1月8日〜14日のオーストリアのニュース



1月8日(月)

     国外ニュース

抗議週間が始まる ドイツの農家は蜂起を練習する

ドイツでは月曜日朝、補助金削減計画に対して、農家連合が大規模
な抗議活動週間を始めた。負担軽減を求める全ての呼びかけは虚し
く終了した。全土で人々は今度は、かなり荒っぽい交通妨害を開始
することになる。水曜日には鉄道のストライキも実施される。

     国内ニュース

家畜の完全個別おり飼育は禁止 憲法裁は長期の移行期間を停止

2回目の試みは成功した。憲法裁判所は月曜日、ブルゲンラント州
の動議を受け入れ、養豚場での完全に1匹ずつに分けたオリで飼育
するのを禁止するまでの移行期間を、長期間認める措置を停止し
た。動物保護法は2022年に、国民党と緑の人々の連立が可決してい
た。




1月9日(火)

     国外ニュース

フランス新首相にアタルが就任

フランス首相エリザベット ボルヌが辞任してから1日、大統領エ
マヌエル マクロンは火曜日に、後継者を任命した、と大統領府は
発表した。新首相はガブリエル アタルで、34歳になったばかりの
彼は、今まで教育大臣を務めていた。またアタルは、新政権の組閣
も任された。マクロンの人事交代は試合の再開と目されており、彼
は新鮮な風が吹くことを求めている。

     国内ニュース

シグナ社子会社ガレリアは再び破産 「立て直し」を目指す

ドイツのシグナ社の小売業子会社ガレリア カルシュタット デパ
ートは、再び支払不能を届け出た。ドイツのデパート網である同社
は、火曜日にエッセンでこれを発表し、すでに新たな財産を探して
おり、事業の継続が目標である。92のデパートと1万5千人を超える
従業員が問題である。同社によれば、今回の倒産は「再出発」であ
る。




1月10日(水)

     国外ニュース

ポーランド元内務大臣は拘留中に食事を絶つ

逮捕されたポーランドもと内務大臣マリウス カミンスキは、拘留
刑を受けた初日に絶食に入った。職権乱用で有罪となった政治家で
ある彼のこれに関する声明を、民族主義保守派で野に下った法と正
義PiSが今日、インターネット上に公表した。カミンスキはその中
で、この判決は政治的報復である、とみなしている、と書いてい
る。

     国内ニュース

クルツ裁判の証人「シュミートとはOeBAGについて話していない」

元首相セバスティアン クルツ(国民党)および、彼と同時に訴え
られた元官房長官ベルンハルト ボネリの裁判は、ウィーン刑事州
裁判所で水曜日に引き続き開かれた。証人として尋問されたのはイ
ーリス オルトナーで、彼女は国営持ち株会社OeBAGの役員であ
る。彼女はどのようにして役員会に入ったかを描き出したが、それ
は誰が彼女を推薦したのかがこの裁判の中心的な問題だからであ
る。さらに彼女は、父親の募金の喜びについて、述べなければなら
なかった。その後同社社長となったトーマス シュミートと、監査
役会でその後に得た食について、話し合ったことはない、と語っ
た。




1月11日(木)

     国外ニュース

紅海での攻撃 海運会社マースク社は劇的な結果になると警告

イランの支援を受けたフーシー派反乱勢力が、イエメン沖の紅海の
貿易船を攻撃し続けているが、これは世界経済に大きな影響を与え
る可能性がある。今までで最大の攻撃の翌日、海運会社マースク社
は木曜日に、さらに物価が高騰する可能性がある、と警告し、「勝
者はいない」と述べた。最新の見積もりによれば、今年すでに世界
の貿易は1.3%減少した。

     国内ニュース

大統領は抵抗文書館を「反自由に対する重要な大黒柱」と賞賛

オーストリア抵抗文書館DOeW設立60周年を記念して、連邦大統領ア
レクサンダー ファン デア ベレンは、水曜日にウィーンで開か
れた式典で、この施設の活動を賞賛し、同文書館の活動を、政界が
明確に支持していることを賞賛し、「私たちは安易な決着をつけて
はならない」のである、と語った。




1月12日(金)

     国外ニュース

米国と英国はイエメンのフーシー派を60回攻撃

米国と英国は木曜日夜に、イエメン国内の目標地点およそ60箇所
を、空と軍艦から攻撃した、と発表した。この場所にいて、紅海の
民間の船舶を数週間前から攻撃しているフーシー派反乱勢力を、軍
事的に弱体化させることが目的であった、とのことである。フーシ
ー派は、報復すると脅しており、複数の国々が近東紛争が悪化する
ことがないように、と警告した。

     国内ニュース

燃料転換 相変わらず専門家の意見は困惑を招く

オーストリアは燃料転換を推し進める方針である。重要な気候保護
法は数ヶ月前から凍結されたままであるが、過去数年に、気候保護
計画を前進させるための法律が可決された。金曜日には電気経済法
ElWGがさらなる困惑のタネとして、専門家の判断に回された。




1月13日(土)

     国外ニュース

台湾選挙で独立派が勝利

台湾は土曜日、新大統領と国会議員を選んだ。過去数カ月、軍事的
な態度で、中国との緊迫が暗い影を落としていた。ほぼ全ての票の
集計が終わり、与党民主進歩党DPPの候補者で、中国から独立する
ことを支持する頼 清徳が、明確に優位に立った。頼が勝利すれ
ば、中国は台湾に対する圧力をさらに強めるかもしれない。

     国内ニュース

グーセンバオアーはシグナ社問題で「純粋な良心」を持つ

元連邦首相アルフレート グーセンバオアーは、シグナ社から高額
の顧問報酬を得ていたが、彼が属する社会民主党内部で混乱が生じ
た。責任を取るようにとの声が、強さを増している。土曜日のテレ
ヴィ番組で、グーセンバオアーは、党離脱を断固拒否し、「私は相
変わらず社会民主主義の価値観を信じていると感じており、最も親
密に結びついている」と述べた。シグナ社の問題では、「良心だけ
を持ち合わせている」とも述べた。




1月14日(日)

     国外ニュース

ハマースの攻撃から100日 ネタニヤフは「正しい戦争」を擁護

イスラエルおよび国外のいくつかの都市での抗議活動が暗い影を落
とす中、イスラエル首相ベンヤミン ネタニヤフは、週末に再び、
イスラエルがガザ帯状地帯でのかなり長い戦争を戦わなければなら
ない、と述べた。国内政治上は圧力にさらされているネタニヤフ
は、イスラエルは「正しい戦争」の最中にある、と述べた。100日
前の日曜日に、急進派イスラーム教徒ハマースがイスラエルを攻撃
し、その後この紛争は複数の戦線に拡大し、さらに激化する危険が
増大した。

     国内ニュース

短時間勤務の教員 州によって大きな違い

教員の合わせて3分の1が、現在時間雇いである。これは連邦が雇用
する教員AHSとBMHSで34%、州が雇用する教員(国民学校、中級学
校、実業学校、特別学校、工業学校)で33%である。州によって一
部は大きな違いがある。新オーストリア党の国会議員の質問に対し
て、教育大臣マルティン ポラシェクの回答がそのことを示してい
る。新オーストリア党は、教育大臣に抜本的な改革を求めている。




今日のニュースへ

過去のニュース(目次)へ inserted by FC2 system