１１月２日〜８日のドイツのニュース
１０月２９日（木）
お休みです
１１月３日（火）
メルケルは米国議会でドイツ統一時の支援に感謝
（ワシントン）ドイツ首相アンゲラ メルケルは米国議会初めて演説し、米国国民
に対して、ドイツ統一の際の支援に感謝した。米国人がしてくれたことをドイツ人
忘れることはない、とメルケルはワシントンで述べた。彼女は上下院議員に対し、
ドイツとヨーロッパは今後も米国の「強力な協力者」である、と請け合った。また
メルケルは、米国が気候保護でより大きな努力を払うように鼓舞し、コペンハーゲ
ンの世界気候会議では合意を取りつけることが必要であり、世界はこの問題ではヨ
ーロッパだけでなく、米国にも注視している、と述べた。また彼女は外交政策に関
しては、近東紛争の2カ国並立による解決に賛成した。イランをにらんだ演説の中
で彼女は、イスラエルの安全を話し合いの議題にすることは考えられないし、イラ
ン大統領が核爆弾を手に入れることはあってはならない、と述べた。これより前に
メルケルは大統領バラック オバマと、現にある危機の根源について話し合った。
その他のニュース
チェコ大統領クラウスはEU改革条約に署名
（プラハ）チェコ大統領クラウスは、EU改革条約に署名する最後
の首脳となった。これによりこの条約は発効し、27カ国の共同体
がより大きな行動力を持ち、より民主的になることとなる。これよ
り前に、チェコ憲法裁判所は、数人の上院議員が起こしていた裁判
を退け、リスボンん条約はチェコ憲法に違反しない、と発表した。
クラウスは署名を前に、自分はこの判決には「ほとんど賛成しな
い」が、尊重はする、と述べていた。ブリュッセルではEU委員会
議長バローゾが喜びを表明し、ヨーロッパ評議会議長および上級代
表の職について、早急に決定を下すように求めた。この2つの職が
創設されるのは、改革条約が実施に移されてからになる。NATOはドイツがアフガニスタンにより貢献するように求める
（ブリュッセル）NATO事務長ラスムセンは、ドイツに対しアフガ
ニスタンへの関与を強めるように求めた。ドイツ外相に就任したヴ
ェスターヴェレがブリュッセルのNATOを訪問したことを受け、ア
フガニスタン治安部隊のためにより多くの兵士と訓練教員が必要と
されている、とラスムセンは述べた。ドイツの新政権が、最後まで
残った米国の核弾頭をドイツ国内から撤去するように求めているこ
とについてヴェスターヴェレは、単独で行動を取る計画はない、軍
縮の努力は同盟国との密接な協調の元で行なわれる、と述べた。ラ
インラント・プファルツ州のビューヒェル空軍基地には、米軍の核
弾頭が20ほど保管されている、と推定されている。ツ グッテンベルク「アフガニスタンは戦争状態に近い」
（ベルリン）国防相ツ グッテンベルクは、アフガニスタン情勢を
「戦争に似た状態」と評し、これにより前任の国防相ユングの見方
とは明確に一線を画した。キリスト教社会同盟の政治家である彼は
「ビルト」紙に、「アフガニスタンでは戦争が行なわれている」と
述べた兵士に理解を示した。一方ユングは、国際法上の規定を指摘
して、「戦争」という言葉を使うことを拒否していた。国防軍はこ
の表明を歓迎した。この表現でツ グッテンベルクは、兵士たちが
日々経験しているとおりに情勢を描き出している、と部隊長キルシ
ュは述べた。クンドゥス均衡では、月曜日には数回に渡って蜂起勢
力から銃撃を受けたドイツとベルギーの兵士は、反撃を行なった。
負傷者はなかった。
１１月４日（水）
オーペル社はGMに残留 メルケルは今後の計画呈示を要求
（ベルリン）オーペル社売却が突然中止されたことを受け、連邦首相アンゲラ メ
ルケルは、ジェネラル モーターズ社に、オーペル社の未来に向けた「実行可能な
計画」を呈示するように求めた。この計画は、オーペル社の雇用の安定と技術面の
能力を見据えたものでなければならない、と政府広報は述べた。メルケルはこれに
ついて米国大統領バラック オバマと今一度話し合う方針である、とも語った。一
方ジェネラル モーターズ社は、オーペル社の従業員1万人ほどを解雇する方針で
ある、と発表した。オーペル社ではヨーロッパ全体で、5万人以上が働いている。
ジェネラル モーターズ社は間もなく、総額30億オイロ規模の再生計画を発表す
る方針であり、同社には今まで約9億オイロのドイツの一時的な支援を返却する用
意がある、と表明した。オーペル社の拠点を持つヨーロッパ各国には、財政的な支
援を行なうように要請が行なわれた。ドイツ経済大臣ライナー ブリューデルレ
は、「全く受けいられられない」決定である、と述べた。現在オーペル社の拠点の
情勢は、ますます対立が高まっている。同社の事業所評議会と労働組合は、木曜日
に抗議活動に参加するように呼びかけた。
もともとオーペル社は自動車部品製造のマグナ社に売却されることになっていた。
その他のニュース
野党支持者がテヘランでデモ
（テヘラン）イランの首都テヘランでは、米国大使館襲撃の30周
年記念日に、野党の支持者と警察が路上で衝突した。テヘランの中
心部にあるハフテ・ティル広場で、警察と国会議員も所属する革命
親衛隊の支持者が、数百人のデモ隊に対して警棒と催涙ガスを使用
し、負傷者と逮捕者が出た、と通信社が目撃者の話として報じた。
野党に近い立場の者がインターネット上で、警察はデモ隊に銃撃し
た、と伝えている。他の情報源によれば、銃撃は空中に向けて行な
われた、とのことである。1979年11月4日に、イランの学生がテ
ヘランの米国大使館に押し寄せ、52人の米国人を人質とした。彼
らは444日後に解放された。米国大統領オバマは、イランに対し
て、この記念日を、両国関係が新たな始まりを迎えるきっかけにし
よう、と呼びかけていた。アフガニスタンで警官が5人の英国人を射殺
（カブール）アフガニスタン南部の紛争地域ヘルマンド州では、あ
る警官が米国人5人を射殺した。犯人は検問所を襲撃し、逃走する
までに、その他の英国人6人とアフガニスタン人警官2人に負傷さ
せた、とアフガニスタン保護部隊は発表した。米国首相ブラウンは
下院で、タリバーンがこの襲撃事件を行なったと発表した、と述べ
た。ロンドンの国防省の発表によれば、この兵士たちにはアフガニ
スタン人警官の養成がまかされていた。アブドゥッラーはアフガニスタン政権入りを拒否
（カブール）元アフガニスタン大統領候補アブドゥッラーは、大統
領カルザイ政権と協力する可能性は全くない、と述べた。カルザイ
は不正な手段で権力の座に就き、汚職対策も取っておらず、タリバ
ーンとの戦いでは信頼できる協力者にはならないだろう、とアブド
ゥッラーはカブールので述べた。元外相である彼は、カルザイとの
大統領選挙の決選投票に参加することを拒否したが、それは大統領
陣営が選挙で再び不正を働く可能性があるためであった。選挙委員
会はその後月曜日に、カルザイを改めて大統領として発表した。
１１月５日（木）
数千人が路上に オーペル社従業員が怒りの抗議
（リュッセルスハイム）米国のジェネラル モーターズ社が、オーペル社の売却を
撤回したことを受け、ドイツでは数千人の従業員が雇用の維持を求め、また実施の
可能性のある工場閉鎖に反対して、デモを行なった。操業の地リュッセルスハイム
だけで、約1万人の従業員がストに参加し、集会では戦う姿勢を示した。その他の
拠点ボッフム、アイゼナーハ、カイザースラオテルンでも、抗議活動が行なわれ
た。事業所評議会会長のクラオス フランツは、「驚き、怒り、不満」を表明し
た。彼はとりわけ、オーペル社をドイツの株式会社に転換することを求め、ドイツ
の同社従業員2万5千人の経済上の安定を求めた。
ジェネラル モーターズ社経営委員会は火曜日に、数ヶ月にわたる駆け引きの末、
突然オーペル社を自動車部品製造会社マグナ社に売却しない、との決定を下した。
ジェネラル モーターズ社は、オーペル社の従業員1万人を解雇する方針である、
との情報がある。
その他のニュース
連邦と州はオーペル社対策を協議
（ベルリン）オーペル社の売却が中止となったことを受け、ドイツ
の工場所在地救済のために、連邦と関係各州は共同で戦略を練って
いる。連邦経済大臣ブリューデルレとオーペル社の工場を持つ各州
はベルリンで会合を開いた。できるだけ早く、ジェネラル モータ
ーズ社の計画を知りたい、とノルトライン・ヴェストファーレン州
州首相リュトガースは述べた。これより前にジェネラル モーター
ズは、オーペル社の再生計画を近々発表するとの予定を確認してい
た。連邦政府からつなぎ融資の形で受けた負債も、返却すると同社
社長ヘンダーソンは述べた。連邦首相メルケルは、ジェネラル モ
ーターズ社との合意を守るように求める、と主張した。政府広報ヴ
ィルヘルムの発表によれば、米国大統領オバマがメルケルと電話で
会談し、オーペル社を売却しないとのジェネラル モーターズ社の
決定には、自分は関与していなかったと述べ、メルケルとオバマは
オーペル社問題について、意見を調整することで合意していた。外相は独米の友好関係を評価
（ワシントン）米国訪問中のドイツ外相ヴェスターヴェレは、ドイ
ツとアメリカの協力関係の意義を高く評価した。米国議会での会談
の後彼は、両国の関係の特徴は「極めて深い友情」である、と述べ
た。また彼は米国は「ヨーロッパ以外ではもっとも強く、重要な協
力国」だと見ている、とも語った。彼は現在の協力関係で中心とな
る議題として、アフガニスタンでの軍事活動と軍縮を挙げ、オバマ
の軍縮に関する提案にドイツは「言葉の上だけではなく、行動でも
付き従う」つもりだ、と述べた。オバマは、ロシアとの軍縮条約
STARTの後継となる条約を成立させるべく努力しており、長期的
には核兵器の廃絶に賛成している。カラジッチは公選弁護人をつける 裁判は延期
（デン ハーグ）旧ユーゴスラヴィアの戦争犯罪を裁く国連の裁判
所は、ボスニアのセルビア人の元大統領カラジッチの公選弁護人の
指名を行なう、と予告した。弁護士は64歳の被告カラジッチが、
実際に法廷に立てない場合には、必ず彼の代理を務めることにな
る、と同胞艇は発表した。カラジッチは公判の初日に、出席しなか
った。公選弁護人が就任できるように、裁判は2010年3月まで延
期される、との発表もあった。カラジッチは、1992年から95年に
かけてのボスニア戦争中に、民族虐殺および戦争犯罪を犯した、と
の疑いが持たれている。
１１月６日（金）
ツ グッテンベルクはアフガニスタン空爆を擁護
（ベルリン）ドイツ人大佐がアフガニスタン北部で、タリバーンに乗っ取られたト
ラック2台に対して空から攻撃するように命じたが、国防大臣カール・テオドール
ツ グッテンベルクは、これを適切であったと評価したが、国防軍に不十分な点
があったことも認めた。キリスト教社会同盟に属するツ グッテンベルク、NATO
の調査報告書は、手続き上の誤りと訓練不足があったことを確認しているが、クン
ドゥス全体が危険な状態にあることから考えて、空爆が軍事的には適切であった、
との結論に至ったと彼は発表した。
空爆では9月4日に、142人が死亡し、その中には民間人も含まれていると見られ
る。
この軍事作戦の法的な評価を、連邦検察が行なっている。ザクセン州検事局はは、
この事件をカールスルーエの連邦裁判所に委ねた。
その他のニュース
ジェネラル モーターズのヨーロッパ支社長は辞任
（デトロイト）米国の自動車会社ジェネラル モーターズ社は、子
会社のオーペル社を部品供給会社マグナ社に売却するのを取りやめ
たことを受け、ヨーロッパの事業部に新幹部を置く。同社ヨーロッ
パ支社長フォスターは退職する、と同社社長ヘンダーソンは発表し
た。報道によれば米国の部長ライリーが後任になる、とのことであ
る。フォスターはオーペル社の売却を強力に押し進めていたが、失
敗に終わった。さらにヘンダーソンは、オーペル社の幹部のこれ以
上の交代は当面ない、とも発表した。米国の失業率は1割を越える
（ワシントン）米国では失業者の数が、過去26年間で最高になっ
た。若干の景気回復があったものの、10月には19万人が失職し、
これは経済の専門家が予想していたのをはるかに上まわる数字であ
る。米国労働相の発表では、失業率は0.4%上昇して、10.2%とな
った。大統領オバマは、この数字は新たな雇用の創出および個人消
費の活性化にむけ、新たな対策が必要であることを強く示してい
る、と述べた。また彼は、失業者に更なる支援を補償する新たな法
律を作る、と予告した。アイルランドでは政府の支出削減計画に抗議活動
（ダブリン）アイルランドでは、数万人が労働組合の呼びかけに応
え、政府に支出削減計画に抗議を行なった。首都ダブリンおよび他
の7都市で、デモが行なわれた。参加者は、予告されている削減計
画を8年ではなく4年に限るように求めている。首相カウエン率い
る政権は、国家の負債を2013年までにEUが定めている3%の上限
以下に押え込む方針である。そのために同国政府は増税し、公的な
支出を削減する方針である。労働組合は、この計画は「経済的な狂
気」である、と述べた。
１１月７日（土）
G20蔵相会談は気候保護にむけ具体的な資金提供の約束に至らず
（セント アンドリュース）コペンハーゲンでの世界気候首脳会談まで1ヶ月、最
重要工業国および中進国G20はあいかわらず足踏みをしている。G20の大蔵大臣
は、スコットランドのセント アンドリュースで会合を行なったが、気候安定の対
策の具体的な財源について、合意することはできなかった。ドイツ蔵相ヴォルフガ
ング ショイブレ（キリスト教民主同盟）は、就任した初めて国際会議に出席した
が、失望を表明した。
名の知れた支援組織や人権団体の代表は、ベルリンで開かれた会合で、12月の国
連の気候会議が失敗しないように、あらゆる措置を講ずるように各国に呼びかけ
た。
その他のニュース
オバマは健康保健制度に関する投票を前に呼びかけ
（ワシントン）米国大統領オバマは、健康保健制度改革を可決させ
るべく、下院に対して劇的な呼びかけを行なった。この改革は数十
年前に行なわれていて然るべきもので、米国は以前よりこの実現に
近づいている、と投票を数時間後に控えてオバマは述べた。この直
前に彼は、自らの民主党の議員を訪問して、彼の内政上の最重要計
画に理解を求めた。民主党は、党内部から約40人ほどの反対派に
譲歩を行ない、妥協に合意していた。その妥協案によれば、予定さ
れている義務的な保険は、妊娠中絶だけを例外として費用を負担す
ることなっている。連立政府は海外派兵に関する中央裁判所の設立に賛成
（ベルリン）連立与党の政治家は、海外で活動する兵士を担当する
中央裁判所を早期に作ることに賛成した。自由民主党のファン エ
ッセンは、アフガニスタンでの2台の燃料輸送車に対する空爆の早
期捜査はによってわかったのは、ドイツの司法の攻勢がまずいとい
うことである、と述べた。キリスト教社会同盟の安保問題の専門家
ウールは、兵士に対する刑事訴訟手続きを担当する中央部局が必要
だ、と述べた。ザクセン州検察に続いて、連邦検察が、9月初めに
行なわれ、民間人と見られる人物も殺害したこの空爆が、国際法上
許されるかどうかを検証する。カルシュタット社の従業員は経営再建を断念
（エッセン）カルシュタット社の破産管財人と労働組合ver.diは、
同社の百貨店網の再建計画の骨子に合意した。労組副会長メーニヒ
・ラーネはエッセンで、従業員はクリスマス手当など3年間の収入
の一部約1億5千万オイロを断念する、と発表した。またそれとは
別に、あわせて126箇所のカルシュタット百貨店およびスポーツ用
品店のうち17箇所は閉鎖される可能性が高い、と彼女は述べた。
１１月８日（日）
壁の崩壊を模したドミノに数万人が集まる
（ベルリン）世界各地からやってきた数万人が、首都ベルリンの壁の崩壊20周年
を前に、東西を分けていた分離線の所へ集まった。人の背よりも高いドミノの牌で
できた壁を模して、連邦議会からポツダム広場の間に作られたが、ベルリン市民多
数が、観光客も交えて、ここに向かって出発した。このドミノ牌は明日の記念日に
倒され、東西ドイツの分割の終了を思い出射せることになっている。連邦首相アン
ゲラ メルケルは、今日既に元ソ連大統領で共産党党首であったミハイル ゴルバ
チョフを出迎えた。
月曜日の公式の式典の賓客には、EU加盟国の首脳多くの他、ロシア大統領ディミ
トリ メドヴェージェフと米国外務大臣ヒラリー クリントンが含まれる。
その他のニュース
「西の再建」を巡り激しい議論
（ベルリン）連邦交通相ラムザオアー（キリスト教社会同盟）は、
連立相手の自由民主党の抵抗に対し、自分の西側特別計画の案を提
出した。旧西ドイツの諸州では、道路と鉄道を大幅に近代化する必
要がある、と「ヴェルト紙日曜版」に彼は述べた。多くの高速道路
は、戦争後の時代を思い起こさせるような状況なので、緊急に修理
されねばならないし、さらにICEの運行が予定されているベルリン
・ニュルンベルク間の拡張計画は前進しなければならない。党首代
理ピーパー、ザクセン州議会の会派長ザストロフら、自由民主党の
主要な政治家は、壁の崩壊を記念して行なわれたラムザオアーの提
案は、「悪趣味」でかつ「挑発」である、と批判している。緑の党と自民党はザールラント州政府参加を可決
（ザールブリュッケン）キリスト教民主同盟に続いて、緑の党と自
由民主党は、ザールランド州での連立政権結成の協定を可決した。
この3党による連立は、全国で初めてである。緑の党は10人の代議
員が反対、自由民主党では5人が反対であった。連立協定は月曜日
に署名されることになっている。火曜日に、キリスト教民主同盟所
属の州首相ミュラーが再選される。健康保険改革ではオバマが一つの段階で勝利
（ワシントン）米国大統領オバマは、下院が健康保険制度改革に賛
成したことを「歴史的」な出来事、として歓迎した。彼はこの法案
には年末までに署名するつもりである、と投票の直後に述べた。巨
額の費用がかかる個に計画にはぎりぎりの多数が賛成し、民主党の
議員の中には、歓声が巻き起こった。オバマはできればすべての米
国市民が、健康保険に加入できるようにする方針である。財源に
は、特に多くの財産を持つ米国市民に対する一種の「金持ち税」
と、支出削減が当てられることになっている。共和党が多数を占め
る上院では、独自の案が提出されている。上院でいつ採決が行なわ
れるかは未定である。