7月10日〜16日のオーストリアのニュース



7月10日(月)

     国外ニュース

トルコは入国禁止を批判

オーストリアは、トルコ経済相ニハット ザイベクジを入国禁止に
したが、トルコ外務省はこれを批判した。オーストリアは、民主主
義の価値観を擁護する、との主張で、「信頼することはでき」ず、
今回の措置は「教訓」になる、と述べた。ザイベクジは、トルコの
政権転覆未遂事件の記念日に、ウィーンに姿を現すことになってい
るが、外務書は、連邦首相府との取り決めで禁止した。トルコ経済
省はこのように反応して、混乱を生んでいた。

     国内ニュース

国民評議会選挙 多数の無名の人と数字の遊戯

過去数週間、オーストリアの各政党は、10月15日の国民評議会選挙
に向けて出発地点を、今一度作り直している。現時点の世論調査で
は、国民党が、社会民主党と自由党に対して優位に立っている。し
かしまだ何も決まっておらず、専門家の意見も一つではない。
「3ヶ月は長い時間になるかもしれない」と政治顧問トーマス 
ホーファー述べた。政治学者ペーター フィルツマイアーは、現在
の数字をもて遊ぶのは「無意味であり」「3党が第1党を目指して争
う競争」と「第二共和国で最も緊迫感にあふれた選挙戦」が目の前
にあるのは確かだ、と述べた。




7月11日(火)

     国外ニュース

ロシア疑惑 トランプ ジュニアは重大な電子メイルを公表

米国大統領の長男ドナルド トランプ ジュニア、は、2016年の大
統領選挙戦の期間中に、ロシアの女性弁護士と会談した容疑で、ま
すます強い攻撃にさらされている。火曜日に彼は、攻勢に出た。彼
はインターネット上で、記者ロブ ゴールドストーンとのメイルの
やりとりを公表した。この記者が、この弁護士との会談を準備して
いた。電子メイルの内容は、不利なもので、「大好きだ」との文言
は、ヒラリー クリントンに不利になる内容があることを伝えられ
て取った反応の一部である。

     国内ニュース

迎撃戦闘機オイロファイター委員会最後の日

予定を早めて10月に行なわれる国民評議会選挙のため、迎撃戦闘機
オイロファイター調査委員会が急に終了することとなった。水曜日
には、最後の証人が質問を受ける。その中には元経済大臣ラインホ
ルト ミッターレーナーが含まれている。すべての政党が意志表示
をしているにもかかわらず、あらなた委員会が開かれる葉不明であ
る。すべての政党の国会議員は、この委員会の活動に満足してお
り、具体的な影響をいくつか与えている。




7月12日(水)

お休みです。



7月13日(木)

     国外ニュース

EUはリビアにかける 難民の「地獄」に数百万オイロの資金

移民を押さえ込むための提案は、地中海経路の封鎖から、北アフリ
カに手続き本部を設置することまで、不足してはいない。現実的な
措置が、近々実施される見通しはない。現在リビアが、EUからの巨
額の資金提供を受け、難民がイタリアに向けて移動するのを押しと
どめることになっている。専門家と非政府組織は、リビアの難民収
容所のひどい状況、奴隷化、強姦、虐待など、避難民にとって「地
獄」である、と伝えている。ただしEUは、法治主義と司法が欠如す
るリビアに頼っており、行動力のある交渉相手に関しては、沈黙し
ている。

     国内ニュース

ドイツ大当郎シュタインマイアーがオーストリア訪問

ドイツ大統領フランク・ヴァルター シュタインマイアーは、明日
オーストリアを公式訪問する予定である。オーストリア大統領アレ
クサンダー ファン デア ベレンは、軍隊式に栄誉を示して、
ウィーン能宮に彼を出迎える。後には、連邦首相クリスティアン 
ケルン(社会民主党)との会合が予定されている。




7月14日(金)

     国外ニュース

大火 イタリアは放火犯を追及

イタリアは今なお、数百の森林火災と闘っている。これほど多くの
火災は、格数年なかったことである。特に動向南部は、大火の打撃
を受けており、数千人が被災地域から脱出した。圧倒的な暑さと乾
燥が、燃え広がりにつながったが、原因は不明である。半分以上は
いたずらで、残りは重大な注意散漫から起きてた。特にカンパニア
とシチリアでは、マフィアが放火をした、と推定されている。イタ
リア司法は、放火犯により厳しく対処する、と予告している。

     国内ニュース

プレルの財団 国民党は「蝶」に対する非難を撤回

ニーダーエスターライヒ州国民党と、その執行部長ベルンハルト 
エープナーは、エルウィン プレルの私的財団に関連して、(週刊
新聞)「蝶」の主席編集人不ロリアン クレンクに対する「偽
ニュース」非難を撤回した。エープナーは、ウィーン市のこの新聞
が、問題の財団に関する報道の中で、「嘘を」ついた、と非難して
いた。昨晩、国民党は回状を通じて、これを撤回した。




7月15日(土)

     国外ニュース

ロシア疑惑 トランプは特別顧問を置く

ロシア疑惑で、現在いかがわしい詳細が明らかになっているが、米
国大統領ドナルド トランプは、特別顧問を迎えた。ワシントンの
法律家タイ コッブは、大統領府と議会の仲介役として活動するこ
とになっている。ただし彼は、特に1点だけ、この事件を捜査して
いる人の、緊急の質問に答えることになっている。

     国内ニュース

ブーレスも国民評議会選挙前の会議取りやめに賛成

国民評議会議長ドーリス ブーレス(社会民主党)は、10月12日と
13日の国民評議会の会議を、中止するのに賛成である。彼女はテレ
ヴィ番組で、この2日間に会議を開くに足る理由がない、と述べ
た。ブーレスの発言の根拠となっているのは、10月15日の国民評議
会選挙と、国会議員を出す政党が、選挙戦の中で、巨額に上る甘い
選挙公約を発表し、長期的に予算に負担をかけるかもしれない、と
いうものである。




7月16日(日)

     国外ニュース

ポーランド司法改革に反対するデモに数千人が参加

ポーランドの民族主義保守派政権は、夏のさなかに、問題の国会に
よる司法改革が、影響を与え続けている。絶対多数を持つ与党「正
義と公正PiS」の計画に反対して開かれた最大の集会は、ワルシャ
ワで日曜日に開かれたもので、数千人が下院前に集まった。批判的
な人は、「独裁の始まり」であり、権力分割の終わりである、と警
告している。

     国内ニュース

ケルン「社会民主党はすでに常に運動であった」

連邦首相で社会民主党党首のクリスティアン ケルンは、間近に
迫った国民評議会選挙を念頭に置いて、国民党が「運動」を組織し
ようとしているのは不必要だ、それは社会民主党は、その結党以来
ずっと運動であるからだ、と述べた。さらにケルンは、社会民主党
には、「革新」の真の兆候があり、これに関しては、大きく変わっ
た国会議員の構成を「大きく変える」と予告している。彼によれ
ば、社会民主党は、鞍替えを手品のように取り出す必要はない、
「以前からそのような人材を内部に持っている」と述べた。




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