8月20日〜26日のオーストリアのニュース



8月20日(月)〜23日(木) お休みです



8月24日(金)

     国外ニュース

最高刑の言い渡し後、ブレイヴィクは右翼に謝罪

彼は裁判の間中、何度も挑発的な行動を取ったが、最後でもそれを
変えなかった。ノルウェイの大量殺戮者アンネシュ ブレイヴィク
は「武装国家主義者」に、もっと多くの人を殺さなかったことを謝
罪する、と金曜日の判決言い渡しの後に述べた。最高刑である直後
に安全のための交流を含む21年の拘留に、彼もこの事件の検事も異
議を挟む意向はない。検事は犠牲者の弁護士同様、この判決とその
理由に満足している、と述べた。散発的には、この裁判は模倣犯を
生む可能性がある、などの批判の声も聞こえる。

     国内ニュース

連立の取引か? 大学と学校で動き

事態は連立の鉄の塹壕線へと進んでいる。教育大臣シュミート(社
会民主党)の総合学校の案が有利になるように国民党の発言要求が
何度も出たことを受け、社会民主党は大学入学を制限する方向に進
んでいる。対立相手それぞれの立場に譲歩することを望む人はもち
ろんいないが、お互いに譲歩するのは人目を引く。国民党内部では
ギュムナーズィウムの下級生の段階には、副次的な意義しか認めて
いないが、社会民主党は「自由な高等教育への入口」と新たな規定
をしている。シュタイアーマルク州首相フォーフェス(社会民主
党)らは、「いくつかの点がぼろぼろになっている」と断言してい
る。




8月25日(土)

     国外ニュース

月に初めて降り立った米国の宇宙飛行士アームストロング死去

1969年7月20日にニール アームストロングは、人間として初め
て、月の表面に降り立ち、それによって伝説となった。「アポロ
11号」の指揮艦で会った彼は、心臓の手術の結果死亡した。3週間
前に彼は82度目の誕生日を祝ったばかりであった。米国航空宇宙局
NASAからは、火星探査船「キュリオシティ」の着陸成功という特別
な贈り物が贈られていた。米国大統領オバマは、アームストロング
の死に「深い悲しみ」を表明し、彼を「最も偉大な米国の英雄」の
一人である、と評した。

     国内ニュース

兵役義務についてプレルは国民投票を行なう方針

「クリール」紙によれば、ニーダーエスターライヒ州首相エルウィ
ン プレル(国民党)は、国防軍の将来と兵役義務に関して、国民
投票を行なう用求めている。同紙によれば、国民投票は次回の国民
評議会選挙前に、つまり通常であれば2013年秋におこなわれるこ
とが望ましい、と見ている。この提案を、国防大臣ノルベルト ダ
ラボス(社会民主党)は歓迎している。ダラボスは、「国民党が社
会民主党の基本方針に転換する兆し」としては初めてのものであ
る、と述べた。社会民主党連邦事務長ラウラ ルーダスも同様の意
見で、現在社会民主党は数ヶ月前から、兵役義務に関して国民の意
見聴取を求めている。




8月26日(日)

     国外ニュース

新たな虐殺後にアサドは「何を犠牲にしても戦う」と発表

シリアの反政府勢力は、大統領アサドの軍隊が、再び重大な虐殺を
行なった、と非難した。首都ダマスカス近郊ダライヤで、週末に少
なくとも320人の遺体が発見された、と反乱勢力は発表した。シリ
ア国営放送も、多くの民間人が死亡していると報じたが、その責任
は蜂起勢力にある、とした。大統領アサドはこの間に、戦闘では断
固たる姿勢を貫く、と明言し、彼の政権は「いかなる代償を支払っ
ても」、シリアに対する「外国の陰謀」に打ち勝つつもりである、
と述べた。

     国内ニュース

プレルの提案を受け国民党は兵役義務での取引を示唆

ニーダーエスターライヒ州州首相エルウィン プレル(国民党)
は、兵役義務に関する国民投票を早期に行うように提案したが、こ
れは以前の議論を取り上げるだけでなく、自らの国民党に決断を迫
ることになった。同党所属の州首相たち、プラットナー、ワルナ
ー、ピューリンガーから、早くも支援を取り付ける一方、国民党中
央部は当初、驚いていた模様である。事務長ラオホは「クリール」
紙で、連立相手の社会民主党が、政治的な取引に賛成するのであれ
ば、この意見に最終的には受け入れることが可能である、と述べ
た。




今日のニュースへ

過去のニュース(目次)へ inserted by FC2 system