12月19日〜25日のドイツのニュース



12月19日(月)

金正日の死により不安定化の懸念

北朝鮮の国家指導者金正日の市は、この地域が不安定になる懸念を生んだ。韓
国では、北朝鮮は月曜日に短距離ミサイルの試験を行った、と報じられて、こ
の懸念が強まった。韓国は軍に警戒態勢をとらせた。両国は50年代の朝鮮戦争
以来、公式には今なお戦争状態にある。韓国大統領李明博は、わざわざ米国大
統領バラック オバマと電話で会談した。米国大統領府の発表によれば、オバ
マは朝鮮半島の安定と、韓国の安全保障のために、全力を挙げると強調した。
北朝鮮国営放送は2日遅れで、金が土曜日に列車に乗っている際に、心筋梗塞で
死亡していた、と報じた。共産主義国である同国の軍部は、彼の息子で後継者
の金正恩に忠誠を誓っている、とも報じられた。

     その他のニュース

シリアはアラブの監視団の入国を認める

シリアは長い間の引き延ばしと駆け引きの末、アラブ連合が暴力終
結のために立てた計画に、ようやく賛成した。ロシア政府が、この
措置をとるように助言したのが決定的であった、とシリア外相アル
・ムアッリムは、これに関連する議定書への署名の際に述べた。こ
れにより、シリアの抗議活動の拠点から、軍が撤退するのを監視す
るアラブの監視団が、入国する道が開かれる。野党シリア国民評議
会は、政府によりさらなる暴力がふるわれた場合、アラブ諸国が介
入するように要請した。チュニスで数日間に渡って開かれた会議の
後、場所をはっきり定めて、部隊を派遣することが必要だ、と発表
された。シリアで3月に抗議活動が始まって以来、国連の発表によ
れば、5千人以上の民間人が死亡した。アラブ連盟は、アサドが同
連盟の計画に賛成しなければ、国連安全保障理事会を介入させる、
と威嚇していた。

カイロでは再び衝突

エジプトの治安部隊が暴力的な行動に出ているにもかかわらず、デ
モ隊はカイロの中心部に留まり続けている。4日間連続して、タフ
リル広場周辺では投石が行なわれている。警察が催涙ガスと警棒を
使用して、タフリル広場からデモ隊をいったん追い出したが、数百
人のデモ隊は戻ってきた。金曜日に争乱が始まってから、少なくと
も13人が死亡した。逮捕者は1百人を超えた。米国外相クリントン
は、懸念を表明し、両者に暴力の行使をやめるように呼びかけた。
彼女は軍事評議会に、国民の意見発表および集会の自由の権利を尊
重するように、と訴えた。一方デモ隊は、民間人政権への移行が、
彼らの考えではあまりにもゆっくりとしか進んでいないことに、抗
議を行っている。

ヴルフは契約の閲覧を認める

連邦大統領ヴルフは、連邦首相メルケルの背面援護を相変わらず得
ている。ヴルフの「仕事ぶりはきわめて優れている」とコソヴォ訪
問中にメルケルは述べた。彼が関連書類の閲覧を認めたのは、「正
しくかつ重要」である、とも述べた。一方野党社会民主党はヴルフ
に対して、個人的な借り入れに関する非難について、自ら態度を表
明するように求めた。同党事務長ナーレスは、ヴルフが「奇妙な職
務の理解」をしていることの現れだ、と批判し、ドイツの大衆は、
「クリスマス演説の範囲を少し超えるもの」を得てしかるべきであ
る、と述べた。ヴルフはニーダーザクセン州首相時代の2008年に
得た50万オイロを越える私的な借り入れをめぐって、騒動に巻き込
まれている。振興のある企業経営者の家で、ただで休暇を何度も過
ごしたことで、容疑事実が強まった。ヴルフは弁護士を通じて、こ
れに関する契約と文書を記者が閲覧することを許可した。これによ
り、ヴルフが個人的な利益と政治的な利益を結び合わせていた、と
の印象を回避しようとしている。




12月20日(火)

ヴルフに対する疑いをハノーファーでは調査せず

ニーダーザクセン州では、野党各党は、現連邦大統領で元同州首相のクリステ
ィアン ヴルフの私的借り入れに関する声明を再検討するとの計画を、押し通
すのには失敗した。州議会の議院運営委員会では、キリスト教民主同盟と自由
民主党の連立与党会派は、社会民主党、緑の党、左翼党のこれに関する動議を
認めることを拒否した。ヴルフは2008年に、総額50万オイロを、親しい実業
家の妻から借り入れていた。州議会で2010年に質問を受けた際に彼は、この
借金について言及しなかった。「ビルト」紙の報道によれば、経営者のカルス
テン マシュマイアーが、2007年のニーダーザクセン州議会選挙戦の間に、
ヴルフの会計に広告料を支払っていた、とのことである。ヴルフの弁護士は、
ヴルフはこの支払いについて何も知らなかった、と強調した。

     その他のニュース

シリアは今度は野党陣営に寝返った離反兵士へ進軍

アラブ連盟と合意したにもかかわらず、シリア政府は野党陣営と、
抗議活動に寝返った兵士たちに対して、断固たる措置をとり続けて
いる、と人権活動家たちは伝えている。イドリブ州では、百人の離
反兵士が包囲され、その後殺されるか、負傷した、とロンドンにあ
るシリア人権監視局が伝えている。月曜日にもトルコとの国境近く
にある同州では、70人ほどの離反兵士が殺害された、戸のことであ
る。人権活動家の情報によれば、火曜日にはさらにイドリブとホム
スで、あわせて33人の民間人が殺害された、とのことである。アラ
ブ連盟は、木曜日にはシリアに先遣隊を派遣する、と予告してい
る。大統領アル・アサドを中心とするシリア政府は、月曜日にアラ
ブ諸国との間で協定をまとめ、暴力を中止し、監視団の入国を認
め、軍を抗議勢力の拠点から撤退させる、と約束していた。

メルケルはシリアでの暴力行使をやめるように要請

ドイツ政府は、シリアで人権が引き続き侵害されていることに関し
て、「きわめて深い憂慮」を表明した。連邦首相メルケルは、大統
領アサドの政権に、民間人および離反兵に対する激しい暴力の行使
を、直ちに中止するように要請した、と政府公報ザイベルトはベル
リンで発表した。連邦政府は、国連総会が決曜日に、シリアでの人
権侵害を非難したのを歓迎している、とも彼は付け加えた。

ネオナチはニーダーザクセン州の女性閣僚を脅迫

トルコ系のニーダーザクセン州社会福祉大臣エツカン(キリスト教
民主同盟)は、おそらく右翼急進派の活動家と見られるものから
の、脅迫の電子メールを受け取った。ハノーファー警察の発表によ
れば、容疑者の28歳の男の住居と自動車の捜査を行ない、彼のコン
ピューターを押収した。捜査陣は、この男はハノーファーで活動
し、憲法擁護庁の監視を受けている急進右派組織の一員である、と
見ている。




12月21日(水)

デ メズィエール アフガニスタン入り「情勢はようやく改善」

連邦国防大臣トーマス デ メズィエール(キリスト教民主同盟)の見解によ
れば、アフガニスタンの治安情勢は、「過去数年で初めて」改善した。彼はク
ンドゥスのドイツ軍野営地を訪問し、今後は国防軍が撤退した後に空白が生じ
ないようにすることが重要だ、そのためアフガニスタン治安部隊を育成するた
めに、より多くのことをなさなければならない、と述べた。治安情勢が許せば、
2014年末までに国防軍は撤退することになっている、とデ メズィエールは
強調した。
一方アフガニスタン東部では、アフガニスタン保護部隊の兵士5名が襲撃を受け
て死亡した。NATOの発表によれば、彼らは道の傍らに埋められていた爆弾の犠
牲になった、とのことである。ワルシャワのポーランド国防省は、死亡したの
はポーランド兵である、と確認した。

     その他のニュース

連邦大統領に対する複数の告発

検察庁には、連邦大統領ヴルフに対する告発が増えている。問題の
私的借入の他、ニーダーザクセン州首相時代の親しい実業家のとこ
ろで過ごした休暇が問題となっている、とハノーファー検察の広報
は述べた。告発を今調査しているが、捜査手続きはまだとられてい
ない、とのことである。一方ヴルフの弁護士は、実業家ゲエルケン
スが借入に関する話し合いに参加し、ヴルフがその妻エーディトか
ら借金をしたことを認めた。先に明らかになっていたのは、実業家
マシュマイアーが、ヴルフの本に広告を出していた、という点であ
る。野党の政治家は、ヴルフは真実をやっと少しずつ言い出した、
と批判した。

シリアでの大量殺戮に関する報道を受け 厳しい抗議活動

シリア政府による新たな大量殺戮を、人権活動家が報告したこと
で、諸外国では厳しい抗議が起きた。フランスは、「予想しなかっ
た規模の大量殺戮」であるとのべ、国連安全保障理事会に、弾圧を
終わらせるように要請した。米国政府は「深い憂慮」を表明し、大
統領アル・アサドは、シリアを今後も統治するのにふさわしくな
い、と発表した。連邦政府の人権使節レーニングは、「シリア政府
による行き過ぎた暴力行使」を非難した。シリア人権監視局はロン
ドンで、イドリブ州では、治安部隊が火曜日に、少なくとも110人
の民間人を殺害し、同じ日に離反兵士1百人ほどを殺害、ないしは
負傷させた、と発表した。この組織は「シリア革命の中で最も多く
後が流れた日」である、と述べた。野党のシリア国民評議会は、国
連とアラブ連盟に対して、民間人の生命を守るように訴えた。

アル・マリキはクルド人に副大統領の引き渡しを求める

逮捕命令が出されて行方が追求されているイラク副大統領アル ハ
シェミが、半ば自治区であるクルド人居住地域に逃げ込んだことを
受け、首相アル マリキは、スンナ派の政治家であるアル ハシェ
ミの引き渡しを求めた。クルド人がアル ハシェミを引き渡さな
い、あるいは彼が逃亡できるようにした場合は、問題が起きること
になる、とアル・マリキは述べた。アル・ハシェミはこの非難はで
っち上げで、政治的な意図に基づくものである、として拒絶してい
る。月曜日に彼に対する逮捕命令が出されたが、その理由は、護衛
官に金を支払って、政府職員を襲撃させた、との容疑である。少数
派スンナ派のイラクにおける最高位の政治家である彼は、シーア派
の首相アル マリキの厳しい批判家であり政敵として知られてい
る。権力争いが行なわれる中、米国副大統領は、両者に対して立場
の違いを平和的に調停するように呼びかけた。




12月22日(木)

借金問題でヴルフはいらだちを招いたことを謝罪し大統領に留任

連邦大統領クリスティアン ヴルフは、借金問題の扱いが後手に回ったことを
謝罪したが、辞任はしていない。大統領は、今後も誠実に職務を執行したい、
そのため国民に信頼を寄せるように求めている、と自ら声明を発表した。ヴル
フは、私的な友好関係が職務の執行に影響を与えたことはない、公職にある時
に誰にも「不正な利益をもたらした」ことは一度もない、と述べた。また彼
は、いらだちを招いたことを謝罪し、すべての非難の声を真剣に受け止める、
様々な種類の250を越える質問に返答した、とも語った。彼の50万オイロの
借入を調査するために、バーデン・ヴュルテンベルク州立銀行は、銀行の秘密
を守る義務を大きく免除されており、彼の友人の元での休暇滞在も公開した、
とも発言した。また彼は、広報のオーラフ グレゼカーを、自分の問題にかか
わらせるのをやめていなければならなかった、と謝罪した。彼はこれに関する
詳細に言及しなかった。
ヴルフは1週間以上前から、家の購入のための貸付問題と、裕福な事業家との親
密な交際で非難に直面している模様である。連邦議会の野党は、既に数日前か
らヴルフに対して、自ら態度を表明するように求めていた。

     その他のニュース

ヴルフの声明に対し各党が様々な反応

連邦首相メルケルは、連邦大統領ヴルフの声明に、控えめに考えを
表明した。政府公報ザイベルトは、大統領の言葉はそれだけで独立
したものであり、何か付け加える必要はない、というのが首相の考
えである、と述べた。一方社会民主党副会派長ハイルは、ヴルフの
広報の解任は、この問題の解明の代わりにはならない、ヴルフが州
首相時代にニーダーザクセン州の閣僚法に違反したかどうかを解明
しなければならない、と述べた。緑の党の会派長キューナストは、
ヴルフは既にわかっていたことを認めただけであり、曖昧な物足り
ない感じが残る、と述べた。一方自由民主党は賞賛した。党首レス
ラーは、ヴルフは生じた疑惑に対して根本的な解明を含む声明を行
なった点で、称賛に値する、と述べた。

イラクで爆弾攻撃 死者多数

イラクの首都バグダードおよびその他の都市で連続爆破事件が起
き、公式発表によれば、少なくとも69人が死亡し、2百人ほどが負
傷した。午前中には、住人のほとんどがシーア派のバグダードの11
の街区で、爆発が起きた。爆発は連携したものであるので、テロ組
織網アル カーイダが張本人と推定される。夕方にはさらにバグダ
ードとバアクーバで爆弾に添加され、数人が死亡した。モースルで
は兵士2名が射殺された。EU使節アシュトンとドイツ外相ヴェスタ
ーヴェレが、この攻撃を非難した。イラク政府は住民に団結を呼び
かけた。イラクは最後の米軍が撤退した直後から、厳しい政治的な
危機を経験している。先にはシーア派の首相アル・マリキが、スン
ナ派の閣僚全員が閣議を欠席したことを理由として、解任すると威
嚇していた。

アラブ人監視団が初めてシリア入り

シリアではアラブ連盟の監視団の第一陣が、激しい紛争の情報を収
集するために入国した。11人の監視団は、ダマスカスに無事到着し
た、とロイターの通信員は伝えた。年末までに約150人の派遣を準
備することになっている。監視団の任務は、反政府活動家の釈放
と、軍の各都市からの撤退を監視することである。一方や党派、軍
とシャビハ民兵が木曜日に、ホムス州およびイドリブ州で31人を殺
害した、と伝えている。国連の集計によれば、3月以降の治安部隊
との衝突で、5千人以上が死亡した。シリア政府は、国連安全保障
理事会にあてた書簡に、3月以降2千人を超える治安部隊が、「武装
したテロ部隊」に殺害された、と記した。




12月23日(金)

シリアの暴力は新たな次元へ

シリアの首都ダマスカスで攻撃が行なわれた。公式発表によれば、ダマスカス
では2件の自殺攻撃が行なわれ、少なくとも40人が死亡し、百人ほどの負傷者が
出た。政府はイスラーム教徒テロ組織アル カーイダが、これを引き起こした、
としている。

     その他のニュース

ハンガリーでは抗議活動にもかかわらず右派政権が成立

警官とデモ隊がブダペスト議会前で衝突。国内外からの抗議を意に
介せず、首相ヴィクトル オルバン率いる右翼保守派政権は、ハン
ガリーで自らの政策を押し通す。国会は反対意見もある法律いくつ
かを可決した。

フランス政府は女性数千人に胸の手術を勧める

フランスの豊胸用の資材を作るPIP社は倒産した。より大きな胸を
求める願いは、約3万人のフランス人女性にとって悪夢となった。
厚生省は、胸に移植をしたものを取り出すように勧告した。これ
は美容外科の分野では前例がない事例である。

ヴァーツラフ ハヴェルの感動的な追悼式

プラハで故人の追悼式が行なわれる。諸外国からも参加者が出席す
る中、元体制批判家で後に大統領となったハヴェルに、チェコ人は
別れを告げた。死者の追悼ミサは、ハヴェルと同時に逮捕された男
性が執り行った。




12月24日(土)

ドイツ人はクリスマスを祝う

クリスマスのお祭りの冒頭で、聖夜を礼拝と家族でのお祝いが特徴づけている。
カトリックとプロテスタント、双方の司教は親書を発表し、この祭りのキリス
ト教の核心部分に対する意識を高めるように促した。

     その他のニュース

連邦大統領は外国人に対する開かれた態度を要請

ドイツの元首はが今年のクリスマス演説を、人種差別的な態度に反
対する緊急の訴えとして利用した。またクリスティアン ヴルフ
は、世界各地に向けて支援を行なう用意ができている、としてドイ
ツ人を賞賛した。

世界最高齢の役者死去

「ヨーピー」ことヘースタースは舞台で最後の最後まで慰みを得
た。彼は聖夜に、108歳で死去した。感動的な人生を振り返る。

ロシアでは抗議の日

ロシアのデモ隊は選挙を要求。数万人のロシア人が、路上に出て公
正かつ自由な選挙を行なうように求めた。選挙で不正が行われたと
の非難が続く中、大統領メドヴェージェフの顧問すら、選挙のやり
直しを勧告している。




12月25日(日)

ナイジェリアの教会で襲撃事件 死者多数

ナイジェリアで複数の爆発が起こり、35人以上が死亡した。首都アブジャの郊
外マダラのカトリック教会が襲撃を受けて、最新情報によれば、ここでの死者
だけで30人を超え、その他にも多くの負傷者が出た。様々なナイジェリアの都
市からは、その他にあわせて4回の爆発が報じられた。この爆発のいくつかは、
やはり教会を狙ったものであった。急進派組織で、同国北部にイスラーム教国
家を建国するべく戦っている「ボコ ハラム」が、この攻撃を行なったことを
認めた。この急進派組織の広報は、今後数日で再び攻撃を行なう、と予告した。
ドイツ外務大臣ヴェスターヴェレは、この攻撃を非難した。ヴァティカンも、
この行動は、ナイジェリアの様々な宗教の間に憎しみをかき立てる見境のない
暴力である、と述べた。

     その他のニュース

教皇は平和を呼びかけクリスマスの祝福を与える

教皇ベネディクト16世は、クリスマスの福音の中で、平和と和解を
呼びかけた。ローマのピエトロ広場に集まった数万人の信徒を前
に、カトリック教会の長である彼は特に、イスラエル人とパレスチ
ナ人が和平交渉を再開し、シリアでの流血の事態を終結させるよ
う、求めた。さらに彼は、アラブの春の成果が、この地域の国々の
人々の幸福に役立つことを期待しており、その際には、この地域の
社会のすべての成員が、変革に関与していることが重要だ、と述べ
た。引き続きベネディクトは、伝統の「ウルビ エト オルビ」つ
まりローマと全世界に祝福を与え、クリスマスの祝福を65の言語で
世界に贈った。

ドイツの司教・監督はより社会的な参加を求める

ドイツのカトリックとプロテスタントの両教会の司教、監督は、ク
リスマスの本来の福音を思い起こさせ、その説教の中では、社会貢
献を行なうように呼びかけた。カトリック司教会議議長の大司教ツ
ォリッチュは、クリスマスの本質は、社会の中により人間性を持ち
込むことである、と述べた。彼はオイロ危機および福島の核の事故
を、「自ら作り出した危機」であり、人間の限界を露呈したもの
だ、と述べた。ドイツ福音教会評議会議長シュナイダーはデュッセ
ルドルフで、神は人間が正義と公正を支持できるように、赦しと平
和を与えた、と述べた。ドイツのプロテスタント2千4百万人の代表
である彼は、このクリスマスにも戦争は行なわれており、不正な政
権が支配を続け、右翼急進派が行進していることを思い起こさせ
た。

アフガニスタン北部で攻撃 少なくとも20人が死亡

アフガニスタン北部では、葬儀の最中に自殺攻撃が行なわれ、少な
くとも20人が死亡した。警察の発表によれば、犯人は葬儀の葬儀の
参加者の真ん中で爆死し、その他に50人ほどが負傷した。死者の中
には、国会議員が1人含まれている、とのことである。犯行声明を
出したものは今のところ以内。この攻撃は、北東部のタハール州の
都市タロカンで起きた。この地域は国防軍の活動地域の一つであ
る。




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