1月8日〜14日のドイツのニュース



1月8日(月)

モタサデクに15年間の拘留の有罪判決

(ハンブルク)ハンブルク上級地方裁判所は、テロを支援したムニール エル モ
タサデクに対し、2001年9月11日の攻撃に関与した件で、最高の刑罰である15年
間の拘禁刑を言い渡した。モロッコ人である彼に対する3度目の裁判では、ハンブ
ルクの裁判官は単に量刑を確定するだけであった。連邦通常裁判所は昨年11月
に、32歳のモタサデクに対して、246件の殺害幇助とテロ組織に加入していた容
疑で有罪を確定していた。

     その他のニュース

ヨーロッパへの石油輸送管の栓が閉められる

(モスクワ)ロシアからベラルーシを経由してヨーロッパにつなが
る最も重要な石油輸送管が封鎖された。この輸送停止は、ドイツ、
ポーランド、ウクライナに関連する。ハンガリーでも、いわゆる
「友好輸送管」の圧力低下が起きていることが確認された。ベラル
ーシとロシアは、この封鎖を引き起こしたのは相手側である、と責
任を押しつけあっている。ドイツ政府は両国に対して、輸送の義務
を果たすように訴えた。経済大臣グロスは、ドイツには十分な備蓄
があるので、かなり長期に渡って輸送が停止しても供給は確保され
ている、と発表した。ドイツは年間の石油輸入の5分の1を、ロシ
アから調達している。

CSU幹部はシュトイバー支持を強める

(ヴィルトバート クロイト)ヴィルトバート クロイトで、キリ
スト教社会同盟州組織の会議が開かれるのを前に、同党幹部は全会
一致で、党首シュトイバーと団結して行く、と発表した。同党は、
2008年以降もシュトイバーを党首かつ州首相として、成果を上げ
る政策を実行して行くつもりである、と声明の中で述べている。シ
ュトイバーを批判するパウリは、2008年州議会選挙の筆頭候補に
関して党員の意見を調査するように求めているが、幹部団はこれを
拒否した。シュトイバーは、バイエルン州と同党のために今後も責
任を果たすつもりである、との声明を出した。同党は3日間の日程
で例年通り州組織の会議をヴィルトバート クロイトで行なうが、
その中では大連立による改革計画について、協議が行なわれること
になっている。最も重要な議題は、健康保険の改革計画である。

クルナツ事件でドイツ兵2人に調査

(テュービンゲン)以前グアンタナモ収容所に入れられていたクル
ナツ事件で、テュービンゲン検察は国防軍の兵士2人に対する調査
を行なっている。精鋭部隊である特殊部隊の兵士であった彼らに
は、アフガニスタンでクルナツを虐待した容疑が持たれている、と
地方裁判所主席判事は発表した。クルナツは写真を見て、彼らのう
ち1人を特定していたが、もう1人はこの男と一緒に歩哨を務めて
いた。この容疑の内容は、職務中の重大な傷害事件である。




1月9日(火)

メルケルとバローゾはロシアの油送中止を非難

(ベルリン)ドイツ政府とEU委員会は、ロシアが西ヨーロッパにつながる最も重
要な石油輸送管を封鎖したことを、信頼を裏切るものだ、と非難した。協議を行な
わないままこのような手段を取ることは受け入れられない、ロシアは確実な石油供
給を行なう国であるとの評価に傷をつけた、と首相アンゲラ メルケルとEU委員
会議長ジョゼ マヌエル バローゾはベルリンで述べた。メルケルは、ドイツがロ
シアの石油輸出に大きく依存していることを念頭に置き、原子力発電を廃止するこ
との影響をもう一度考えなければならない、最近の成り行きから見て、ドイツは発
電法を釣り合いのとれた者にする必要があり、供給国に任せきりしてはならないこ
とがはっきりした、と述べた。連立相手である社会民主党、環境保護団体、緑の党
は、どんなことがあっても合意に達した脱原発の方針を堅持する方針である。

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プーチンは欧州の石油の仲買の利益を守るように求める

(モスクワ)ベラルーシと石油をめぐる対立で、ロシア大統領プー
チンは、ロシアの石油分野の責任者に対し、ヨーロッパの石油仲買
の利益を守るように求めた。ベラルーシ政府との対立を解決しなけ
ればならない、ともプーチンは述べた。また彼は、いつロシアの石
油がEUに向けて送り出されるかについては、発表しなかった。ロ
シアとベラルーシに石油輸送停止を終わらせるための交渉は、今の
ところ突破口を見いだせていない。ブリュッセルのEU委員会は、
エネルギーの専門家による危機対策会議を招集した。ドイツの他、
ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアがこの石油輸送停
止の影響を受けている。

EU委員会は連邦会議を訪問

(ベルリン)ドイツがEU評議会の議長を務める期間の冒頭に、ド
イツ内閣は欧州委員会とともに特別会議を行なった。首相メルケル
はベルリンで開かれた会議のその席上、2007年前半の仕事の重点
を公表した。その中には、共同のエネルギー確保の他、ヨーロッパ
憲法実現にむけた新たな行程が含まれている。憲法問題をめぐる困
難な話し合いの中で、メルケルは加盟各国に向け、積極的な協力を
するように呼びかけた。遅くとも年末までにこの問題を解決し、ヨ
ーロッパが活動力を取り戻せるようにしたい、とも述べた。

米国は南ソマリアを空爆したことを確認

(ワシントン、モガディシオ)ソマリアでの戦闘が始まってから初
めて、米国は直接に紛争に介入した。米国国防省は、アル カーイ
ダが潜伏しているとされる南ソマリアを空爆したことを確認した。
攻撃目標は、この地域のテロ組織網の指導部である、とワシントン
で国防省広報は発表した。彼はこの攻撃は日曜日に行なわれた、と
述べたが、ソマリア政府は月曜日に行なわれた、と発表していた。
ソマリア政府の発表では、この空爆で多数の死者が出た、とのこと
である。一方ケニアとの国境地域では、ソマリア移行政府とエティ
オピアの部隊が、イスラーム教徒民兵の残党をさらに追跡してい
る。




1月10日(水)

ロシア大使館はベラルーシと合意したことを確認

(ブリュッセル)ドゥルシバ油送管を使用したドイツおよびその他の国への石油の
供給は、水曜日夜にも再開される、とEUロシア大使は述べた。大使ウラディミー
ル チショフは、EUエネルギー委員アンドリス ピエバルグスとブリュッセルで
会談し、ロシア政府は石油輸送に関する対立で、ベラルーシ政府と合意に達した、
と認めた。ロシアは輸送費用の廃止と盗み取られた石油の返還を求めていたが、こ
れが満たされた、とチショフは述べた。ベラルーシ側は、合意の詳細は遅くとも金
曜日には発表される、と述べている。

     その他のニュース

EUはEUのエネルギー戦略にむけて提案を行なう

(ブリュッセル)EU委員会は、ヨーロッパが石油やガスの輸入に
対する依存を減らし、同時にEUが気候保護の先頭に立つための、
新エネルギー戦略を提案した。それによれば、気候を脅かすEUが
排出する温室効果ガスの量を2020年までに2割減らして、1990
年の水準に押し止めることが目標で、そのためには再利用可能なエ
ネルギーと原子利欲発電の拡大が必要である。電力市場の競争力を
高めるためには、大電力会社の解体もやむを得ない、とのEU委員
会は考えており、発電所の運営会社は配電網を譲り渡すべきであ
る、と述べた。

EUの提案に対し控えめな反応

(ベルリン)ヨーロッパのエネルギー政策に対するEU委員会の提
案は、ドイツではおおむね慎重な態度が取られている。産業大臣グ
ロスは、電力会社を配電部門と発電部門へと分割するようにとのこ
の提案に、憲法上の異議がある、と唱えた。一方環境大臣ガブリエ
ルは、この委員会の計画はさらなる気候保護を進める上で指標とな
る、としてこの計画を賞賛した。原発をめぐる議論では、連邦首相
メルケルは社会民主党との連立協定を支持すると述べていた。この
協定では、社会民主党と緑の党が決定した原発からの撤退は、議論
しないことになっている。

日本首相安倍がベルリン入り

(ベルリン)ドイツと日本は、1989年に科された中国に対するEU
の武器禁輸措置の撤廃に反対した。日本の首相安倍と会談した後、
連邦首相メルケルはベルリンで、ドイツの立場を修正する計画はな
い、と述べた。安倍は中国は急速に軍備を拡張している、と非難し
た。その他2人は、国連改革に対する関心を表明した。2年前ドイ
ツ、日本、インド、ブラジルの提案で、国連安保理の拡大の提案が
なされたが、失敗に終わっていた。




1月11日(木)

ブッシュは共和党からもイラク政策批判の声

(ワシントン)米国大統領ジョージ w. ブッシュは、今後のイラク戦略を呈示した
が、党内からも批判を受けている。共和党上院議員チャック ハーゲルは、ヴェト
ナム以来これは最も危険な外交的な誤りである、と述べた。その他の共和党の上院
議員も、この計画に反対している。米国の上下院で共に過半数を持つ民主党は、イ
ラクへの追加派兵を批判した。欧州委員会は、ブッシュ演説に慎重な対応をしてい
る。同委員会は、この計画が治安確保の側面に限定されないことを望んでいる、と
外務委員ベニータ フェレーロ・ワルトナーは述べた。ブッシュは演説の中で、
2万1千5百人の兵士を追加派遣する、と予告していた。また彼はイラク政策の失敗
を認め、責任は自分にある、と述べた。

     その他のニュース

国連事務総長はグアンタナモ収容所の閉鎖を求める

(ニュー ヨーク)新国連事務総長潘は米国に対して、問題となっ
ているキューバにある逮捕者収容施設グアンタナモを閉鎖するよう
に呼びかけた。これは、米軍のテロ容疑者収容所が開設されてから
5年たち、前任者アナンが行なった要請を繰り返したものである。
これをきっかけに木曜日には、世界各地で抗議活動が行なわれた。

2006年は経済が予想外に成長

(ヴィースバーデン)ドイツ経済は昨年、過去6年間なかったほ
ど、強く成長した。国内総生産は2.5%成長した、と連邦統計局が
発表した。この力強い成長は、過去数年とは異なり、国内消費によ
ってもたらされたもので、もはや輸出のみによって達成されたもの
ではない、とも述べた。国家財政の赤字は国内総生産の3%以下に
下がった。これによりドイツは、5年ぶりにEUの立てた負債に関す
る基準を守ることになる。統計局の計算によれば、この経済成長に
よって特に利益を得ているのは商社である。給与と企業の収入の間
の格差は、1.3%から6.9%の増加と、さらに開きが出ている。

CSUはシュトイバーの未来について対立

(ミュンヒェン)州首相シュトイバーの今後について、バイエルン
州のキリスト教社会同盟の州議会の会派内部でも、対立があらわに
なった。数人の議員はフュルト市出身の州閣僚パオリを支持し、シ
ュトイバーに次回選挙で再び候補になることを断念するようにはっ
きり求めた。同党首シュトイバー自身は、2008年の州議会選挙後
の期間、早期に退くことを初めて示唆した。




1月12日(金)

連立政府は健康保険を義務化

(ベルリン)キリスト教民主、社会同盟と社会民主党は、健康保険制度をめぐって
数ヶ月にわたって対立してきたが、合意が成立した。彼らはようやく、すべての人
に対する健康保険に加入の義務づけと、民間保険組合の今後について合意した。今
までの計画と比べると、この基本的な保険の加入は制限されたものになる。連邦厚
生大臣ウラ シュミットは、これは重大な突破口になるが、各州との間で意見の調
整をしなければならない問題が残っている、と述べた。連邦議会の野党各党は、こ
の改革をあいかわらず拒否している。緑の党は、この妥協は受け入れられない、民
間保険組合にはさらに特別の規定が増えるだけだ、と批判した。

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国の負債は百億オイロ減少

(ベルリン)力強い経済成長によって、連邦の財政の赤字は大幅に
減少した。蔵相シュタインブリュックは、2006年には279億オイ
ロの新たな借金をしたが、これは計画より100億オイロ以上少ない
額である。国家の赤字は、オイロ安定法案で定められた国内総生産
の3%の基準を下まわる1.9%で、これが実現するのは2001年以来
初めてである。ただしシュタインブリュックは、警戒を解く理由は
ない、ドイツにはあいかわらず財政上の大問題が存在している、と
述べた。

大蔵省は国外への生産拠点移転を困難にする方針

(ベルリン)通信社の報道によれば、連邦大蔵省は、大企業の各部
門を経費の安い国外に移転することを、大幅に困難にする方針であ
る。ロイター通信が同省内部の計画として報じたところによれば、
今後は会社機能の移転は、税制上は今まで関与していなかった第三
者への売却と同じ扱いにする計画で、このように首尾一貫した税制
を取ることによって、最終的にはこれ以上職が国外に流出すること
に歯止めをかけることになる。これによる増収は、計画されている
法人税減税計画の財源となる。

テロを支援したモタサデクの憲法裁判は成果なし

(カールスルーエ)2001年9月11日のテロ攻撃を手助けした容疑
で、最高刑にあたる15年の拘留が言い渡されたモロッコ人モタサ
デクは、違憲抗告は失敗に終わった。この抗告が認められなかった
ために、判決は下されない、とカールスルーエの連邦憲法裁判所は
発表した。この直後モタサデクの弁護士は、ストラスブールの欧州
人権裁判所に訴えを起こす、と予告した。




1月13日(土)

CSU幹部はシュトイバーを早期に退任させる可能性を否定

(ミュンヒェン)バイエルン州首相エドムント シュトイバーを追い落とすという
噂があいかわらず続いているにもかかわらず、キリスト教社会同盟の主要政治家
は、党首であるシュトイバーが早期に失脚することはない、と見ている。経済大臣
エルウィン フーバーと内務大臣ギュンター ベックシュタインは、自分たちはシ
ュトイバーの対立候補になることはない、と発表した。この二人は州首相の後継者
として扱われている。これに対して州議会のキリスト教社会同盟会派長ヨアヒム 
ヘルマンは、党内にはシュトイバーに反対する声が増えており、聞き逃すことはで
きない、と述べた。姉妹政党キリスト教民主同盟は、早期に解決するように促し
た。両党は強い結びつきに関心を持たねばならない、とキリスト教民主同盟党首で
連邦首相のアンゲラ メルケルは述べた。

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キリスト教民主同盟は労働市場改革を続ける方針

(ブレーメン)キリスト教民主同盟は、今後も労働市場改革を続行
し、若者の長期失業者を2010年までに完全に解消し、賃金付帯経
費をさらに引き下げる方針である。同党はブレーメンで開いた幹部
による非公開会議で、これを決定した。「ブレーメン宣言」で同党
は、連立相手の社会民主党に今後も、解雇からの保護および経営組
織法の修正を迫る、と述べている。さらに労働市場に関連する部署
で働く人の数を、大幅に制限することになっている。その他には、
2008年初めには、失業保険の払込金をさらに0.5%減らせるかもし
れない、と同党事務長ポファラは述べた。社会民主党党首ベック
は、この財源をどこに求めるか示すように求めた。

ライスは近東訪問をイスラエルで開始

(エルサレム)米国外将来巣は、近東訪問の冒頭でイスラエル入り
した。イスラエルでの報道によれば、彼女はまずエルサレムで国防
相ペレツおよび外相リヴニと会談する。日曜日にはライスはラマラ
で、パレスチナ大統領アッバスと会談する方針である。その他彼女
は、エジプト、ヨルダン、サウディ・アラビア、クウェートを訪問
する計画である。ライスはあらかじめ、今回の訪問であまり大きな
成果が得られない、との見通しを語っており、新たな和平計画は準
備していない、と述べた。

アッバスの代理人がハマースの指導者マシャールと会談

(ラマラ)国を一つにまとめ上げる政府を作る努力に、パレスチナ
人は前進をする見込みである。大統領アッバスとハマースの指導者
マシャールの代理人が、シリアで会談を行ない、初めて成果を上げ
た、とラマラからは伝えられている。今後マシャールとの話し合い
のため、国会議員2人がダマスカスに向かった。首相ハニーヤとフ
ァタハはテレヴィで、現在の反目を終わらせるように呼びかけた。
12月中旬からの戦闘では、30人以上が死亡している。一方公務員
労働組合は、賃金が未払いであったために行なっていた4カ月にわ
たるストライキを終了した。自治当局との間で結ばれた協定には、
1カ月分の給料の即時支払いが含まれている。




1月14日(日)

シュトイバーはCSU幹部内部での争いで闘う姿勢を示す

(ミュンヒェン)キリスト教社会同盟内部では、打撃を与えられている州首相で党
首のエドムント シュトイバーの今後に関する議論が続いている。野党は州議会で
選挙の実子をも止めたのに対し、シュトイバー自身は、オーバーフランケンでの党
の会議で、闘う姿勢を示した。彼は月曜日に州議会議長アロイス グリュックと会
派長ヨアヒム ヘルマンと、この危機を脱出する方策について協議した。ヘルマン
は、今後の筆頭候補に関して開かれた議論を行なうのに賛成した。シュトイバーの
後継者として扱われているバイエルン州内務大臣ギュンター ベックシュタイン
は、人事問題を速く決着させるように求め、1カ月ほど続いているこの対立は、シ
ュトイバーにも党にも良いものではない、と述べた。連邦農業大臣ホルスト ゼー
ホーファーは、自分は党首選挙に立候補するつもりはない、と述べた。

     その他のニュース

サルコジは正式にシラクの後継者に

(パリ)フランス内相サルコジは正式に、大統領シラクの後継候補
となった。保守的な与党国民運動連合UMPの直接投票で、98%の人
が唯一の候補者サルコジに票を投じた。投票率は69%であった。こ
の発表はパリで開かれた同党の特別会議で発表された。約7万人の
党員を前にした演説で、51歳の彼は保守陣営に、一つにまとまる
ように呼びかけた。これによりサルコジは、4月の大統領選挙で、
社会党の候補者ロワイヤルと対決する。74歳のシラクは3月まで
に、自分が3度目の立候補をするか、決定する方針である。

ライスはアッバスを支持し支援を約束

(ラマラ)パレスチナ人内部での権力争いが行なわれているが、米
外相ライスはパレスチナ大統領アッバスを後押しした。ラマラでア
ッバスと会談した後かの除は、長期的な支援計画を約束した。この
計画はパレスチナ治安軍に対する武器の供給と兵士の養成を含んで
いる。米国政府は大統領親衛隊に、8千6百万ドルの支援を行なう
計画である。その他ライスはアッバスに、米国が近東紛争解決のた
めに、さらなる努力を行なう、と約束した。その後ライスはアンマ
ン入りし、ヨルダン国王アブドゥラ2世と会談を行なった。

バグダード地域で手入れ 逮捕者多数

(バグダード)イラク治安部隊は、バグダード北東部のシーア派が
多く住む地域で、蜂起勢力と見られる50人を逮捕し、2千発のカチ
ューシャ型ロケット弾を押収した。国防省の情報では、容疑者はバ
ラド ルス区の手入れで逮捕された。その他に32人の容疑者が、
バグダード近郊のアブ グライブの家屋の捜査で逮捕された。さら
に軽火器と化学薬品40瓶を乗せた自動車7台が押収された。この化
学薬品は、爆薬製造に使用されうるものである、とのことである。




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