7月17日〜23日のドイツのニュース



7月17日(月)

EU加盟各国はリビア沖での難民救助に関して対立

イタリアに到着する難民の数が増えているため、EUはリビア沖での
難民船救助に関して対立している。オーストリア外務大臣セバス
ティアン クルツはブリュッセルで、「地中海経路を閉鎖」するよ
うに求め、救助された難民を、これ以上イタリアに運んではならな
い、と述べた。ルクセンブルク外務大臣ジャン アッセルボルン
は、移民を予定通りリビアに戻すことを望む人は、国連の難民支援
機関と国際移民局を支援するために、「今までより事件に深く関
与」しなければならない、と述べた。EU加盟各国の外務大臣たち
は、難民危機の国リビアとの今までの協力関係を、総括している。
北アフリカの危機乳レ僂リビアは、地中海を越えてイタリアへたど
り着こうとする難民が、主に出発する場所である。
数千人が過去数週間で到着したため、イタリア政府は、EU加盟各国
がより有効な支援を行うよう求めており、特に、他のEU加盟校が難
民船に対して、港を開くように求めている。

     その他のニュース

英国のEU離脱の第2回会議が始まる

EUと英国は、ブリュッセルで、EU離脱交渉の第2回会議を開始し
た。EU首席交渉官バルニエと英国のEU離脱大臣デイヴィスは、内容
面で成果を上げる意志を、事前に示した。2019年に予定されている
EU離脱の条件が、議題である。両交渉官は、今回会議の4つの中心
議題を挙げた。それは、英国にいるEU市民の将来、EUにいる英国市
民の未来、EUが英国に求めている、1千億オイロに及ぶ財政的な要
求、EUと英国の北アイルランドの今後の国境、離脱局面で生ずる具
体的な問題である。交渉は、6月19日に始まっていた。離脱の条件
と今後の関係の中心点に関する協定を、取り決めるのが、会議の目
標である。2016年6月に、英国の有権者の多数が、40年以上にわ
たって所属していたEUを離脱することに賛成した。

トルコの非常事態は延長

トルコで政権転覆未遂事件が起きてから1年、非常事態は4度目の延
長となった。午後に国会に賛成が得られるのは、確実と見られてい
るが、それは大統領エルドアン発展公正党AKPが、絶対多数を持っ
ているためである。エルドアンは日曜日に、1年前の政権転覆未遂
事件を鎮圧した記念式典で、非常事態を再び延長する、と述べてい
た。もしそうしなければ、非常事態は水曜日に解除されるところで
あった。エルドアンは、政権転覆未遂事件の後、非常事態を科し
た。非常事態の延長以来、およそ15万人の国家公務員が、指示によ
り、自宅待機あるいは解雇された。5万人以上が、ギュレン運動に
関与しているとの疑いで、捜査のための拘留を受けている。

独政府はコンヤを巡るトルコの対立では猶予期間を設けない方針

ドイツ政府は、ドイツの国会議員がトルコにあるNATOのコンヤ基地
訪問許可に、猶予期間を設定しない方針である。政府広報ザイベル
トはベルリンで、時間的な見込みを議論したり、猶予期間を与えた
りするのには、意味がないと思うが、部隊を訪問する国会議員の権
利はあるので、NATOを含めてすべての段階で、トルコの交渉を模索
している、と述べた。外務省公報は、トルコ側にあるのは拒否では
なく、延期である、と述べた。外務省は金曜日に、国防委員会の委
員に、トルコ政府が、月曜日に予定されていた訪問を延期するよう
要請してきたが、新たな日程は示されていない、と伝えていた。ト
ルコ政府はその理由として、ドイツとトルコの関係の現状を挙げ
た。これより前に、両国関係は不調に陥っていたが、それは、ドイ
ツ国会議員が、インジルリク空軍基地訪問を要求したためであっ
た。




7月18日(火)

国家社会主義地下組織裁判の最終弁論が水曜日に始まる

国家社会主義地下組織NSUの裁判が始まってから4年以上経ち、この
巨大裁判の最終弁論は、水曜日に始まることになっている、とミュ
ンヒェン上級州裁判所が発表した。連邦検察が最初に弁論を行な
う。連邦検察官ヘルバート ディーマーは、その準備はできてい
る、検察側の弁論は22時間かかる見通しである、と発表した。NSU
の連続殺人事件を巡る巨大裁判は、一連の遅延の末、これでようや
く最終段階に入ることになる。

     その他のニュース

米国は武器計画に関してイランに新たな制裁を科す

米国政府は、イランの武器計画に関して、新たな制裁を科した。米
国外務省は、ミサイル計画あるいはイラン革命親衛隊に関連して、
18の個人ないしは期間に対して、制裁を科すと予告した。イラン政
府が近東の「テロ的な」組織を支援していることを、その原因とし
て挙げた。新たな制裁が取られるとの予告が出されていた。前日に
米国政府は、大統領トランプは予告とは異なり、イランのとの核協
定を守るつもりである、と発表していた。

親ロシアは反乱勢力は東ウクライナに新たな国家を建国する方針

ウクライナの親ロシア反乱勢力は、新たな「国家」を建国する、と
予告した。国民投票の後で、この国がウクライナの後継国家とな
る、と反乱勢力の指導者ザハルチェンコは憲法草案を公表して述べ
た。ウクライナ東部で人民共和国を自称する組織の代表者たちは、
「マロロシアと称する新国家の建国に賛成した、とのことである。
これは「小ロシア」と訳せるもので、ツァー時代のウクライナを思
い起こさせる名称である。ウクライナ大統領ポロシェンコは、
ジョージア(旧グルジア)を公式訪問中で、ウクライナはドンバス
とクリミアの主権を取り戻すつもりである、と述べた。ドイツ政府
広報は、放送局の質問に答えて、反乱勢力のこの措置をは受け入れ
られない、と非難し、その指導者ザハルチェンコには、ウクライナ
のこのチックを代表して発言する正当性は持っていない、と述べ
た。さらに広報は、ミンスク協定の枠組の中で、交渉の道を通じて
のみ、紛争解決は可能である、ミンスク協定はロシア、ロシアの支
援を受けた分離独立派、ウクライナが指示を発表した、とも述べ
た。反乱勢力の予告が発表されたのは、東ウクライナに関するノル
マンディー方式に参加する有力者同士の電話会談を数日後に控えた
時点である。

イラクでドイツ人ジハード主義女性が逮捕とは確認できない

ドイツ政府は、テロ民兵「イスラーム教国」のドイツ人支持者女性
逮捕は確認できていない、と発表した。現在、モースルで逮捕され
たドイツの旅券を持つ女性たちに関して、確実な情報はない、と外
務省の発表には記されている。イラク軍は、特殊部隊が逮捕した女
性は、30歳以上であ僂、と発表した。ある将校によれば、この戦闘
員は、訓練を担当し、IS警察のために働いていた。この発言は、IS
支持女性の中には、おそらくザクセン出身の16歳の行方不明女性が
いる、との情報とハムウンしている。この情報は「ヴェルト」紙が
報じたものである。イラク治安部隊は、先週モースルで、ドイツ人
5人を含むジハード主義女性20人を逮捕していた。




7月19日(水)

お休みです。



7月20日(木)

トルコはガブリエルの発言を退ける

ドイツ政府が、トルコへの旅行に関する指示を厳しいものとしたこ
とを受け、トルコ政府はドイツ政府が、「重大な政治的無責任」を
犯している、と非難した。これは、トルコ大統領レジェップ タ
イップ エルドアンの広報イブラヒム カリンが記者会見で述べた
ものである。外務大臣ズィークマール ガブリエル(社会民主党)
は、トルコとの間でたくさんの対立がある中、トルコ政府に対する
ドイツ政府の政策を「新たなものに変える」と予告したばかりで
あった。その中には、旅行に関する自死の強化と、国の輸出振興策
の再検討が含まれている。ドイツ首相アンゲラ メルケルは、予告
されたこの措置hを、「必要不可欠」である、と述べた、と政府広
報シュテフェン ザイベルトが、インターネット上に書き込んだ。
さらにドイツ政府は、トルコ国内への企業による投資の安全確保
と、EUの財政支援を再検討する方針である。

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EUは拘留された人権活動家の釈放を要請

EU委員会の主任広報シナスは、トルコで人権活動家が先日拘留され
たのは、「極めて不安を抱かせる」と述べた。彼は、「我々はこれ
らの人々の即時釈放を呼びかけ」ており、これは先日逮捕された人
権活動家だけでなく、拘留中の記者や民主主義の野党の代表も含ま
れている、と述べた。ドイツ外相ガブリエルが、トルコに対するEU
の支払いを再検討することを要請したことを受け、加盟国間で議論
を行わなければならない、とEU委員会は発表した。今日にもEUの財
政支援は、入念に選び直した分野に限って実施されることになる。
EU委員会はかなり以前から、選択肢の一つとして、トルコの加盟交
渉の枠組の一環として予定されていたトルコ支援を撤回し始めてい
た。次回の外相会談が開かれるのは、9月6日である。

ポーランド下院は最高裁判所改革を可決

ポーランド下院は、大きな抗議がある中、問題の法律を可決した。
この法律が成立すれば、ポーランドの最高裁判所を、政府の監視下
に置くことになる。右派保守派与党「法と正義」PiSが支配する下
院の国会議員は、235人がこの法律に賛成し、192人が反対、23人が
棄権した。この法律の規則によれば、今後は法相が、最高裁判所の
裁判官候補者を選ぶ権限を持つことになる。金曜日には、上院がこ
の法律に関して投票臼ことになるかもしれない。ただし大統領ドゥ
ダは、政府の司法改革計画に予想外に反対しており、政府がもう一
度見直しをしないのであれば、拒否権を行使する、と予告してい
た。

英国のEU離脱交渉では本格的な進展はない

EUと英国は、妥協からはまだ遠いと首席交渉官バルニエは述べた。
彼はブリュッセルで、特に英国市民がEUで、EU市民が英国で将来持
つ権利には、「基本的に意見の相違」が残っている、と述べた。英
国側のEU離脱大臣デイヴィスは、今回の交渉で勇気づけられた、と
述べた。両者は、EU離脱移管する初めての内容的な話し合いの後
で、意見を発表した。6月には、両左派初めて、EU離脱交渉の枠組
に関して会談を行っていた。複雑な離脱交渉では、英国貿易相
フォックスは、楽観的な姿勢を示し、EUと英国はすでに同じような
規則を持っており、関税を課していないから、EUとの貿易協定交渉
は、容易である、と放送局BBCに述べた。




7月21日(金)

経済省「トルコへの武器輸出を調査」

経済省の発表によれば、ドイツ政府はトルコとの新たな武装事業に
関する政策を変更した。連邦経済省広報はベルリンで、現在の武器
輸出申請書は、調査を受ける、と発表した。これ以前の「ビルト」
紙の報道によれば、トルコとの武器に関する事業計画とすでに進行
中の事業は、一時凍結される。さらに、武器輸出に関する決断を下
すにあたっては、「現在の情勢と特に人権の遵守」に「特別な重き
を置く」が、それはトルコにも当てはまる、とのことである。外務
大臣ズィークマール ガブリエル(社会民主党)が木曜日に予告し
た、ドイツのトルコ政策の新たな方針は、すべての分野、つまり
「武器油種政策も」含んでいる、とも報じられている。

     その他のニュース

首相ユルドゥルムはドイツとの対立緩和を支持

トルコ首相ユルドゥルムは、ドイツの対立を緩和するのに賛成し
た。彼はアンカラで、トルコ政府は今もなお、ドイツをヨーロッパ
における戦略的な協力国と見なしている、と述べた。トルコ国内の
ドイツ企業が、テロ容疑で捜査を受けている、との報道がなされて
いるが、彼はこれを否定し、ドイツが持っている安全面での懸念を
否定した。ドイツ外務省は木曜日に、夏休み期間中にトルコへの旅
行に関する指示を、より厳しいものにしていた。これは記者などの
集団だけでなく、すべてのドイツ人に、テロ組織を支援した容疑で
逮捕される可能性がある、と警告を発するものである。人権活動家
シュトイトナーが拘留されたことを受け、ドイツ政府はトルコ政策
を転換する、と予告していた。トルコ政府は、ドイツ政府を非難し
て、ギュレン運動あるいはクルド人労働者党PKKなど、トルコ人テ
ロリストが、ドイツを避難場所にしている、と述べた。

神殿の丘 金曜の祈祷後の騒動で死傷者発生

神殿の丘では金曜日の祈祷の後で騒動が起こり、エルサレムでは、
パレスチナ人2人が死亡した。イスラエル治安部隊との衝突で、エ
ルサレムと西ヨルダンランドでは、少なくとも2百人のパレスチナ
人が負傷した。ラマラとベツレヘム近郊の軍が封鎖する地帯でも、
暴動が起きた。イスラエルの警官が数千人単位で出動した。パレス
チナ人が怒っているのは、イスラエルが1週間前に、神殿の丘にあ
る神聖な施設の入口に、金属探知機を設置したためである。イスラ
エルは、パレスチナ人が攻撃について話していることを、安全を考
慮する理由として挙げている。金曜日の祈祷では、イスラエルは、
50歳以上の男性と女性だけが、神殿の丘に立ち入ることを認めた。
ドイツ外務省は、エルサレム旧市街と隣接する東エルサレムの街区
には立ち入らないように、と呼びかけている。

カタールは反テロ法を修正

カタールは、テロ対策法を修正する、と発表した。首長タミーム
が、これに関する命令に署名した。それによれば、「個人とテロ組
織」の「国内名簿」2つが作成されている。この名簿に掲載された
容疑者は、異議を唱える権限を持つ。これより前に米国とカタール
は、テロ対策で協力するための協定を結んでいた。その協定では、
特にテロ組織の財源が問題となっている。湾岸の危機の国カタール
は、この修正は、湾岸危機を弱めるためのものである。カタールと
対立するサウジ・アラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦、エジ
プトは、米国とカタール政府の合意を、「不十分」であるとし、カ
タールがテロ組織の財源を提供している、と非難している。




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