10月30日〜11月5日のオーストリアのニュース



10月30日(月)

     国外ニュース

自宅拘留 トランプの元顧問が強い批判を受ける

ロシア疑惑で、米国司法は、米国大統領ドナルド トランプの選挙
対策班に属していた人々に対する圧力を強めた。月曜日には、トラ
ンプの元選挙対策班幹部ポール マナフォートと、元顧問リチャー
ド ゲイツが、自宅拘留となった。ワシントンの連邦裁判所は、マ
ナフォートに対するこの決定を、重大な資金洗浄によるものとして
いる。その他さらにトランプの信任厚い人物1人も、当局の標的と
なった。

     国内ニュース

金属産業集団契約 労使双方が対立

金属産業の2018年集団労働契約KVに関する4回目の交渉は、月曜日
夕方には、対立で終了した。ちょうど1週間後に、次の交渉が開か
れる。労働組合の代表は、金属産業全体に経営集会を、火曜日に開
くと予告した。この業界の被雇用者の代表は、挑発されたと感じて
いるが、使用者側は労働組合側が「戦闘態勢」である、と批判し
た。




10月31日(火)

     国外ニュース

カタルーニャ危機 プチデモンはベルギーに亡命するつもりはない

カタルーニャ地方の元長カルレス プチデモンは、ベルギーに亡命
を求めるつもりはない、と火曜日昼にブリュッセルで述べた。プチ
デモンでは、独立派としてスペインでは、長年にわたる拘留刑を言
い渡される可能性がある。火hらしゅうまつに、突然姿を消し、月
曜日にはベルギーに姿を現した。彼がどれぐらいの機関ベルギーに
滞在するのか、そもそも何をするつもりなのかについては、プチデ
モンは曖昧な情報しか発していない。一方スペイン最高裁判所は、
プチデモンとその他の閣僚13人に対する訴訟を起こす、と予告して
いた。

     国内ニュース

外国人の権利 強化された規則が発効

水曜日に、亡命問題に関するより厳しい規則を持つ外国人法が、段
階的に発効する。これで特に、亡命を認めない決定がでても、出国
しない人々に対して、強制拘禁及び高い罰金を科すことが可能にな
る。亡命手続き中に嘘の情報を出した場合にも、厳しい罰則を受け
る。(滞在資格のない人に対する)長期拘留および難民の滞在場所
報告義務は、それぞれの州に与えられる。さらに亡命希望者は今後
は、非政府組織の支援活動を期待できる。赤白赤カードの修正も可
決されている。




11月1日(水)

     国外ニュース

英国の閣僚ファロンが性的問題で辞任

過去数日、英国の政治家に対して、性的侵害容疑を犯した容疑が多
数明らかになっているが、国防大臣マイケル ファロンが今回辞任
した。彼は2002年に、夕食の際に、女性記者の膝に手を置いた、と
されている。ファロンは水曜日に、自分の行動は「おそらく適切で
はなかった」かもしれない、と述べた。首相テリーザ メイは、彼
が辞任して、兵士たちのよい見本を示すつもりである、と歓迎し
た。

     国内ニュース

自由党は官庁の地方移転を批判

連立交渉始まってから初めて、政権に参加する可能性がある両党の
間で、批判の声が強まっている。農業大臣アンドレ ルプレヒター
(国民党)は、官庁を各州に移すとの目標を掲げているが、国民評
議会第3議長ノルバート ホーファー(自由党)は、これとは距離
をとった。特に先日可決されたばかりの、連邦環境局のウィーンか
らクロスターノイブルクへの移転が、彼に気に入らない。




11月2日(木)

     国外ニュース

パウエルがFED新長官に トランプは安定性を目指す

ジェローム パウエルが、米国の発券銀行連邦準備銀行の新総裁に
なる、と大統領ドナルド トランプが木曜日に発表した。元銀行経
営者で長年にわたって同銀行の監督を務めていたパウエルは、ジャ
ネット イエレンの後を襲って、2018年に総裁になり、イエレンの
穏健な金利引き上げ政策が継続される。トランプは、パウエルは、
運営の課題に最適の人物で、積極的かつ賢明であって、「これより
重要な職は少ない」と述べた。パウエルは慎重で、合意を取り付け
る人物と見られており、「ワシントン新聞」は、「退屈なほど正
常」である。

     国内ニュース

国民評議会の新議員は85人

国民評議会選挙で、議員の座に誰が就任するか確定した。新たに議
員になる人の数は、85人以下ではなく、その多くは国民党である。
最年少の国会議員も、国民党所属である。合わせると、女性の割合
は3分の1弱の183議席のうち60議席である。この点では、社会民主
党が44%で優位に立っている。




11月3日(金)〜11月4日(土)

お休みです。




11月5日(日)

     国外ニュース

テキサスの教会で銃撃 死者は20人を超える

米国のテキサス州の教会で銃撃があり、未確認の報道によれば、
20人以上が殺された。それによれば、武装したものが日曜日に、サ
ン アントニオの南東50キロほどのサザーランド村にある再洗礼派
の教会に入り込み、そこで発表した、とのことである。警察の発表
によれば、攻撃犯も死亡した。

     国内ニュース

アルバ島 秘密の多いフレットル所有会社

元労働組合の銀行「労働と経済銀行BAWAG」は、カリブでおよそ
14億オイロを無駄にした。同銀億総裁ヘルムート エルスナー時代
の責任が追及され、投資銀行家ウォルフガング フレットルがこれ
に関与している。パラディーゼ文書のなかでは、ウォルフガング 
フレットルが、自分の名前でカリブ海のアルバ島で登録している
7つの会社の名前が挙がっている。この会社のどれも、捜査官ある
いは労働と経済銀行事件の専門家には、今まで知られていなかっ
た。この基金は、古い物も新しものも含め、多数の問題を生んでい
る。




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