4月24日〜29日のオーストリアのニュース



4月23日(月)

     国外ニュース

トロントでトラックが人混みに突っ込み死者発生

カナダのトロント市では、現地時間の月曜日昼に、トラックが人混
みに突っ込んだ。この件では9人が死亡し、負傷者も出た。この車
の運転手は当初、逃走したが、その後逮捕された、と警察広報は発
表した。この行動の背景は、全く不明である。

     国内ニュース

緑の人々は二日酔いと覚醒の状態に

緑の人々は、成功の手がかりを再びつかむ処方箋を模索している。
ザルツブルク州議会選挙で、大敗を喫し、得票は半減し、二日酔い
状態と新たなあり方への期待が支配している。週末のインスブルッ
ク市長選で、5月6日の決選投票に向けて首位に立ったゲオルク 
ウィリに、期待が集まっている。同党連邦広報ウェルナー コーク
ラーは、ウィリが緑の人々が「将来有望」であることを証明した、
「私たちは今再び、前に向けて出発する」と述べた。




4月24日(火)

     国外ニュース

トランプはマクロンを初めて国賓として大規模な出迎え

米国大統領ドナルド トランプは火曜日、公式訪問として初めての
国賓として、フランス大統領エマヌエル マクロンを出迎えた。ト
ランプは彼とその妻ブリギッテを、公の場面でも、以前からの友人
であるかのように歓迎した。両国と両大統領の友情は、トランプに
とっては、「壊れることがない」ものであり、頬へのキスで示され
ることが、その後数回に渡って強調された。マクロンにとってこれ
は非公式の場面の拡大であった。近東問題が話し合われたが、トラ
ンプは改めて、イランを攻撃した。トランプを押さえ込むことが重
要な場合には、ヨーロッパではマクロンに大きな期待が寄せられて
いる。

     国内ニュース

最低社会保障問題でクルツは一人で隔週を驚かせる

国民党と自由党の連立連邦政府は、最低社会保障問題で隔週に圧力
をかけている。連邦首相セバスティアン クルツ(国民党)は火曜
日に、政府は6月1日に専門家の評価案を提出する、と発表した。彼
のこの行動は、しばらく前に社会福祉大臣ベアーテ ハルティン
ガー・クライン(自由党)と、6月末までにこの提案を決着させる
ことで合意した各州の社会福祉大臣を、驚かせる行動である。クル
ツの行動に対する批判は、そのため間もなく現れた。中心は社会民
主党と緑の人々からであった。




4月25日(水)

おやすみです。



4月26日(木)

     国外ニュース

メルケルはトランプを訪問

フランス大統領エマヌエル マクロンが、ワシントンから出発した
が、ドイツ首相アンゲラ めるけるは、それに続いて金曜日、米国
大統領ドナルド トランプの次の賓客となる。長い間外交面では麻
痺状態であったメルケルの、外交への復帰である。トランプは、メ
ルケルが世界の舞台へ復帰を、どれほど上手く取り持つか、緊迫感
を持って見守られている。また米国大統領府への帰還であるが、前
年の会談の極めて奇妙な光景が思い起こされる。

     国内ニュース

アマデウス賞 ワンダと絵本が引き分ける

第18回アマデウス賞の最大の勝利者は、ワンダと絵本であった。昨
年国内で人気のあった2つのバンドが、木曜日にウィーン国民劇場
での記念公演で、それぞれ2部門で受賞した。「最優秀アルバム」
はピツェラとヤオスが獲得した。司会者コンチータは、この記念公
演をとて無上手く進行し、ちょっと上品すぎた。批判的な声はな
く、完全な演奏ぶりで、特にコンチータに対してその声があった。




4月27日(金)

お休みです。




4月28日(土)

     国外ニュース

強姦事件の裁判 穏健な判決がスペイン全土を怒らせる

スペインでは、注目を集めている集団強姦をめぐる裁判で、軽い判
決が出たことで、怒りの波が広がっている。数日前から全国で、数
万人がこの判決と裁判官に抗議活動を行なっている。この裁判官に
は、陳情書が出されている。すでに120万人以上が、スペイン最高
裁判所に、この裁判官を免職するように求めている。

     国内ニュース

クルツは日曜日にアラブ首長国連邦を訪問

連邦首相セバスティアン クルツ(国民党)は、日曜日にアラブ首
長国連邦の客となる。同国では王子シャイクモハメド ビン ザ
イード アル・ナハヤとも会談する予定である。会談の中心議題
は、経済問題であるが、「スポーツ、文化、観光」の他、ジハード
主義民兵「イスラーム教国IS」との戦いなど、現在の戦時的問題も
取りあげられる。




4月29日(日)

     国外ニュース

英国内相辞任

カリブ諸国からの移住者をめぐる事件での態度が原因となって、英
国内務大臣アンバー ラッドは辞任した。首相テリーザ メイが、
この辞任申請を受け入れた、と政府広報は日曜日夕方にロンドンで
発表した。ラッドは、いわゆるウィンドラッシュ世代問題での発言
で、機微行く批判されていた。さらに彼女は、国外追放に関する内
務省の目標については知らなかった、との得たが、文書によれば、
彼女はこれについて知っていたはずであった。首相メイにとって
は、ラッドの辞任は2つ目の重大な打撃である。

     国内ニュース

ホーファーは国庫改革で「加入料引下あるいは給付増加」

ノルバート ホーファー(自由党)は、テレヴィ番組で、基盤整備
大臣だけでなく、政府の調整役としての役割に関する質問に答え
た。その際彼は今一度、高速道路の交通を「なめらか」にすること
に力をさいた、と述べた。自由党は、ハンガリー系の米国の富豪
ジョージ ソロスを批判しているが、ホーファーはこれと、同党の
ロシアに対する態度を擁護した。ホーファーは健康保険制度での政
府計画について病院が閉鎖されるとの不安を持つ必要はない、と見
ており、「摩耗」を取り除くことにより、給付を増やすか社会保険
料の払込金を引き下げる、と述べた。




今日のニュースへ

過去のニュース(目次)へ inserted by FC2 system