12月25日〜31日のオーストリアのニュース



12月25日(月)

     国外ニュース

ニュー ヨークの頭脳集団「米国は自ら危険を招き寄せている」

ニュー ヨーク日本虚血がある米国の頭脳集団「外交評議会」は毎
年、軍事、外交、研究者などの専門家が、米国を筆頭とする世界
が、来年さらされる可能性がある危険を評価している。今回は危機
の上位には、北朝鮮がある。ミサイルと核の実験を多数繰り返して
いるため、軍事紛争が怒る可能性がある。ただし、専門家によれ
ば、危険は独裁者キム ジョン ウンだけではない。中期的には米
国自身が、危機を招いている。

     国内ニュース

フォアアルルベルク州の緊急宿泊所が収容の限界に

フォアアルルベルク州でも、浮浪者問題が起きている。冬まっさな
かに、緊急宿泊所が少なくなっている。現在、収容施設は限界近く
にあり、宿泊が拒否される人も出ている。




12月26日(火)

     国外ニュース

恩赦に抗議 フジモリはペルー国民に謝罪

多くのペルー人が、元大統領アルベルト フジモリに、現大統領ペ
ドロ パブロ クチンスキが恩赦を与えたことに、怒りの抗議を行
なった。数千人のデモ隊が、首都リマで路上に繰り出した。彼らは
この恩赦の背景に、政治的な動機がある、と推定している。重病の
フジモリ自身は、映像に出演し、大統領在任中の1990年から2000年
に犯した過ちを謝罪したが、これは初めてのことであった。汚職及
び人間性に反する犯罪で有罪判決を受けた裁判では、彼は自分は無
罪である、と主張していた。

     国内ニュース

モーサーは2018年前半に刑法改正に着手する方針

法務大臣ヨーセフ モーサー(国民党)は、2018年前半に、刑法改
革に着手する意向である。彼はAPA通信に、司法の舞台では、自分
の任期中に改正が可能であり、行政裁判では、裁判官との協力を模
索するつもりである、と述べた。また彼は婚姻法では、国会が準備
完了している、と見ている。「まず暴力及び性犯罪の分野で、調査
を行ない、何らかの措置を考えなければならない」とも述べた。来
年前半には、彼は準備を整えると予告した。それに加えて、2016年
に始まった刑法改正の評価を行い、さらに事態に適応させる、とも
語った。




12月27日(水)

     国外ニュース

連合軍はアサドがISに寛大な措置を取っていると非難

米国が主導するシリアおよびイラクの連合軍は、シリア大統領バ
シャール アル・アサドが、自軍が支配する地域で、テロ民兵イス
ラーム教国ISに寛大に遇している、と非難した。現地では、IS戦闘
員は、「全く罰せられることなく」行動している、と英国の将軍
フェリックス ジェドニーが昨日米国国防省で、バグダードからの
映像で述べた。これはシリア政府は、ISに対する勝利に「全く乗り
気でない」あるいはその「能力がない」ことを示している、とジェ
ドニーは述べた。

     国内ニュース

憲法裁判所長官ホルツィンガーは亡命規則強化を批判

年末に退任する憲法裁判所長官ゲアハルト ホルツィンガーは、
「シュタンダルト」紙のインタヴューで、亡命法と監視措置の強化
に、批判的な発言を行なった。亡命と移民の問題では、「新たな汚
れたことが連続して起きて」いて、この法律を遂行する機関が、半
年間の活動で、新たな規則に直面している」ため、機能不全に陥っ
ているためである、と述べた。




12月28日(木)

     国外ニュース

日本沖の幽霊船 飢えが漁師たちを死に追いやる

幽霊船と呼ばれている。日本の沿岸に漂着し、死体で一杯になって
いる船である。おそらく彼らは北朝鮮出身である。最近この事例が
増えている。その原因はおそらく、飢餓であり、北朝鮮の漁師たち
は、より多くの魚を捕らえことを強いられ、ぼろぼろの船で海を遠
くまで出かけなければならない。木曜日医は、そのような幽霊船
が、ふたたび曳航された。

     国内ニュース

大晦日は15度 温暖前線で1年が幕を閉じる

温暖前線が、オーストリアの1年に別れを告げる。日曜日の大晦日
には、星の見える空と最高15度の気温になる、との予想である。そ
れまで、少し我慢が必要である。木曜日には激しい降雨と降雪が、
国内の数カ所で見られ、多くの事故の不安がある。温暖な気候は、
新年後はあまりに長くは続かない見通しである。




12月29日(金)

     国外ニュース

テロ民兵IS アフガニスタンへ経路が存在

アフガニスタンの首都カブールで、40人以上が死亡する巨大襲撃事
件が木曜日に起きたが、これは今後の驚愕の事態の予告編に過ぎな
いかもしれない。テロ民兵イスラーム教国ISの戦闘員は、以前か
ら、混乱したアフガニスタンに入り込んでいる。シリアとイラクで
領土を大きく失って以来、アフガニスタンでの攻撃が、大幅に増加
している。ロシアでは、旧ソ連の共和国の外にあるイスラーム教徒
の要塞に関する懸念が増大している。ロシア、米国、NATOの最近の
ISの強化に対する対策は、16年間戦ったあとも、効果を上げていな
いようである。

     国内ニュース

ニキ航空の売却は3,650万オイロで決着

ベルリン航空(倒産)により倒産に陥ったオーストリアの定期路線
航空会社ニキは、売却された。金曜日版に新たな所有者、英国航空
の親会社インターナショナル エアラインズ グループは、売却契
約に署名した、と発表した。債権者は、2千万オイロを受け取り、
同グループはニキ航空社へ1,650万オイロを投資する。約1千人のニ
キ航空社の職員のうち、740人を引き受ける。




12月30日(土)

     国外ニュース

「トランプの顧問がFBIの捜査を開始」との報道

ロシア疑惑の捜査が、米国大統領ドナルド トランプ政権の初年度
に暗い影を落とした。今までは、なぜFBIが1年半前に、トランプの
選挙対策班とロシア政府のつながりがあるかどうか調査を開始した
のか、不明であった。「ニュー ヨーク タイムズ」紙が今回報じ
たのは、きっかけになったのは、他ならぬトランプの元外国顧問
ジョージ パパドプロスであった可能性があり、彼はこの秘密を暴
露したいと強い欲求を持っている、と報じた。

     国内ニュース

アセルボルンがクルツとトランプを比較したことを国民党は批判

昨日ルクセンブルク外務大臣ジャン アセルボルンが、連邦首相セ
バスティアン クルツ(国民党)の難民政策について、発言した
が、国民党会派長アオグスト ウェーギンガーは、これに反論し
た。アセルボルンは、クルツを米国大統領比較していた。社会民主
党党首クリスティアン ケルンは、インターネット上で、この比較
を称賛した。「左派の移民政策は、はっきり失敗に終わった」と
ウェーギンガーは述べた。




12月31日(月)

     国外ニュース

イランの抗議活動 ロウハニは「批判の余地」を求める

イラン情勢が激化する可能性は残っている。大統領ハッサン ロウ
ハニは、初めて態度を表明し、デモ隊に連帯する姿勢を示した。彼
は暴力は非難したが、「批判する余地」を作らなければならない、
と述べた。一方、デモ隊に連帯する姿勢を示した米国大統領ドナル
ド トランプのことは、ほとんど理解することができない、トラン
プにはその「権利」がない、と述べた。ロウハニの言葉は、抗議活
動をなだめる効果を持つか、待たなければならない。

     国内ニュース

自由党もアセルボルンの批判を退ける

ルクセンブルク外務大臣ジャン アセルボルンは、連邦首相セバス
ティアン クルツ(国民党)の難民政策に関する態度を批判した
が、国民党に続いて、自由党もこれを退けた。「アセルボルンによ
る難民の強制的分散受入政策は、社会主義的なもので、現実的では
なく、そのため、将来的に維持できない」と自由党会派長ヨハン 
グーデヌスは回状の中で述べた。「どのEU加盟国にとっても、どれ
だけ多くの亡命希望者を受け入れなければならないか、規則で決め
ることはできない」とも語った。アセルボルンは、クルツを米国大
統領ドナルド トランプになぞらえていた。




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