3月14日〜20日のオーストリアのニュース



3月14日(月)

     国外ニュース

イドメニからの行進 マケドニア軍は難民の行列を停止させる

マケドニア軍は、ギリシアとマケドニアの国境を無許可で横断した
した難民数百人を、停止させた。兵士たちは月曜日、ゲヴゲリヤ近
郊で干渉し、保護を求める人々を逮捕した。この集団はおよそ7百
人の難民からなり、刻がいつに違法される、と内務省は午後遅くに
発表した。この難民たちは、これより前に、人であふれているギリ
シアの難民収容所イドメニを出発していた。

     国内ニュース

シェリング「債権者以上に連邦の損失は大きい」

財務大臣ハンス イエルク シェリング(国民党)は、ヘータの債
権者との取引が不調に終わったことを受け、連邦の方針を改めて擁
護した。連邦は今までに少なくとも55億オイロを既に投入し、拒否
された分割払いのもうしれを受諾した債権者よりもはるかに多く
を、問題の銀行の件で失っている、と彼は月曜日夕刻のテレヴィ番
組で述べた。別のテレヴィ番組では、彼は不動産銀行調査委員会で
各会派長から、賞賛および批判の他に、助言を受けた。




3月15日(火)

     国外ニュース

わかりにくい戦略 ロシアはシリアからの撤退で何を得るのか

撤退の予告は、介入と同様、突然発せられた。6ヶ月間近くの介入
の後、ロシアはシリアへの軍事介入から手を引いた。大統領ウラジ
ミール プーチンは、突然の措置の理由として、この派兵は目標を
かなり実現した、と述べた。当初おそらくは降伏を目指しているよ
うに見えていたが、より詳しく見れば、ロシア政府が抜け目ない策
略をたてていたことが姿を現す。ロシアはよい手を持っているの
に、実際には勝負を降りており、これはシリアの情勢だけが関わっ
ているわけではない。

     国内ニュース

早い復活祭 冬が春と戦うとき

天文学的に見た場合、冬は3月20日まで続く。天気は普通である。
安定せず、太陽の光が輝いた後、雪や雨が降り、これが繰り返され
る。(復活祭の前の)受難週には、オーストリアの宿泊業界のとっ
てはうれしいことで、最後の雪のある休暇になりそうである。これ
に対して、アレルギー体質の人は、変わりやすい天気で苦しむこと
になる。




3月16日(水)

     国外ニュース

英国は「砂糖税」を甘味飲料に課すと決定

英国政府は、今後砂糖を含む飲料の製品および輸入品に税を要求す
る意向である。英国政府は、「肥満爆弾」の課税をかなりの税源と
なるだけでなく、特に健康で、国民健康制度NHSに負担をあまりか
けない市民を生むと期待している。この措置は、人気の料理人ジェ
イミー オリヴァーが興奮し、この提案は「世界を駆け巡る」だろ
う、と述べた。

     国内ニュース

ヘータの債務履行義務 ケルンテン州の訴訟は連邦を巻き込むか

ヘータと、おそらくヘータからはこれ以上回収できないと見られる
ので、最終的には連邦が、ケルンテン州から訴えられる可能性があ
る。未解決の巨額の負債をめぐり、始まったばかりの陣地争奪戦で
は、ケルンテン州は自分が犠牲者であると見ている、と弁護士は水
曜日に述べた。州の債務履行義務は、この形式では全面的な崩壊が
発生しかねず、同州は無効であるとみているが、それはケルンテン
州の不動産銀行に裏切られたからである。この見解が極めて冒険的
である、と見えるのであれば、それはその立場は当時の債務履行義
務契約には、極めて強固な根拠があるためだ。




3月17日(木)

     国外ニュース

条約案では難民はEU内で自由意志に基づいて分割して受け入れる

トルコがギリシアから難民を1人受け入れるごとに、EUはトルコか
らの別の難民を受け入れることになる。これはトルコとの取引に関
すrけいかくが含まれる。「シュピーゲル」誌には、8項目の計画
が寄せられているが、これはEU首脳会談で議論されることになって
いる。ドイツ首相アンゲラ メルケルは、これには満足していな
い。この条約案では、難民のEUへの分割受入が、自由意志に基づい
て行なわれることになっているためである。

     国内ニュース

ヘータ社長は即時支払い不能に陥ると警告

金曜日は、フランクフルト地方裁判所は、大きな影響を与える可能
性のある判決を下す。FMS社有価証券管理、つまりドイツの不動産
融資会社ヒュポ リアル エステイトHREの「不良債権処理銀行」
の裁判では、ヘータ社の支払い猶予に関して、総額2億オイロほど
分だけが取り上げられる。同裁判所がFMS社の正当性を認めれば、
他の債権者もヘータ社の資産に干渉することができるようになるか
もしれない。ヘータ社がこの判決に上訴しても、これに関しては何
も変わらない、と同社社長セバスティアン プリンツ フォン 
シェーンアイヒ・カロラトは「貿易新聞」に述べた。そうなれば、
ヘータ社は金曜日にも支払い不能に陥る可能性がある、とも語っ
た。




3月18日(金)

     国外ニュース

EUとトルコの難民をめぐる取引は日曜日に開始

反対意見もあるEUとトルコの間の難民に関する取引は、日曜日に早
くも、少なくとも一部は発効する。日曜日からギリシアに到着する
難民は全員、一人一人査定されて、トルコに連れ戻される。シリア
人を1人送り返すたびに、EUはトルコから別の難民を引き受ける。
ただし厳密な手続きは、他の点多数同様まだ未定である。

     国内ニュース

大統領候補は立候補推薦書を提出

予想通り金曜日に、4月24日の連邦大統領選挙に向けて、候補者は
立候補推薦書を内務省に提出した。選挙局長ローベルト シュタイ
ンは、17時の提出期限後にこれを確認した。各候補者と提出の代理
人によれば、無所属の候補者イルムガルト グリス、社会民主党か
ら指名されたルードルフ フンツトルファー、国民党から出馬した
アンドレアス クホール、自由党の候補者ノルバート ホー
ファー、それに緑の党の元連邦代表アレクサンダー フォン デア 
ベレンは、必要な6千人の署名をつけて書類を提出した。




3月19日(土)

     国外ニュース

スイスの予算の問題 資金がありすぎる

オーストリアの西では、時計は別の音を立てている。それも経済政
策でである。スイスの予算では、前年黒字が発生した、それも予想
を遙かに上回る黒字である。公務員は、19億フラン(17億オイロ)
ほどの「見込み違い」をしていた。今やスイス人は、この資金で何
をするか考えなければならない。

     国内ニュース

フィッシャーはEUは危機で弱体化していると見る

連邦大統領ハインツ フィッシャーは、今日EUは「20年前より明ら
かに弱体化している。それは危機が力を奪っているからだ」と見て
いる。「プレッセ日曜版」とのインタヴューで彼は、「ヨーロッパ
共同体が設立されたときには、6人の国家元首が暖炉の周りに腰を
下ろして、決定を下した。」と述べた。現在では、「各国が利己主
義に走らないように、全力をあげなければならない、すべての国が
特別待遇を求めている」とフィッシャーは嘆いた。EUは経済的な勢
力としては、米国および中国と対等であるが、軍事分野ではそうで
はないが、このことが自分には気に入らないわけではない、と
フィッシャーは強調した。EUは、米国あるいは中国と同じ数の戦車
やミサイルを持つよう、自らに課すべきではない」とも語った。




3月20日(日)

     国外ニュース

EUとトルコの取り決めは困難な出発

トルコとEUの間で取り決められた難民対策は、日曜日に困難な条件
の下、多くの未解決の問題がある中出発した。特にギリシアは、協
定の実施と戦っており、数百人の専門家と通訳が不足している。さ
らに数百人の難民が、トルコからエーゲ海を越えてギリシアに辿り
着こうとしている。報道によれば、トルコは既に、およそ3千人の
難民が渡航するのを阻止した。

     国内ニュース

ルーガーはリンツに物乞い禁止令を出すのに賛成

リンツ市長クラオス ルーガー(社会民主党)はリンツ市に物乞い
禁止令を出すのに賛成した。彼はこれで、国民党の提案を却下し、
これに関する準備作業を行なうと予告した。過去数週間、特にルー
マニアから組織された集団がリンツ市の中心部で悪事を働いた、と
ルーガーは述べた。「受忍する限度を超えた」と彼は国民党に賛意
を示した。




今日のニュースへ

過去のニュース(目次)へ inserted by FC2 system