11月7日〜13日のオーストリアのニュース



11月7日(月)

     国外ニュース

米国選挙戦 クリントンとトランプは最後の力を振り絞る

激しい区戦われた選挙戦の最終局面で、米国大統領候補ヒラリー 
クリントンとドナルド トランプは、今一度全力を投入した。選挙
の前日月曜日に彼らは、選挙の行方を決すると見られる州のいくつ
かで、長時間の日程をやり遂げた。現在ニュー ヨークは、選挙に
向けて準備を整えており、両候補はここで決定の日を過ごすつもり
である。安全対策は大きく強化される。

     国内ニュース

統計局「オーストリア人はより少ない金でより大きな成果」

オーストリアの収入と支出は、3回連続で減少した。オーストリア
統計局の最新の数字が、それを示している。また生産性は増加し
た。オーストリア人は、より少ない資金で、より多くの成果を上げ
ている。家計の資産の分配は、相変わらず不公平である。それにも
関わらずオーストリア人の多数は、現在の生活状況に満足してい
る。




11月8日(火)

     国外ニュース

最初の結果の一部が出される

前例のない選挙戦の末、米国大統領職をめぐる争いは、緊迫感を
持って最終段階に入っている。投票が終わった週もある。直後に最
初の選挙結果と得票予測が出ている。民主党のヒラリークリントン
と、共和党のドナルド トランプのいずれが、新米国大統領とし
て、大統領府に入るのかという問の答えは、午前中まで待たれるも
ようである。

     国内ニュース

新オーストリア党の議員ファフリクは辞職

新オーストリア党の議員クリストフ ファフリクは、同性愛者の養
子縁組に関する発言で、任期半ばで国会議員を退いた。同党が火曜
日にこれをインターネット上で発表した。はっきりした時期に関し
ては、まだ発表されていない。ファフリクの辞任は、必要な引き継
ぎの仕事を終えた後、「2週間」ほどで行なわれるだろう、とも記
されている。




11月9日(水)

     国外ニュース

「まずアメリカ」 トランプの勝利を受け未解決の問題

次期米国大統領ドナルド トランプは、過去数ヶ月、大盤振る舞い
で多くのことを約束した。彼は自分の心情を「まずアメリカ」と表
現していたが、彼の計画の詳細については、明らかにしていなかっ
た。選挙戦の言葉だけからは、トランプが大統領となって何ができ
るか、メキシコ国境での壁建設から、すべての貿易協定の改定をへ
て、健康保険制度改革「オバマケア」の撤廃にいたるまで、推測で
きる。

     国内ニュース

11月の迫害 「自然発生的」な殺人は2年前から計画

ナチの11月迫害の期間中に数百人のユダヤ人が死亡し、数千人がと
らえられ、最後の権利が一夜にして奪われたが、それから78年経っ
ても、その政治宣伝の影響が尾を引いている。1938年11月10日の午
前に「自然発生的な」殺人および強奪の噂が、世界に広がり、今な
お流通している。この計画が2年前に始まっていたことが、ずっと
以前に明らかになっている。しかしナチは、住民の間で反応がある
とは思っていなかった、それもまさにオーストリアでである。その
後政府は、大量殺戮の非難を逃れることができる、と考えた。




11月10日(木)

     国外ニュース

アフガニスタンではタリバーンがドイツ領事館を攻撃

急進派イスラーム教徒タリバーンは、北アフガニスタンのマザリ・
シャリフにあるドイツ総領事館を攻撃した。少なくとも2人が死亡
し、数人が負傷した。タリバーンは、この攻撃を行なったことを認
め、空爆に対する報復である、としている。マザリ・シャリフに
は、オーストリア兵も駐留している。

     国内ニュース

国民党は最低保障問題には「可能性がある」と見ている

首相と副首相は、連邦全体で統一的な最低社会保障に関する交渉が
取りまとめられる、と合同で決定し、発表したが、副首相ラインホ
ルト ミッターレーナー(国民党)は、連邦と州の間で合意が成立
可能性が「まだひょっとするとある」かもしれない、と見ている。
「私は少なくとも非公式な形で、動きがあるのを感じている、と
「ティロール新聞」に述べた。




11月11日(金)

     国外ニュース

トランプは「オバマケア」で方針転換

次期米国大統領ドナルド トランプは、現大統領バラック オバマ
の健康保険改革「オバマケア」を、全面的に廃止するのではなく、
その一部を維持することを検討している。金曜日の「ウォール街通
信」とのインタヴューで、彼はこれを述べた。トランプは選挙戦の
中では、この改革を廃止するつもりである、と予告していた。この
急な方針転換の理由として彼は、オバマと木曜日に会談したことを
挙げた。トランプは金曜日に、自分の大統領就任対策班でも大きな
人材転換を行なった。クリス クリスティーは、班長を解任され、
彼の後継者には副大統領マイク ペンスが座る。

     国内ニュース

作家イルセ アイヒンガーが死去

作家イルセ アイヒンガーが、金曜日に95歳でウィーンで死去し
た。彼女が48歳で出版した長編小説「大きな期待」は、第二次世界
大戦後文学の、偉大な作品に数えられる。彼女は、小説、物語、放
送劇、文芸短評で、オーストリア文学の歴史の中で、重要な座を占
めている。




11月12日(土)

     国外ニュース

インドでは急進的な改革が進む

インド首相ナレンドラ モディは、インドア大陸の経済を根本から
変えるために、重大な措置を取ることを恐れていない。政府は、基
盤整備に巨額を投資しており、歴史的な税制改革を進め、突然一夜
にして、多くの現金を流通から引き上げた。これらは経済力を、非
常に速く取りもどす過程の急進的な手段であり、人々が幸福から切
り離されるのを、躊躇しないのもしばしばである。

     国内ニュース

ホーファーはトランプ招待について言及

自由党の大統領候補ノルバート ホーファーは、昨日インスブルッ
クで、次期米国大統領ドナルド トランプの側近と連絡を取る姿勢
を明らかにした。彼は、トランプを招待することについても言及
し、APA通信によれば、これは12月4日の大統領選挙までは、「時間
的な理由からは行なわれることはないだろう」と述べた。




11月13日(日)

     国外ニュース

EUトルコの取引 失敗の劇的な影響

不合理な状況になっている。トルコとEUは、政治的にますます対立
して漂流している。同時にヨーロッパは、難民問題で、トルコ政府
を協力者とした。トルコ政府がますます独裁的な印象を与える中、
当初から不安定で遭った難民取引が、批判を受けている。政治学者
でトルコ専門家アマンダ パオルによれば、EUは「新たな人道危
機」にさらされる可能性がある。協定が実際に失敗に終わった場合
には、EUには代案がないためである。

     国内ニュース

大統領選挙 国民党は「出発時は自殺状態」

副首相ラインホルト ミッターレーナー(国民党)は、テレヴィ番
組で、過去数ヶ月の連立両党の政策を擁護し、「選挙の新たな世間
話」を終わらせるように求めた。最低保障などの未解決の対立する
論点が、批判を生みだし、数ヶ月前から国民党の党首をめぐる議論
が、ミッターレーナーを商店としているが、彼は政府には行動力が
与えられている、と見ており、2018年まで連立内部に留まるつもり
であり、選挙は「出発時の自殺状態」である、と述べた。




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