5月29日〜6月4日のオーストリアのニュース



5月29日(月)

     国外ニュース

プーチンがマクロンを訪問 接近も条件付き

フランス大統領エマヌエル マクロンは、月曜日にロシア大統領ウ
ラジーミル プーチンをヴェルサイユに出迎えた。マクロンは、悪
化した関係を立て直す方針で、新たに直接のロシアとのつながりを
築く方針である。会談は開かれて直接的なものであった、とのこと
である。マクロンはシリア問題では、ロシアとの緊密な「協力関
係」を持つ意向であるが、化学兵器が使用されれば、「一線を」を
引く、とも述べた。プーチンは、いくつかの項目で意見の一致を見
た。彼は、フランスの選挙セインに影響を与えたのではないか、と
の告発を否定した。

     国内ニュース

雇用補助金問題でケルンは障害を載り除く方針

大連立は、しばらく前から解決が待たれている雇用補助金問題を実
施に移す模様である。これは7月に、新たな短時間雇用を生みだす
ためのものである。首相クリスティアン ケルン(社会民主党)は
昨日、火曜日の閣議で障害を取り除ける、と自信をのぞかせてい
た。閣議では、雇用補助金のうちすでに決定された計画に、国民党
が明確な発言があるものと期待している、とケルンは述べた。企業
と休職者は、7月1日にこの制度が始まるのを待っており、現在は方
針を完成し、実施を保証する必要がある、と回状の中でケルンは述
べた。




5月30日(火)

お休みです。



5月31日(水)

     国外ニュース

ロシア疑惑 トランプは弁護士を通じてのみ発言する

報道によれば、FBI元長官ジェイムズ コーミーは、発言する意向
で、そのため米国大統領ドナルド トランプは、神経質になってい
る模様である。トランプは、ロシア疑惑での質問には、弁護士マー
ク カソウィッツに問い合わせるように、と広報シーン スパイ
サーは水曜日夕方に発表した。直前には米国の放送局CNNは、先日
トランプに解任されたコーミーは、大統領に関する疑惑に発言する
意向で、それも近々である。トランプは、自分に有利な証言をする
人を探しているが、FBI元長官の発言があれば、彼に密接に関わり
を持つ可能性がある。

     国内ニュース

高速道路通行料が議論に

走行距離に基づく高速道路通行料に関する提案が成されたが、その
反響が起きるのに長く末必要はなかった。EU委員会は水曜日に、
「たくさん走った人が、たくさん支払い」という原則に基づく料金
体系を提案したが、反対意見が雨あられと降り注いだ。自動車運転
者団体OeAMTCとARBOeは、強くこれに反対した。交通省も、発表さ
れた料金体系から、自ら離れるつもりはない。




6月1日(木)

     国外ニュース

気候保護 トランプはパリ協定からのりだつを発表

あらゆる警告に逆らって、米国は、パリ気候保護協定から離脱す
る。大統領ドナルド トランプは、木曜日夕刻に記者会見を開き、
その決定を発表した。彼はこの協定を、米国の富を他国に大きく
「分配する」ものであるとし、どんなことでも起こるという人を恐
怖に陥らせる筋書きでしかないが、自分はそれとは異なる決断をし
た、と述べた。

     国内ニュース

アロイス モックの功績を認める

アロイス モックの死は、元国民党党首で、副首相兼外務大臣に
は、称賛とともに狼狽の感情を引き起こした。すべての政治陣営か
ら、自らの信ずるところに積極的に進んでいく尊敬の念が発表され
た。その中には、オーストリアをヨーロッパに導いたことが含ま
れ、さらに、人間モックに対するものも含まれている。




6月2日(金)

     国外ニュース

トランプの気候に関する方針転換を中国は利用する

米国がパリ気候協定から離脱する計画は、中国にとってまさに贈り
物である。米国大統領ドナルド トランプは、この決定で、中国に
この地政学上の分野を事実上委ねている。そのほかに、中華人民共
和国は、再利用可能なエネルギーの分野での、経済的利益をより上
手く狙って追及することができ、同時に気候に関する目標を達成し
なければならない、との批判を弱めることができる。気候保護に向
けますます断固たる行動を取る、との口先だけで表明しているにも
かかわらず、パリ気候保護協定の成果は、さらに遠くに追いやられ
る可能性が高い。

     国内ニュース

アフガニスタンへの送還 BMIへの批判

今週実行された亡命希望者17人のアフガニスタンへの送還には、批
判の声が上がっている。オーストリア亡命調整所によれば、国外退
去になったうちの2人は、手錠をかけララレ他だけでなく、「ミイ
ラのように」紐で縛られていた。この組織は、亡命希望者の支援者
から得られた、と発表した。




6月3日(土)

     国外ニュース

複数の死者 ロンドン中心部で連続攻撃

ロンドンは土曜日の夜、連携を取っていると見られる複数の襲撃事
件に揺れた。ロンドン橋では、ライトバンが歩行者の列に突っ込ん
だ。また近くにあるバラ市場で、刃物による攻撃があった、と報じ
られている。英国での報道によれば、この攻撃で複数の死者が発生
した。実際に何人が殺され、負傷したか、犯人は何人か、犯行の背
景は何か、などはまだ不明である。しかし警察は、すでに「テロ事
件」である、と述べている。

     国内ニュース

シュトラーヘは連立の条件として閣僚の席を求める

予定を早めて実施される国民評議会選挙後のは、自由党が連立政権
に参加する可能性がまだある。そして同党首ハインツ クリスティ
アン シュトラーヘは、これに関して明確にした。自分が官僚に就
任しないで、後衛の位置に入ることは、「議論に」なりえない、と
述べた。これは別として、シュトラーヘは土曜日のラジオ番組で、
これ以外の連立条件を取りあげ、まだ自由党の選挙戦公約を実現す
るための財源をどのように確保するかなど、決着を見ていない問題
がある、と述べた。




6月4日(日)

     国外ニュース

ロンドンのテロ  メイはイスラーム教原理主義を根絶する方針

英国首相テリーザ メイは、国会議員選挙を直後に控え、ロンドン
でのテロに対抗する強さを示した。彼女は、英国でのイスラーム教
原理主義を根絶するつもりである、と日曜日に表明し、急進的な動
向に対して今まで「寛容」出会ったのは残念だ、と述べた。攻撃の
犠牲者多数は、あいかわらず危篤状態にある。警察は、犯人に関す
る捜査結果を、間もなく発表できる、と自信をのぞかせている。
日曜夜遅くには、テロ民兵「イスラーム教国IS」が、この犯行を起
こしたのは自分たちである、と発表した。

     国内ニュース

ケルンテン州未来同盟は新党首を選ぶ

州議会の議席を持つ最小の政党であるケルンテン州未来同盟は、ク
ラーゲンフルトで日曜日に党大会を開く。党首ヨハナ トロート・
リンプルと、党首代理ウィルヘルム コーラクは、政界からの引退
した。新党首は、グラーフェンシュタイン市議会議員ヘルムート 
ニクルである。




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