5月1日〜7日のオーストリアのニュース



5月1日(月)

     国外ニュース

イスタンブルで暴動 催涙ガス使用

イスタンブルでは5月1日、デモ隊と治安部隊が、路上戦を行なっ
た。メキディエケイ地区では、警察は月曜日に、タクシム広場への
道を進もうとしていた手段に、催涙ガスとゴム弾を使用した。2百
人以上が逮捕された。トルコで憲法修正に関する国民投票が2週間
前に行なわれたが、大統領レジェップ タイップ エルドアンは、
政敵に対して、緩めることない厳しさで対処している。この件で
は、本来であれば国会の承認を得なければならない緊急事態に関す
る命令が、彼を利している。

     国内ニュース

労働の日の行進 社会民主党を代表する人物

連邦首相で社会民主党党首のクリスティアン ケルンは、ウィーン
市役所広場で月曜日、恒例の5月集会への初登場を祝った。土曜日
にウィーン市社会民主党内部の対立が、市長ミヒャエル ホイプル
の同市同党首への再選で、最悪の結果を招いていた。この時ホイプ
ルとケルンは、党員に急遽団結を呼びかけた。ケルンは、協力が
あって初めて自由党を暴走させないことができるのであって、その
ために「牧草にすがる」ことすらある、と述べた。党内の批判派、
「元気よい若者組織」などに対して、ケルンは提案を行なった。




5月2日(火)

     国外ニュース

トランプは政権の停滞に理解を求める

米国大統領ドナルド トランプは、火曜日に連続してインターネッ
ト上に書き込み、伝統にとらわれない形で、政治に取り組んでいる
ことを、今一度証拠づけた。彼は、議会の投票規則を修正するよう
求めるだけでなく、予算不成立で秋に「政権閉鎖」となり、すべて
の政府機関が麻痺することも支持した。米国は「混乱を取り除く」
ために、「よい停滞」を必要としている、とも述べた。本来なら米
国の政治は、よい理由からであれ、このような状況を回避しようと
している。

     国内ニュース

国民党の小冊子が選挙の噂に火をつける

5月1日に始まる週の週末は、社会民主党にとっては、不幸をもたら
すウィーン市党大会が開かれ、極めてひどい週末であったが、国民
党もそれに続く。1950年代に出たような小冊子で、社会民主党の首
相クリスティアン ケルンを、正面から攻撃し、緊急に社会民主党
と緑の党の連立が成立しないように、と警告した。世論調査では、
その2党で多数を握ることは、全く考えられないのではあるが。社
会民主党は、国民党の選挙公約に、当初はユーモアを、その後、槌
と鎌を持ち出した。ケルンはその後、インターネット上の映像で反
撃に出た。




5月3日(水)

     国外ニュース

ル ペン対マクロン テレヴィ対決は激闘に

2人が全面的に対立する政治陣営出身であれば、一つのことを決着
させる必要はない。お互いに柔らかい革の手袋で、お互いを攻撃し
ている。エマヌエル マクロンとマリーヌ ル ペンとのテレヴィ
対決は、このような背景があるため、予想外のものにはならなかっ
た。毒のある2時間半であった。両者とも、あらなた立場を打ち出
すことはなかったが、両候補とも論拠を情感と結びつけようとし
た。ル ペンは、国民戦線の古い印象を振り払ったが、マクロン
は、優等生の印象に反撃できなかった。ル ペンは、イスラーム教
徒の連合団体を禁止することを提案したが、その理由としてイス
ラーム教が同性愛に反対していることを挙げた。マクロンもを微笑
を我慢することはできなかった。

     国内ニュース

各州からの批判 国民党の公約は自殺行為

連邦国民党が発表した選挙公約は、連邦首相クリスティアン ケル
ン(社会民主党)を、ソヴィエト式のハンマーと鎌を持つマルクス
主義者と描き出しているが、水曜日には連邦各州の党内に不満を生
んだ。フォアアルルベルク州、ティロール州、ザルツブルク州の
他、オーバーエスターライヒ州国民党も、この小冊子を分配するつ
もりはない。州首相トーマス シュテルツァーは、この小冊子には
明確に反対した。国民党会派長ラインホルト ローパトカは、「党
内の役員の情報」であると擁護したが、社会民主党の閣僚の中で
は、意図的に落ち着いた態度が取られていた。




5月4日(木)

     国外ニュース

ロシア、イラン、トルコはシリアに保護地域設置で合意

ロシアの圧力を受けて、トルコとイランは、シリアに保護地域を設
置することで合意した。アスタナでの交渉で、3カ国の代表団長
は、これに関する文書に署名した。戦闘に苦しんでいる住民は、今
後はある地域を避難場所とすることになる。この計画の詳細はまだ
未決定である。保護地域は、土曜日にも発効する。

     国内ニュース

ケルン批判小冊子に関してミッターレーナーはうれしくない

国民党党首で副首相のラインホルト ミッターレーナーも、国民党
の(首相)ケルン批判小冊子に関して、ほとんどうれしくない。彼
は木曜日の経済雑誌「トレント」の集会で、私は両者にとってより
よい提案を見てきた」と述べた。これは、首相で社会民主党党首の
クリスティアン ケルンを、共産主義に近い人物として「ハンマー
と鎌」をもっている姿で描いた小冊子のことである。「社会民主党
と緑の党の選挙公約」は、過去数日すでに、多くの国民党の州組織
が拒絶している。最新の党幹部がおそらく、情報を示すようにと文
句も言わないまま発行していた。




5月5日(金)

     国外ニュース

シリアに最初の保護地域が発効とロシア発表

ロシア、イラン、トルコが、シリアに設置することで合意した最初
の保護地域が、現地時間の深夜(中部ヨーロッパ時間の23時)に発
効した、とロシアは発表した。現地ではシリア政府とその反対派
が、木曜日にカザフスタンのアスタナで署名された覚書に記されて
いる通り、「空からのものを含めて、あらゆる種類の武器の使用を
中止」することになっている。未解決の問題もあるが、国連は、こ
の提案を「勇気を与える」歩み、であると捉えているものの、重要
なのは、武器を実際に沈黙させることである、とした。

     国内ニュース

ケルンは国民党の政治広告を批判

特に大通りでの政治広告の支出が少ない、連邦首相クリスティアン 
ケルン(社会民主党)は、テレヴィ番組のインタヴューで、ある提
案を行なう。彼は、政府がこれに関して意見を調整させる方針であ
る。大臣の中には、これに対案を出している小野もいる、と国民党
に向けてケルンは述べた。




5月6日(土)

     国外ニュース

ロシアはシリアで再び米国と協力

米国とロシアは、再びシリア上空で協力する、とロシア政府は発表
した。米国がシリアの軍事基地を爆撃してから、ロシアは協力を中
止していた。ロシアの通信社によれば、合意が再び効力を持った。
一方ただし、先日発効したばかりの住民向けの保護地区では、再び
戦闘が発生した、とシリア人権監視団および反乱勢力が発表した。

     国内ニュース

「クリール」紙 連邦軍元兵士4人がウクライナ戦争に

オーストリア連邦軍の第18狙撃兵大隊の元兵士4人が、ウクライナ
での戦闘に参加し、先週末に逮捕されたベンヤミン F.はその1人で
あった。「クリール」紙は日曜版で、これを報じた。この大隊は
シュタイアーマルク州のザンクト ミヒャエルで、外国派兵に向
け、兵士たちに訓練をしており、軍を代表する部隊と目されてい
る。




5月7日(日)

     国外ニュース

「欧州が私たちを注視」マクロンが決選投票でル ペンを破る

フランスは新大統領をもつ。エマヌエル マクロンは、日曜日の決
選投票で、65%強の票を集め、右翼急進派の対立候補マリーヌ ル 
ペンを破った。マクロンは最初の演説で、謙虚な姿勢を示し、フラ
ンス社会の深い溝に架け橋を渡す、と約束した。39歳の彼は、ファ
ンを前に初めて緊張から解放され、感動を露わに下。彼は今一度、
親ヨーロッパの姿勢を明らかにした。「ヨーロッパが私たちを注視
している」と彼は述べた。ル ペンは敗北を認めたが、6月の国家
議員選挙に向けて、ただちに選挙戦開始を宣言した。

     国内ニュース

ソーボトカはケルンが「首相として無力」であると非難

内務大臣ウォルフガング ソーボトカ(国民党)は、再び首相クリ
スティアン ケルン(社会民主党)に嫌みを言い、彼は「無力」で
ある、と述べた。ソーボトカは、「クリール」紙の月曜版で、政府
の仕事の中で新たな障害として、冷たい累進課税を廃止するのと、
社会福祉制度を改革するのを一括して行なうように、要請した。さ
らにソーボトカは、教育改革では、拒否権を行使する、と威嚇して
いる。




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