12月4日〜10日のオーストリアのニュース



12月4日(月)

     国外ニュース

オイロ使用国連合総裁 ポルトガルのセンテノが勝利

オイロ使用19カ国の財務大臣は、月曜日にブリュッセルに集まり、
方向性を決める人事を決定した。秘密投票で彼らは、ポルトガルの
社会民主党員マリオ センテノを、新総裁に選んだ。現総裁イエ
ルーン ダイセルブルームが、オランダ政府で地位を失ない、その
ため退任しなければならなくなり、センテノはその後任となる。セ
ンテノの方針は、ある意味で象徴的な性格も持っている。

     国内ニュース

合意には達せず 連立への道に障害

国民党と自由党によれば、クリスマス前には新政府が成立させた
い。税制担当班がほぼ毎日、両党首の周辺で会議を開いている、床
とのである。月曜日には、ウィーンのエプシュタイン邸で、非公開
で行なわれた。正式のの合意発表は、おそらく行なわれない。それ
にはもちろん同意が必要である。政権完成までの道には、まだ交渉
と駆け引きがあると見られ、躓きの磯を路上から取り去る必要があ
る。一方ゆっくりながら、次期閣僚の名前は具体化している。




12月5日(火)

お休みです。



12月6日(水)

     国外ニュース

トランプはエルサレムを正式にイスラエルの首都とする

米国大統領ドナルド トランプは水曜日、エルサレムを公式にイス
ラエルの首都と承認した。緊張感を持って見守られていた演説の中
でトランプは、現在テル アヴィヴにある米国大使館も、エルサレ
ムに移される、と述べた。トランプの計画は事前にすでに発表され
ており、世界各地で批判にさらされていた。近東では、新たな暴力
の波が起こると懸念がもたれている。イスラエル首相ベンヤミン 
ネタニヤフは、「歴史的な日」である、と述べた。

     国内ニュース

国民党と自由党は労働時間の上限を1日12時間にする計画に合意

選挙戦と選挙公約の時点で、国民党と自由党は、経済計画の多くの
点で、近いことがわかっていた。水曜日に発表された合意は、両党
に取って、全く困難ではなかった模様である。官僚主義の解体、と
いう標語を掲げて、連立を計画している両党は、企業に対する規則
を減らす意向である。両党は専門家の人材不足を、教員の賃上げで
対処するつもりである。労働時間の柔軟化も実施に移す。労働時間
の上限を、1日12時間に引き上げることも含まれている。




12月7日(木)

     国外ニュース

ポーランド政府 ベアーテ シドゥウォが退任

国会の信任投票を直前に乗り切ったばかりで、国民の支持率は高い
にもかかわらず、ポーランド首相ベアーテ シドゥウォは木曜日
に、辞任を発表した。国民主義保守派の与党法と正義PiSの発表に
よれば、財務大臣マテウシュ モラヴィエツキが後継者である。モ
ラヴィエツキは、党首ヤロスラフ カチンスキの腹心であり、もと
もとポーランド政府の「有力者」である。

     国内ニュース

国民党と自由党の12時間労働計画には悪魔潜む可能性

水曜日に提案された労働時間の柔軟化に関する計画は、国民党と自
由党に、経済からの称賛をもたらした。その分だけ、被雇用者から
の批判は、激しくなった。次の連立政権に参加する両党は、激しい
反応に困惑している。両党が実際に何を、そしてどれほど変えるつ
もりかが、悪魔が細部に潜んでいるかどうかが、実際の問題である
と、労働法の専門家マルティン リーサクはまとめた。




12月8日(金)

     国外ニュース

英国のEU離脱で初めての突破口 安堵を生む

「我々の勧告は、交渉を第2段階に進めることである。」EU議会の
英国離脱問題使節のヒーフェルホフスタットは、このようにのべ、
6ヶ月前から続く離脱交渉で、初めての大きな突破口を評した。EU
委員会議長ジャン・クロード ユンケルも、交渉の第2段階を開始す
るための条件が整った、と見ている。EU評議会議長ドナルド トゥ
スクの言葉通り、「最大の課題」はまだ残っている。

     国内ニュース

OSZE「クルツは連立に関して否定的な判断を受けていない」

国民党党首セバスティアン クルツは、ヨーロッパ安全協力機構の
閣僚評議会から追い風を受け、同党と自由党との連立交渉を次の段
階に進める。クルツは、他国の関係者と多くの2カ国交渉を行な
い、自分は「否定的な判断を受けていない」とウィーン王宮での同
機構会議が終了した午後に述べた。




12月9日(土)

     国外ニュース

エルサレム対立 アッバスは米国副大統領との会談を中止

米国がエルサレムをイスラエルの首都として承認したことは、さら
に強い抗議活動を呼び起こしている。暴動とイスラエルの空爆で、
多数の死者が出た。西ヨルダンランド、東エルサレム、ガザ帯状地
帯では、再び抗議活動が起きた。正解でも情勢が激化している。パ
レスチナ人の長マハムード アッバスは、米国副大統領マイク ペ
ンスとの会談予定を、中止した。ファタハの代表である彼は、ペン
スは「パレスチナでは歓迎されない」と述べた。これは、米大統領
府がパレスチナ人に取らないように、と警告した反応である。

     国内ニュース

ザルツブルク市では日曜日に市長選

ザルツブルク市は、日曜日に新たな市長を選ぶ。政治学者はこの日
行なわれる決選投票は、移行期市長を勤める副市長ハーラルト プ
ロイナー(国民党)と、社会民主党の会派長ベルンハルト アオイ
ンガーの接戦を予想市営僂。11月26日の第1回投票では、プロイ
ナーが、3%の差で優位であった。新市長は、2019年春までだけの任
期である。




12月10日(日)

     国外ニュース

英国のEU離脱合意 英国から新たな横やり

EU委員会と英国は、英国のEU離脱で内容的に前進を遂げてからわず
か、横やりが入った。BBCとのインタヴューの中で、英国のEU離脱
大臣デイヴィッド デイヴィスは日曜日に、先日の合意は、貿易交
渉への道を造り出すもので、「目標の声明」であり、拘束力を持た
ない、と述べた。EUとの貿易協定が成立しなければ、英国は離脱に
対して一切金を支払うことはない、と述べた。英国環境大臣マイケ
ル ゴーヴは、修正を約束した。

     国内ニュース

プロイナーが僅差でザルツブルク新市長に

ハーラルト プロイナー(国民党)が、ザルツブルク市の新市長
に、僅差で選ばれた。得票率は50.3%対49.7%であった。最終的に彼
は、社会民主党の候補ベルンハルト アオインガーに、わずか294
票だけ上回った。




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