1月22日〜28日のオーストリアのニュース



1月22日(月)

     国外ニュース

インド モディは寺院を使って自分の権力を固める

インド首相ナレンドラ モディは月曜日に、ヒンドゥー教の巨大寺
院を落成し、春の再選に向けて土台を築き、それで自分の権力を固
めるつもりである。インド北部の小都市アヨーディヤーにあるこの
寺院は、多くの理由から象徴的な爆発力を持っている。この場所に
は16世紀からモスクが立っており、1992年にヒンドゥー教徒の群衆
に破壊された。今モディは、自らのヒンドゥー教に基づく民族主義
政党の、長年にわたる政治的公約を果たす。

     国内ニュース

EU議会選挙 シリングが緑の人々の筆頭候補になる

週末に「クローネ新聞」が観測を流したことが、今家確定した。気
候活動家レーナ シリングが、6月のEU議会選挙で、緑の人々の筆
頭候補となる。党首ウェルナー コークラーは月曜日、合同記者会
見で彼女を紹介した。彼女にとって、2月末にグラーツで開かれる
同党の連邦会議で、筆頭候補の地位が確定する。




1月23日(火)

     国外ニュース

イスラエル対ハマース 人質交換をめぐる新計画についての報道

月曜日の報道によれば、イスラエルは、人質全員の解放と引き換え
に、ガザ帯状地帯での2ヶ月間の停戦を、ハマースに申し入れた。
アラブ諸国がさらに、パレスチナ人国家樹立に関する具体的な計画
を策定しており、その見返りにイスラエルを承認するつもりであ
る、とのことである。2カ国並存による解決を、首相ベンヤミン 
ネタニヤフは今までずっと拒否しているが、特に人質解放を念頭に
置いて、彼に対する圧力はますます強まっている。

     国内ニュース

右翼に反対するデモ 社会民主党と緑の人々が支援

社会民主党と緑の人々は、金曜日に予定されているウィーン国会で
の右翼急進派に反対する集会を支援している。両党はこれへの参加
を、インターネット上で呼びかけた。「未来のための毎週金曜日」
「オーストリア黒い声」そして人道的な亡命政策を求める出発点
が、「民主主義を守る」という標語を掲げて「光の海」として計画
している活動への参加を呼びかけていた。




1月24日(水)

     国外ニュース

ロシア軍用ジェット機が捕虜を乗せて墜落

ロシアの発表によれば、70人を超える人々を乗せた軍用輸送機が、
水曜日にウクライナ国境のベルゴロド地域上級で墜落した。イリュ
ーシンIl76型機は、ウクライナの捕虜65人を乗せていた、とロシア
の通信社タス社とリア社は報じた。ロシア側の情報によれば、同期
に乗っていた旅客是認が死亡した。ロシア政府は、ウクライナを厳
しく非難した。

     国内ニュース

電力料金抑制 最高の補助金が半額に引き下げられる

電力市場での価格の情勢の緊迫が緩和する中、国民党と緑の人々の
連立政権は今日閣議を開き、電力料金の抑制を半分にすると決定し
た。原則的には今年末まで、1つの家族の1年間の電力が2,900キロ
ワット時までは、補助金の対象となるが、7月1日から補助金は、1
キロワット時30ツェントから15ツェントに引き下げられる。この抑
制が適用される電力料金の上限は、40ツェントから25ツェントに引
き下げられる。




1月25日(木)

     国外ニュース

ロシア・ウクライナ 飛行機墜落で多くの未解明の疑問

ロシアの輸送機が水曜日に墜落したが、ロシア政府によれば、同機
には74人が乗っていたが、多くの疑問が未解明のままである。ロシ
アは、この飛行機を撃ち落としたのはウクライナである、と避難し
ている。ウクライナ政府は、諸外国の調査を求めたが、情報を出す
ことを自制している。木曜日には間違いで撃墜したのではないか、
との観測が浮上した。

     国内ニュース

シグナ持株会社 自己管理を行わない再建を申請

経営不振に陥ったシグナ企業群の親会社シグナ持株会社は、再建の
手続きで戦術的方向転換を行なっている。木曜日に同社は、ウィー
ン商業裁判所に、自己管理を取りやめる、と申請した。これが認め
られれば、時間面での制約を逃れることができる。これにいよっ
て、新たな事態が明らかになり、注目を集めることになった。「経
済新聞」によれば、シグナ社は倒産前に、3億オイロ以上の闇取引
をしていた。




1月26日(金)

     国外ニュース

米国で初めて窒素を用いた死刑

米国のアラバマ州で、米国の歴史上初めて、死刑を言い渡された囚
人を、窒素を用いて処刑した。殺人で有罪判決が出たケネス スミ
スは、現地時間の木曜夕方、アトモア市の刑務所で、新たな処刑法
で殺害されたが、この方法には異論もある、とアラバマ法務大臣ス
ティーヴ マーシャルは述べた。この58歳の囚人は、処刑が始まっ
て29分後の現地時間20時25分に死亡したと発表があった。

     国内ニュース

「民主主義を守る」との反右翼のデモがオーストリアでも

ドイツで右翼急進派に反対する集会が開かれたことを受け、オース
トリアでも同様の右翼急進派、人種差別、反ユダヤ主義に反対する
デモが行なわれた。「民主主義を守れ」という標語を掲げて、金曜
日夕方にウィーンでは、未来のための毎週金曜日」「黒い声」そし
て「人間的な亡命政策のための基盤が発案し、「右翼の危険に対し
て立ち上がれ」という集会が計画されている。そのほかに抗議活動
は、ザルツブルクとインスブルックでも開かれることになってい
る。




1月27日(土)

お休みです。



1月28日(日)

     国外ニュース

UNRWAが批判される グテーレスは責任を取ると予告

国連パレスチナ難民救済事業機関UNRWAの職員が、10月7日のハマー
スによるイスラエル大量殺戮に関与していた、との容疑が浮上した
ことを受け、事務総長アントニオ グテーレスは、迅速に責任を取
る、と予告した。「国連職員が誰であれ、テロ行為に関与していれ
ば、責任を取ることになるし、刑法上の追求も受ける」と日曜日に
述べた。

     国内ニュース

緑の人々は6月22日に連邦会議を計画

緑の人々は、国民評議会選挙に向けて、候補者を確定するために、
連邦会議を開く予定である。この集会はウィーンで開催される、と
事務長オルガ フォークラオアーは今日のテレヴィ番組で述べた。
副首相ウェルナー コークラーは先日繰り返し、再び筆頭候補とし
て立候補するつもりだ、と強調していた。




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