8月8日〜14日のオーストリアのニュース



8月8日(月)

     国外ニュース

パキスタン襲撃事件 タリバーンとISがみずからの行動と発表

月曜日には、パキスタン南部のクエッタ市が、重大な影響をもたら
す自殺攻撃に揺れた。犯人は人混みの中で爆弾に点火し、少なくと
も70人が死亡し、数十人が負傷した。この恐るべき犯行は2つの組
織が起こしたと主張している。パキスタンのタリバーンの分遣隊が
これを行なったと発表し、他方テロ民兵イスラーム教国ISが、犯行
は自分たちが起こした、と主張している。

     国内ニュース

グラウィシュニヒは緑の党は順調と見ている

オーストリア国営放送「夏の対話」の3番目の登場人物として、月
曜日夕方には緑の党党首エーファ グラウィシュニヒが出演し、緑
の党が支援する大統領候補アレクサンダー ファン デア ベレン
が、やり直しの決選投票で再び成果を上げる、との確信を兵衛位し
た。亡命問題、失業問題、さらに緑の党の主題環境保護で、グラ
ウィシュニヒは多くの論点のありかを探っている。難民政策では、
彼女は連邦全体の基準が建てられていないが、オーストリア今なお
「偉大な心臓部の故郷」である、と述べた。自分は緑の党の既定路
線を今後も守るつもりである、と述べた。また彼女の見方では、同
党は相変わらず順調である。




8月9日(火)

     国外ニュース

制裁解除 エルドアンとプーチンがガス輸送管を計画

ロシア大統領ウラジミール プーチンと、トルコ大統領レジェップ 
タイップ エルドアンは火曜日に、三区飛べてるブルクでの会談後
に、合意に達したと発表した。プーチンによれば、ロシアのトルコ
に対する制裁は解除し、ロシアからトルコへの飛行機の貸切便など
が再開される。まあエルドアンは、黒海のガス輸送管「テュルク路
線」の建設を予告した。この計画は、ロシアの制裁発表で、中止し
たと見られていた。

     国内ニュース

大統領選挙決選投票 市町村は選挙委員獲得をめぐり争い

連邦大統領選挙が10月2日に再び実施される際には、有権者が再び
投票するよう求められているだけでなく、5万人ほどの選挙委員も
必要である。選挙委員は、決選投票の結果が破棄されたことで、悪
しき光にさらされたため、それ以来改革案が議論されており、報酬
の引き上げが問題になっている。それを別にしても、基本的な問題
も明らかになっている。多くの人がもう、選挙委員をやりたがって
いない。市町村は、選挙委員獲得を目指して、切羽詰まった戦いを
しなければならない。




8月10日(水)

     国外ニュース

リビア民兵:シルテのIS本部を占拠

リビアで統一政府と同盟関係にある民兵は、テロ民兵「イスラーム
教国IS」の本部を占拠した、と発表した。ISの拠点シルテにあるウ
アガドゥグ会議場は、「我々の手の中にある」と軍事作戦の指揮部
は水曜日に発表した。ただし、同市の全面的な開放はまだ発表でき
ない、とのことである。

     国内ニュース

大統領選挙第3回投票の費用をめぐり議論

憲法裁判所が、大統領選挙の決選投票のやり直しを命じた判決は、
市町村を窮地に追い込んだ。市町村は、選挙委員を見つけるという
課題を抱えている。これにより10月2日の第2回投票で、大量の経費
が必要になりかねない。土言うとのは市町村は職員に出勤を義務づ
けなければならないからである。市町村連合は、内務省に費用を回
すことを望んでいる、というのは「我々はそのためには何もできな
い」からだ。




8月11日(木)

     国外ニュース

アレッポをめぐる戦いは停戦することなく続行

ロシアはシリアの都市アレッポに対して、期限付きの停戦を約束し
たが、これは守られていないようである。反乱勢力によれば、再び
戦闘が起きている。ロシア空軍はむしろ攻撃を強めている。ただし
この情報と、シリア軍によるガスを用いた攻撃あるいは樽爆弾の投
下の報道は、どちらも中立の立場からは確認されていない。

     国内ニュース

迎撃戦闘機問題でピルツは社会民主党を改めて非難

緑の党のペーター ピルツは、迎撃戦闘機オイロファイター調達に
関して、新たな批判を起こした。テレビ番組によれば、彼は、社会
民主党と元首相アルフレート グーセンバオアーは、約束した契約
破棄を妨害した、と述べた。グーセンバオアーは、これを即座に否
定した。この番組でピルツは、汚職の疑いがあるとし、元大臣ノル
バート ダラボス〔社会民主党)が、EADS社の要請を受けて交渉代
表を交代させていた、と述べた。




8月12日(金)のオーストリアのニュース

     国外ニュース

トランプに圧力 クリントンは財政状況を公開

ヒラリー クリントンは、米国大統領選挙戦の中で、共和党の対立
候補ドナルド トランプに対する圧力を強めている。民首脳の候補
者である彼女は、金曜日に自分の納税申告区所を公表し、共和党の
候補であるトランプに、同じことをするように求めた。トランプは
数ヶ月前から、自分の財政状況を国回するのを拒否しており、これ
が様々な観測を生んでいた。

     国内ニュース

メルクの兵舎拡大は秋に開始

メルクのビラゴ兵舎の拡大が計画されてから、そうこうするうちに
10年が経ち、建設開始は再三延期されてきた。秋にはようやくそれ
が進むことになる、と国防省が発表した。




8月13日(土)

     国外ニュース

米国沿岸で洪水で複数の死者

米国のルイジアナ州と沿岸のその他の地域で、激しい嵐で洪水と
なった。複数の住民が、洪水ですでに死亡し、ルイジアナ州は緊急
事態を発令した。人々は船を使って、そして一部は家の屋上から救
出されざるを得なかった。他には、腰のあたりまで水につかって、
「あちこちに蛇がいる」なかを歩いて渡らざるを得なかった。

     国内ニュース

電信電話会社事件 弁護士によればホーホエッガーは入院中

オーストリア電信電話会社事件に巻き込まれた元院外活動家ペー
ター ホーホエッガーは、スイスをすでに出国し、金曜日夜から
は、シュタイアーマルク州の病院で、精神科の社会復帰訓練を受け
ている、と彼の弁護士は発表した。




8月14日(日)

     国外ニュース

ラッカ進軍 クルド人はISの拠点を孤立させる方針

テロ民兵「イスラーム教国IS」が、シリアの重要都市マンビジュか
ら追放された後、シリア民主勢力SDFはISの拠点ラッカを孤立させ
る意向である。そのために、アル・バブ市周辺地域を支配下に置く
ことになる。この地域は、特にISの拠点ラッカにとって、特に大き
な意味がある。

     国内ニュース

ウィーン空港のニュース表示がトルコを怒らせる

トルコとオーストリアの間では現在、外交的な不和が続いている
が、昨晩新たな一面が明らかになった。駐アンカラのオーストリア
代理公使が、外務省に呼び出しを受けたが、それはトルコに関する
「不快な」報告が原因であった、と外務省公報は発表した。その理
由は、「クローネ新聞」が運営しているウィーン・シュウェヒャト
空港にあるニュース表示に、「トルコは15歳以下の子供との性交を
許可」との見出しつきで表示する映像が、インターネット上の写真
に写っていたことである。ウィーン空港広報ペーター クレーマン
は、午後にオーストリア国営放送にタイして、空港の運営会社は、
この報道の編集に影響をこうしていない、と述べた。「この表示
は、オーストリア最大の日刊紙」が収集し、内容的に責任を持って
いる、とも語った。




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