4月17日〜23日のオーストリアのニュース



4月17日(月)

     国外ニュース

国民投票 トランプはエルドアンにお祝いを述べる

米国大統領ドナルド トランプは、トルコ大統領レジェップ タ
イップ エルドアンに電話をし、憲法に関する国民投票で勝利をし
たことに、お祝いを述べた、とトルコ国営の報道機関が伝えた。ト
ランプは、この行動を取ることで、大統領府の方針に反することに
なる。米国大統領府広報ショーン スパイサーはワシントンで、選
挙監視団の報告を町、「彼らに仕事をさせる」つもりである、と述
べた。これより前にすでに、これらの専門家は、法律違反を指摘し
ていた。

     国内ニュース

緑ではなく白い春 冬の気候が春をつまづかせる

涼しく気まぐれな復活祭の週末のあと、天候はもう一度逆戻りです
る。予報は今後数日、「冬のような」という言葉を用意している。
降雨と降雪は、今後も頻繁である。一時平野でも雪が降り、多くの
地方が白くなる。朝には霜が予想される。時には気温が氷点下10度
に下がることもあるかもしれない。




4月18日(火)

     国外ニュース

トルコは投資を取り戻す意向

憲法修正に関する国民投票に関して、批判を受けたため、トルコ政
府と大統領レジェップ タイップ エルドアンは、週末柄同国に抜
本的な措置を取る、と予告している。特に数年前からの物価上昇と
失業者増大を、押さえ込むためである、と財務大臣ナジ アーバル
は火曜日に発表した。政治的混乱で失われたトルコ経済に対する信
頼を、これで回復しようとしている。

     国内ニュース

若い緑の人々を巡る対立 内部のメールが混乱を生む

連邦緑の党と、同党から除名された若者組織の間の対立は、復活祭
が過ぎても、くすぶり続けている。「二重の遊戯」に関する電子メ
イルで、退任する「若い緑の人々」の党首フローラ ペトリクは、
連邦緑の党党首エーファ グラウィシュニヒを非難して、連邦同党
は公的な発言に反して、組織を倒産に追い込もうとしている、と書
いている。グラウィシュニヒは4月9日のテレヴィ番組で、若者組織
に対する支援金を止めたあとでも、ペトリク自身も、若い緑の人々
も、崩壊に追い込むつもりはない、と明言していた。




4月19日(水)

     国外ニュース

ペトリの筆頭候補断念はAfDに混乱を引き起こす

右派大衆迎合政党「ドイツのためのもう一つの選択肢AfD」党首
は、党内の対立で、もう一つ混乱を引き起こした。フラオケ ペト
リは水曜日、安芸の選挙では筆頭候補にはならない、と発表した。
この背景には、党の方針に関する権力争いがあり、ペトリは広範な
影響力を持つ方針を支持し、極端な右派の陣営を驚かせるつもりで
あった。週末の党大会では、誰が選挙戦に送り込まれるか、全く不
明である。大騒動がまた起きる可能性もある。

     国内ニュース

裁判所の権限が奪われる 社会民主党の閣僚は各州の提案を拒否

環境問題では、国内の裁判所にはより小さな権限を与える。各州首
相は文書で、政府に対してこのように要請している。しかし連立政
府閣僚の少なくとも半分が、この提案には最初、支持をしていな
い。社会民主党所属の大臣たちは、水曜日に、行政裁判所への批判
を拒否した。ただしこの件は、国民党所属の大臣は、別の見方をし
ていた。




4月20日(木)

     国外ニュース

パリ中心部で銃撃戦 死者発生

パリでは木曜日晩に、銃撃戦があり、少なくとも2人が死亡した。
1人の男が、自動式の銃で警察車両を発表した。警官と射撃犯が死
亡した。もう1人警官が死亡した、との情報は否定された。舞台に
なったのは、フランスの首都パリの中心部シャンゼリゼであった。
当局は、テロリストの背景がある可能性を否定していない。警察が
大規模に出動し、この大通りを封鎖した。

     国内ニュース

「改革の意志がない」と主要連合会長が辞任

ウルリケ ラープメア・コラーは、国内の健康保険および年金制度
の中心的な管理機関をkさっしんする、と要求して、2015年末に保
険の主要連合会長に就任していた。わずか16ヶ月後、社機保険組合
の主要連合には、改革を実施する政治的意志が欠けていることがわ
かった、と国民党経済連合が指名した企業家である彼女は述べた。
選挙を巡る議論で、この地位に就いた初めての情勢である彼女は、
次の2年間も見通しは暗い、と見ている。この結論は、オーストリ
ア的ではない、と彼女は述べて辞任した。




4月21日(金)

     国外ニュース

パリでのテロ 大統領選挙の週末を前に大きな緊張感

パリのシャンゼリゼ襲撃事件が、大統領選挙の第1回投票の直前に
起きたことで、フランスでは大きな緊張感が生まれている。容疑者
カリム C. は、おそらく警官に対する憎しみに駆られて犯行を起こ
したが、テロ組織と実際につながりをもっていたかどうかは、金曜
日までには明らかになっていない。確実なのは、彼は当局に知られ
ており、「極めて危険」であると見られていたことである。選挙の
週末に向けて、フランスは、治安を守るためにやれることをすべて
提供している。

     国内ニュース

行政裁判所 州の提案を差し戻す

ティロール州首相ギュンター プラター(国民党)は、行政裁判所
の権限を制限するよう提案したが、これが波紋を呼んでいる。金曜
日には連邦首相クリスティアン ケルン(社会民主党)も、議論に
加わった。その議論とはウィーンのシュウェヒャト空港に、第3滑
走路を作る決定に火をつける議論であった。ケルンは、裁判所の管
轄権を揺るがすつもりはないが、連邦と各州の権限の分割を見直す
意向だと見られる。ケルンは行政法に、連邦の権限拡大と、国家の
目標として経済の利益の根拠を置くよう求めている。




4月22日(土)

     国外ニュース

AfD党大会 ペトリは2つの失敗でオフサイドに

右派大衆迎合政党「ドイツのためのもう一つの選択肢AfD」の党大
会で、党首フラオケ ペトリは土曜日に、大きな減速機を働かさな
ければならなかった。党の方針を巡る権力争いで、ペトリは「未来
動議」を通すことに失敗した。また筆頭候補問題を先送りしたい、
との願いも、代議員たちは拒否した。ペトリは、「党は間違いを犯
した」と述べた。現在、41才の彼女が、手痛い敗北のあとで、どの
ような計画を立てるのか、同党が最終的な崩壊をするのか、そして
それはいつなのか、観測が流れている。

     国内ニュース

ケルンはヨーロッパ外に難民収容施設を作るのに賛成

連邦首相クリスティアン ケルン(社会民主党)は、現在起きてい
る難民危機では、ヨーロッパ外に「解決」がある、と見ている。彼
は「プレッセ」紙のインタヴューで、「この問題は他に方法では制
御できないだろう、「財政面でそしておそらくは軍事面で」EUが代
償を支払うのは問題にならない、とも述べた。彼によれば、この問
題に備えがあるかどうか、が問題の中心である、とケルンは述べた
が、それは(連立相手の)国民党が強く求めている地中海経路閉鎖
をにらんでのことである。




4月23日(日)

     国外ニュース

フランス大統領選はマクロン対ル ペン

フランス大統領選挙の第1回投票が実施され、無所属のエマヌエル 
マクロンと右翼急進派の国民戦線に属するマリーヌ ル ペンが、
5月7日に行なわれる決選投票に進む上位2人となった。フランスと
ヨーロッパの進む方向を決める投票は、これで延長戦に突入する。
マクロンは、重要なEU擁護派と目されており、ル ペンは選挙で勝
利すれば、EU離脱をフランス人に問う方針である。両候補は、それ
ぞれ自分の勝利を確信している。世論調査によれば、マクロンが明
らかに優勢であるが、日曜日に敗北した候補者の支援を当てにする
こともできる。

     国内ニュース

ウィーン市緑の党は緊急会議を開く

ウィーン市緑の党は、月曜日に緊急会議を開く。その原因は、ホイ
マルクト計画に関して、党内で亀裂が生じているためである。緑の
党の企画立案市議会議員マリーア ファシラコフと党幹部は、この
計画を今までそれぞれ激しく擁護し合っていた。ただし、一般党員
の多数は、この改築を拒否していることが、金曜日に発表された全
員投票の結果明らかになった。




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