臣コン
ドリーザ ライスがドイツを訪問した際に、この拘束が誤りだったと述べた、と首
相アンゲラ メルケルが発言したのは本当である、と政府広報ウルリヒ ヴィルヘ
ルムは確認した。ただしライス周辺の高官はこれを否定した。ベルリンではこの間
に、エル マスリの拉致に関して4つの官庁が米国から事後的に情報が与えられた
ことが発表された。野党は国会で時事問題を取りあげる時間を設けるように動議を
提出した。この問題に関する調査委員会が設置される可能性もある。

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ライス「米国政府は米国外でも拷問を容認しない」

(キエフ)米国秘密情報部CIAが被拘禁者を輸送し、監獄を作っ
た、との報道が、ウクライナを訪問中の米外相ライスの訪問に暗い
影を投げかけた。ライスはキエフで、米国政府の人間は国外でも拷
問を行なってはならない、と述べた。彼女の顧問の1人は、これは
はっきりしていることで、政策の転換ではない、と述べた。ウクラ
イナ大統領ユシュチェンコに関してライスは、民主主義と自由のた
めに彼が貢献している、と賞賛した。この後彼女はEUおよびNATO
の外務大臣と会談するために、ブリュッセルに移動した。この会談
でも問題となっているCIAのやり方が取り上げられる見込みであ
る。

EUの財政をめぐる対立は続く

(ブリュッセル)EU外相特別会談でも、EU内部の財政をめぐる対
立で妥協をすることには失敗した。英国外務大臣でEU評議会議長
のストローは、来週中にも2007年から13年にかけての新たな予算
案を提出する、と予告した。特に新規加盟国は、この予算案を激し
く批判した。英国は特に新規EU加盟国に対する支出に関して、大
きな削減を提案していた。一方英国の加盟金の割引の引き下げが約
束された。

エリトリアは国連平和軍を追放

(アスマラ)アフリカ東部の国エリトリアは、問題となっているエ
チオピアとの国境地域で活動している、複数の国から派遣されてい
る国連軍を追放した。この国連の作戦に参加している米国とヨーロ
ッパの加盟国は、正式に10日間に同国を立ち去るように要請され
た、と国連広報はエチオピアの首都アディス アベバで述べた。国
連事務総長アナンは、この決定を非難した。一方国連安保理はエリ
トリアに対して、この決定を撤回するように、と要請した。




12月8日(木)

首相メルケルはベルリンで仏大統領シラクと会談

(ベルリン)連邦首相アンゲラ メルケルとフランス大統領ジャック シラクはベ
ルリンで会談した。主題は、EU財政に関する対立で、同じ立場を探すことであっ
たもようである。この会談前にメルケルは、英国のEU財政に関する提案はまだ十
分なものではない、と述べていた。いわゆる英国の加盟料割引に関して彼女は、
EU首脳会談を1週間後に控えた時点でも「あまりにも特色」がなさ過ぎると言いた
い、と強調した。シラクはイラクで人質になっているドイツ人スザネ オストホフ
の事件で、協力すると提案した。

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イラクのイスラーム軍が米国人人質を殺害した模様

(バグダード)イラクの急進派組織が、米国人人質を殺害した、と
の情報がある。住宅建設省の40歳の安全確保担当の顧問シュルツ
に関する情報が、インターネット上で公開された「イラクイスラー
ム軍」のものとされる声明の中で示されている。ただしこの情報が
本物であるかどうかは今のところ、確認されていない。一方ドイツ
人考古学者オストホフが誘拐されてからほぼ2週間、彼女の母親は
再び人質犯に呼びかけを行なった。自分の娘とその運転手は、支援
活動を行なうためにイラクにいるのだ、と報道テレヴィn-tv.に彼
女は述べた。また、人質が早期に解放するためにあらゆる支援を行
なうように求めた。

バグダードのバスで自殺攻撃 死者30人以上

(バグダード)イラクでは国会議員選挙を1週間後に控え、バグダ
ードの路線バスで自殺攻撃が行なわれ、少なくとも30人以上が死
亡した。当局の情報によれば、犯人は乗客のまん中で爆死し、死者
のほかに25人の負傷者が発生した。このバスはイラク南部のシー
ア派の町ナシリーヤへ向かう途中であった。イラク南部のとしサマ
ーワ近くでは、殺害されたイラク人11人の遺体が発見された。暴
力が行使される懸念から、イラク政府は紛争が続くニニヴェ州とエ
ル アンバル州に非常事態を課しており、シリアとの国境を閉鎖し
た。

シュタインマイアーはCIA疑惑での非難を退ける

(ブリュッセル)ドイツ当局が、CIAの秘密飛行疑惑に関与してい
る、との非難が行なわれているが、連邦外相シュタインマイアーは
これを退けた。彼はNATO加盟各国外相とブリュッセルで会談した
際に、このような作戦行動はドイツ政府が参加して行なわれたとは
理解していないが、問題の詳細については近いうちに連邦議会に情
報を示す、とも述べた。ドイツの野党は、調査委員会の設置を検討
している。ブリュッセルでは米外相ライスが、秘密情報部CIAはヨ
ーロッパの秘密施設でテロの容疑者を拷問にかけていた、との非難
を退けた。彼女は、CIAに権利の侵害があれば、究明する、と約束
した。ヨーロッパ側の外相数人は、ライスの釈明に満足の意を表し
た。




12月9日(金)

イラン大使がホロコースト発言で呼びつけられる

(ベルリン)イラン大統領マハムード アフマディネジャドが、イスラエルを敵視
する発言を行なったことを受け、連邦政府はイラン大使を呼びつけた。外務省はベ
ルリンで、これは、連邦政府がこの発言をどれほど真剣に受け止めているかを示す
明確な意志表示である、と発表した。大使に対して、この発言は全く受け入れられ
ないものである、と伝えた、とのことである。イラン大統領がホロコーストを否定
し、イスラエルをヨーロッパに組み入れようという提案を行なったことを、連邦首
相アンゲラ メルケルの他、EU、ロシア、スイスも非難した。イスラエルは、ア
フマディネジャドを危険であると評価していた。イラン大統領は10月にはイスラ
エルを地図上から抹消しようと呼びかけて、怒りを巻き起こしたばかりであった。

     その他のニュース

エル・マスリ事件で連邦当局に対する非難

(ベルリン)ドイツとレバノンの国籍を有するエル マスリが誘拐
されたと見られる事件に、CIAを通じてドイツの治安当局が大きく
関与していた、との非難が出されている。おそらくCIAは、米国当
局と共有した情報を通じて、エル マスリに注目するようになった
のではないか、と「ベルリン新聞」はドイツの治安担当の官僚の言
葉を引いて伝えている。キリスト教民主、社会同盟の会派長代理ボ
ースバッハは、この情報が正しい可能性があると懸念している、と
述べた。連邦政府は論評することを拒否した。今までは、エル マ
スリは改名したという理由だけで、CIAの目に止まった、とされて
いた。ドイツの市民権を持つエル マスリは2003年末に米国人に
よってマケドニアで逮捕され、その後アフガニスタンへと連れ去ら
れ、同地で5カ月間監獄に入れられていた、との情報がある。

CIAの疑惑で新たな非難

(ジュネーヴ)CIAがヨーロッパで秘密裡に被拘禁者を空輸してい
た事件で、米国およびヨーロッパの政府に対する新たな非難が行な
われた。国連が派遣したコソボの行政監察官であるポーランド人ノ
ウィッキは、複数のインタヴューの中で、セルビア地方では法的に
疑問のある刑務所が存在する、と指摘していた。いわゆる「キャン
プ ボンドスティール」では、しばしばグアンタナモ同様の場所で
あると見られている、と彼は述べた。この基地は約6千人の米兵を
抱える国際平和部隊の基地である。人権擁護団体「人権監視団」
は、ポーランドはヨーロッパでの米国秘密情報部の主要な拠点であ
り、ルーマニアは被拘禁者を運ぶ際の乗りかえ地として利用されて
いる、と非難した。一方欧州議会はCIA疑惑を調査する独自の調査
委員会に活動させることを検討している。

バルト海の石油輸送の最初の管が設置

(サンクト ペテルスブルク)ロシアではバルト海越しの輸送管の
建設工事が始まった。これにより2010年からドイツはロシアの天
然ガス埋蔵地点と直接に結ばれることになる。1,200キロのこの輸
送管は、サンクト ペテルスブルク近郊のロシアの港ヴィボルグか
らメクレンブルク・フォアポメルン州のグライフスヴァルトをつな
ぐ。建設費は約57億オイロである。この輸送管建設の共同企業体
には、ロシアの企業ガスプロムのほかドイツの企業EonとBASF社
が参加している。元首相シュレーダーが、この企業体の運営上の問
題に対処することになっている。ポーランドとバルト諸国は、自ら
の利益が損なわれると見て、この輸送管に反対している。




12月10日(土)

ナイジェリアで飛行機墜落 死者百人を越える

(アブジャ)ナイジェリアの飛行機事故では、少なくとも103人が死亡した。首都
アブジャを飛び立ったナイジェリアの航空会社の飛行機は、港町ポート ハーコー
ト空港への不時着に失敗した。目撃者の話によれば、エンジンの一つが雷の直撃を
受けて、その前に火を噴いていた、とのことである。乗客7人が生存している、と
航空運輸庁は発表した。乗客の多くは生徒ということになっていた。

     その他のニュース

世界気候保護会議は合意に達して終了

(モントリオール)世界気候保護会議は、合意に達して終了した。
約150の参加国の環境大臣は、地球温暖化との戦いで今後とる措置
について合意した。米国が反対すれば、この会議が失敗に終わる可
能性があったが、結果を出すことを義務づけない気候保護に関する
会議に参加することには合意した。京都議定書に署名した各国は、
2012年にこの協定が失効するまでに、いわゆる温室効果ガスをさ
らに削減することで合意した。この交渉には2006年には貧しい国
々にも参加を求めることになっている。この会議の成果は環境保護
団体を含め、全方面から歓迎された。

ポーランドは秘密監獄とされるものの調査委員会を設置

(ワルシャワ)ポーランド首相マルチンキエヴィチは、同国には
CIAの秘密監獄が存在する可能性がある、との非難を調査する方針
である。ポーランドの民間放送局に彼は、これに関する調査委員会
を設置するつもりだ、と述べた。人権擁護組織「人権監視団」は、
ポーランドの領土内に米国秘密情報部CIAの監獄があり、テロの容
疑者の尋問を行えるようにしている、と非難していた。ポーランド
は繰り返しこの非難を否定していた。

政府はエル マスリ事件に関する報告書を準備

(ベルリン)連邦政府は、米国秘密情報部CIAがドイツを飛行士、
ドイツ人エル マスリを拉致した事件に関する、包括的な報告書を
準備している、と報じられている。シュレーダー政権でどの閣僚
が、いつ、そしてどの程度この事件を知っていたかが現在調査され
る、と「フランクフルト一般日曜新聞」が報じている。来週には外
相シュタインマイアーと元内相シリーが、国会監査委員会で彼らの
発言の根拠を示すことになっている、と同紙は報じている。ドイツ
の官庁がエル マスリの誘拐に関与したとの非難を、シュタインマ
イアー(社会民主党)は改めて否定し、この主張は無責任である、
と述べた。




12月11日(日)

アラブ各国の大使はオストホフの解放を要請

(ベルリン)在ドイツのアラブ諸国の大使は、ドイツ人考古学者ズザネ オストホ
フがイラクで誘拐された事件を、極めて厳しい調子で非難した。声明の中で彼ら
は、オストホフ女史とその運転手をただちに解放するように求めた。外務省の広報
は、調査状況について何も語ろうとせず、政府の緊急対策班は昼夜を問わず活動し
ている。誘拐犯につながる手がかりはあいかわらず見つかっていない。イラクで人
質になっている西側のその他の5人が生存していることを示す証拠もない。

     その他のニュース

ミュンテフェリングは反イスラエルの攻撃を非難するように要請

(ベルリン)イラン大統領アフマディネジャドはイスラエルを敵視
する攻撃を行なったが、副首相ミュンテフェリングは世界各国がこ
れを非難することに賛成だ、と述べた。ドイツ政府はEUと国連が
政治的に一貫した態度を取るように全力をあげる、とドイツユダヤ
人中央評議会議長シュピーゲルと会談した後ミュンテフェリングは
述べた。イスラエルが存在する権利は侵害されてはならない、とも
彼は語った。アフマディネジャドはホロコーストを否定し、イスラ
エル国家をドイツあるいはオーストリアへと編入するように提案
し、イランはこのような近東紛争の解決なら支持する、と述べてい
た。

アフガニスタンの国防軍の物資供給は今後もウズベキスタン経由

(ベルリン)ドイツ国防軍は、アフガニスタン派兵の物資供給の積
み替え基地として、ウズベキスタンのテレメス空港を長期的に使用
できる。これに関する合意をウズベキスタン政府との間でタシケン
トで結んだ、と国防政務次官プフリューガーは述べた。これによ
り、予定されていたテレメス基地の閉鎖と、今年末からの物資輸送
の権利の拒否が行なわれないことになり、またこの措置はNATOが
指揮するアフガニスタンの保護部隊ISAFの他の参加国にも適用さ
れる、と彼は述べた。テレメスには約3百人のドイツ兵が駐留して
いる。ウズベキスタン警察が5月にアンディシャン市で数百人のデ
モ隊を殺害して以来、ウズベキスタンと西側の関係は緊迫してい
た。

左派党はWASGとの二重在籍を認める

(ドレスデン)左派党は、計画されている「労働と社会的公正のた
めの選挙のもう一つの選択肢」WASGとの合併までは、両方の党へ
の二重在籍を認める。身分に関するこの修正は、ドレスデンで開か
れている連邦党大会の2度目の投票で、必要な3分の2の賛成が得ら
れた。二重在籍できるのは、WASGに制限されており、合併した党
の設立までの期間に限定されている。ドイツ共産党DKPの党員に対
してもこれを認めるべきだとの主張は、退けられた。



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