３月１１日〜１７日のドイツのニュース
３月１１日（月）
教皇がウクライナに交渉に応じるようにとの訴えが批判を呼ぶ
教皇フランツィスクは、ロシアの侵略戦争で「白旗」を掲げるよう
に、と発言したが、ウクライナ政府はこれを厳しく拒否した。ウク
ライナ外務大臣ドミトロ クレーバは、カトリック教会の長は、戦
争当事者を同じ土俵に立たせるべきではない、と述べた。他の多く
の国でも、教皇のこの発言は批判を呼んでいる。ドイツでは、社会
民主党、自由民主党、緑の人々の与党だけでなく野党キリスト教民
主、社会同盟の政治家も、87歳の教皇の発言とは異なる立場をとっ
た。フランツィスクスはあるインタヴューの中で、ウクライナを念
頭に置いたと思われる発言の中で、敗北し情勢が悪い場合、交渉を
する勇気を持たなければならない、と述べた。
その他のニュース
ポルトガルは国会議員選挙で右傾化
野党民主同盟が、日曜日のポルトガル国会議員選挙で、ほぼ勝利者
となったとみられる。公式発表によれば、中道右派連合は、票の
29.5%近くを集め、今後は230人の国会議員のうち79議席を得る。
2015年から政権の座にある社会党は、28.6%の得票で77議席であ
る。右翼急進派のシェーガ（十分）党が、大きな成果を挙げてい
る。同党は18%を獲得し、2年前の選挙と比べて2倍に伸ばした。こ
の少数の議席で新政府を組閣するのが、現在の課題である。
SIPRIは武器輸出に関する報告書を発表
ストックホルム国際平和研究所SIPRIによれば、米国に続いてフラ
ンスが、世界第二の武器輸出国に成長した。ストックホルムで公表
された、武器の国際的な取引に関する順位表では、今まで2位であ
ったロシアが、中国とドイツを抑えて第3位となった。5年前と比べ
ると2019年から23年の間に、フランスの輸出は47%増加した。全体
としてみると、米国が世界の武器取引日の42%を占め、最大の提供
国である。この報告書では、比較した時期での世界の武器取引は、
3.3%減少した。
アムステルダムに新ホロコースト博物館
オランダでのナチによるユダヤ人犠牲者の歴史を記録するために、
同国初のホロコースト博物館が開館した。アムステルダムでの会場
式典には、国王ウィレム・アレクサンダーと、国外から貴賓が出席
し、その中にはイスラエル大統領ヘルツォーク、ドイツ連邦議会議
長シュヴェーズィヒ、オーストリア大統領ファン デア ベレンが
含まれている。彼らは演説の中で、反ユダヤ主義が拡大している、
と警告した。博物館お近くでは、1千人以上が、ヘルツォークがア
ムステルダムに来たことと、イスラエルがパレスチナ人が住むガザ
帯状地帯の目標を攻撃していることに抗議した。第二次世界大戦中
に、オランダのユダヤ人10万2千人が、ナチによって殺害された。
３月１２日（火）
ハイチ暫定首相アンリが辞任
ハイチでは暴力が激化しているため、首相アリエル アンリが辞任
した。カリブ諸国連合Caricom議長でギアナ大統領モハメド イル
ファーン アリがジャマイカの首都キングストンでの緊急会議で発
表した。さらに彼は、以降英検と平和的な権力移譲に合意が成立し
ている、とも語った。ハイチでの暴力は、2月末にアンリが外国訪
問をしている間に、激しさを増した。同国では武装した組織が、警
察署を襲い、数千人の囚人を刑務所から解放した。犯罪者集団は、
2021年から政権の座にあるアンリの辞任を求めており、アンリは
2月初めに首相職を辞することになっていた。しかしアンリは、選
挙実施までは、野党とともに政権を握ることで、野党と合意してい
た。
その他のニュース
ロシア、中国、イランは海軍演習
ロシア、中国、イランは、5日間にわたる海軍演習を、オマーン湾
で開始した。中国国防相は、この軍事演習は、「この地域の海上交
通の安全を維持する」ためのものである、中国は特に、駆逐艦と誘
導ミサイルを装備した快速艇を送ったと説明した。ロシアは、太平
洋艦隊の艦船をイランの港チャーバハールに派遣した、と発表し
た。オマーン湾とペルシャ湾をつなぐホルムズ海峡は、石油輸出に
とって最も重要な海上経路の一つと見られている。この3国の海軍
は、2023年にも海上で演習を行なっていた。
ノイシュヴァンシュタイン城での殺人犯に終身刑
バイエルン州ノイシュヴァンシュタイン城近くで、米国人観光客
2人に対する暴力事件の裁判で、被告は、殺人、強姦、殺人未遂を
犯したとして、就寝刑を言い渡された。ケンプテン州裁判所は、米
国出身の男に対して、特に厳しい刑を定めた。これにより、この量
刑は15年後に保護観察となる可能性は低い。21歳と22歳の女性に対
する犯罪は、諸外国でも恐怖を引き起こした。被告は、2023年6月
に21歳の女性を強姦し、その後渓谷に投げ落とした、と自白し、彼
女はそこで死亡した。さらに彼は、同行していた女性を山腹へと投
げ落とした、とも自白した。この女性は、50メートルも滑落して重
傷を負ったが、生き延びた。
鉄道機関士労組の新たなストが始まる
ドイツ鉄道の労働契約をめぐる対立で、機関士労働組合GDLの新た
なストが始まった。遠距離および近距離交通のストは、月曜日夜に
始まった。この外は24時間続くことになっている。貨物輸送では、
前夜18時に始まっていた。現在の契約期間中で、これはすでに6度
目のストである。スト期間中は、全国で、通常の運行計画の2割の
列車が運行されることになっている、と鉄道は発表した。ドイツ鉄
道に代わって交渉している使用者団体AGV Moveは、新たなストを一
時中止させる命令を求めて緊急動議を出したが、月曜日夕方にはフ
ランクフルト アム マインの労働裁判所が、これを却下してい
た。鉄道側は、上告する、と予告した。
３月１３日（水）
米国大統領候補者が確定
米国大統領ジョー バイデンと前任者ドナルド トランプが、再び
大統領候補になるために必要な代議員を確保した。米国の大テレヴ
ィ局の予想によれば、民主党のバイデンと共和党のトランプは、そ
れぞれジョージア州、ミシシッピ州、ワシントン州の事前選挙で勝
利した。これで11月の選挙は、2020年の大統領選挙の再戦となる。
この時はバイデンが当時の現職トランプに勝利した。バイデンは声
明の中で、信頼を示してくれた民主党に感謝し、トランプは以前よ
りもますます大きな「危険」となった、と警告した。トランプは再
びバイデンを「誠実でない」と呼び、インターネット上に「我々は
かつての偉大な国を取り戻すつもりだ」と書き込んだ。
その他のニュース
ガザ帯状地帯北部に支援物資が到着
イスラエルは「試験的な計画」の一環で、支援物資を積んだトラッ
クが、ガザ帯状地帯へと直接乗り入れることを許可した。世界食糧
計画WFPの発表では、トラック6台が2万5千人のために食料品を積ん
で、ガザ市へ到着した。イスラエル軍は、この新経路はベエリ キ
ブツの近くで、パレスチナ人今日中地域に通じており、積荷がテロ
組織ハマースの手に落ちないようにできる、と述べている。普通は
輸送車団は、ガザ帯状地帯南部の国境通過地点を通る。複数の国が
先に、人道支援物資を空中から投下していた。さらに海路を通じた
提供も計画されている。
ナワリヌイの腹心ヴォルコフが亡命中に攻撃を受ける
ロシアの懲罰収容所で死亡した政府批判かのナワリヌイの腹心が、
暴力的な攻撃を受けた。彼の支援者がインターネット上に、何者か
がヴォルコフを自宅前で、催涙ガスを吹き付けられ、槌で負傷を負
わされた、と書き込んだ。ナワリヌイの元広報ヤルミシュは、ヴォ
ルコフの滞在場所を明かさなかった。ロシアの独立派のインターネ
ット上の報道機関メディアゾナによれば、彼はリトアニアで亡命生
活を送っている。リトアニア外相ランズベルギスは、この攻撃をま
ず「衝撃的」である、と述べた。ナワリヌイは2月中旬に、ロシア
に拘留中によくわからない状況下で、死亡していた、
親ウクライナのロシア民兵が国境の村を攻撃
ロシアの大統領選挙が間近に迫る中、ウクライナとの国境地域への
砲撃が激しさを増している。ウクライナ政府の側に立って戦ってい
るロシア民兵は、ウクライナから、クルスクおよびベルゴロドへ進
軍し、国境に近い村落テトキノを支配下に置いた、と発表した。そ
の中で、ロシア軍は複数の装甲車を失い、重火器を放置せざるを得
なかった、とのことである。逆にロシア国防省は、この二つの地域
の攻撃を迎え撃った、と発表した。さらにウクライナ軍は、無人機
を使ってロシア領土を攻撃し、製油所と市役所に命中させた。
３月１４日（木）
右翼大衆迎合主義者ウィルダースはオランダ首相に就任しない
数カ月に及ぶ連立交渉の末、オランダの右翼大衆迎合主義者ヘルト
ウィルダースは、首相就任を断念する、と発表した。彼はインタ
ーネット上に、必要な支持を受けられなかった、と書き込んだ。こ
の発表の直前にオランダの報道機関は、交渉が決裂した、と報じて
いた。それによれば専門家による政府が結成されるとのことだが、
その構成はまだ明らかになっていない。ただし参加する4党の党首
は、単なる国会議員に留まることになる。ウィルダースの自由党
PVVは、予定を早めて11月に実施された国会議員選挙では、勝利を
収めていた。彼はそれ以降、自分が率いる右派政権を成立させるよ
う努力していた。
その他のニュース
国連の調査では反民主主義の支持が大きい
国連の報告書によれば、民主主義をなし崩しに破壊する政治家たち
を、問題視しない人が増えている。世界的に9割の人が基本的には
国民の支配を良いものだ、と認めているが、初めて世界の人国の半
分以上が、民主主義の規則を無視する大統領あるいは首相を支持し
た、と国連開発計画UNDPが人間的開発に関する年次報告書の中で発
表した。その発表によれば、この調査の質問を受けた人の5割以上
が、「国会と選挙を気にかける必要のない」強い指導者は、「とて
も良い」あるいは「かなり良い」と答えた。
タオルス型ミサイル提供に関して再び連邦議会が採決
キリスト教民主同盟、キリスト教社会同盟の会派が、タオルス型巡
航ミサイルウクライナへの提供に関する動議を提出したが、連邦議
会は木曜日、これに関して投票する。両党は、航続距離の長いこの
武器を「なんとか迅速に」ウクライナに供給するように求めてい
る。野党会派である両党はそのために、記名投票を提案し、少なく
とも連立政権からの幾人かの離反者が出ることに期待を寄せてい
る。1月と2月に両党は、同様の動議を国会に提出したが、否決され
ていた。
国連はハイチへと空の架け橋を懸ける計画
ハイチの人道状況が壊滅的になっているため、国連は隣国ドミニカ
共和国から、空輸路を開設する意向である。ここの空の架け橋は、
支援物資を妨害を受けずに運び込むほか、若干の個人の移動を可能
にするものである、と担当する国連の使節団がインターネ上に書き
込んだ。また国連本部の広報は、カリブ海の国ハイチにいる国連職
員の大多数を、「安全状況が不安定」であるため、引き上げる、と
予告した。首相アンリの国外訪問中の2月末に、ハイチでの暴力は
激化した。武装した徒党が、警察署を襲い、数千人の囚人を刑務所
から解放した。今週初めに、アンリは辞任した。
３月１５日（金）
ロシアで大統領選挙が始まる
ロシアでは、野党を排除して大統領選挙が始まった。世界最大の面
積を持つロシアで、まず極東のカムチャッカ半島などの投票所が開
いた。同国の投票は11の時間帯があるので、バルト海に面したカリ
ーニングラードで最後の投票所が閉まる日曜日の夕方まで続く。
71歳の大統領ウラディーミル プーチンが、さらに6年間大統領の
座を確保するこの選挙は、大規模な操作が行なわれているとの疑い
が、暗い影を落としている。国営ロシア世論調査機関は、プーチン
が8割以上の票を集める、とすでに予想している。対立候補3人には
当選の可能性はない、と見られている。プーチンのウクライナ侵略
戦争を拒否する候補者は、立候補を認められなかった。
その他のニュース
連邦議会は再びタオルス型ミサイルの提供を拒否
キリスト教民主同盟、キリスト教社会同盟は、ドイツのタオルス型
巡航ミサイルを、ウクライナに提供するようにとの動議を提出した
が、この3度目の試みも失敗に終わった。両野党の提案に、広範な
議員多数が反対した。社会民主党会派長ミュツエニヒは議論の中
で、連邦首相ショルツがこのミサイル提供を拒否していることを擁
護した。「政治的な賭博うちにとって、時代の変化は何者でもな
い。理解、慎重さ、明確さが必要だ」と彼は述べた。しかし競技の
中で、連立与党内部で拝見の違いが明るみに出ている。自由民主党
副党首クービキと自由党の国防問題の専門家シュトラク・ツィマー
マンが、連立の路線から離反する投票をした。
スペイン国会は分離独立派に対する恩赦法を可決
スペイン国会は、問題の恩赦法を、ぎりぎりの賛成多数で可決し
た。新たな法律は、カタルーニャ独立支持者数百人に有利になる可
能性が高い。元カタルーニャ地方大統領プチダモンも、利益を受け
る可能性があり、亡命先のベルギーから帰国するかもしれない。カ
タルーニャが2017年にスペインから分離独立を試みたが、失敗に終
わったのが、その原因である。異論もあるこの恩赦法は、スペイン
社会を分断し、広範な抗議活動を引き起こした。首相サンチェスは
前回の国会議員選挙で敗北し、2023年11月にカタルーニャ分離独立
派の支援を受けて、2期目の首相に就任できた。その見返りに彼
は、独立支持派に恩赦を与えると約束した。
セネガル野党の指導者は勾留を解かれる
セネガルでは大統領選挙を10日後に控え、野党の指導者ソンコとそ
の代理ファイエが、刑務所から釈放された。首都ダカールでこの
2人の政治家の弁護士が、これを発表した。現地では数千人が、2人
の釈放を祝った。2023年半ばから拘留されていたソンコは、1月に
西アフリカの同国での大統領選挙から排除されていた。その代わり
に3月24日に彼の代理ファイエが立候補した。特に若いセネガル人
の間で人気があるソンコは、3年前から大統領サルと選挙戦を戦っ
ている。
３月１６日（土）
ショルツ、マクロン、トゥスクはウクライナ支援で合意へ
ドイツ首相オーラフ ショルツ、フランス大統領エマヌエル マク
ロン、ポーランド首相ドナルド トゥスクは、ウクライナ支援で合
意したと強調している。この3カ国の間に意見の隔たりがあるとの
悪意のある噂は正しくない、とトゥスクはベルリンでの3首脳の会
談後に述べた。3人は全員、ロシア迎撃戦に必要な間は、ウクライ
ナ支援を続けるつもりだ、と表明した。「我々は直ちに、ウクライ
ナのためにより多くの武器を調達するつもりだ」、さらに長距離ミ
サイル法を作るための新たな連合体を結成するつもりだ、とショル
ツは述べた。2023年6月以降、いわゆるヴァイマル3国会談の最高幹
部の会合が行なわれるのは、これが初めてである
その他のニュース
支援物資を乗せた船がガザ帯状地帯に到着
飢えに苦しむガザ帯状地帯のパレスチナ人向けの、およそ2百トン
の支援物資を乗せた船「開かれた腕」は、目的地に到着した。同船
が参加している「世界調理本部」はインターネット上に、ガザ市南
西部沿岸での積み下ろしが始まった、と書き込んだ。この船は火曜
日に、キプロスのラルナカ港を出港した。動線ははしけを係留して
おり、米、麦、保存食品などの食料品30万職分を積み込んでいた。
この作戦は、ガザ帯状地帯にいる2百万を超える人々への物資共有
を改善するための、先行計画とみなされている彼らはイスラエルと
ハマースの戦争のため、現在実質的にほとんど全てものが不足して
いる。
首相ショルツはヨルダンとイスラエルを訪問
ガザ帯状地帯の人道状況が困難になっているため、ドイツ首相ショ
ルツはヨルダンに向かっている。彼は土曜日午後に出発し、日曜日
にアカバで、ヨルダン国王アブドゥッラー2世と会談する予定であ
る、と政府広報は発表した。その後イスラエルでは、首相ネタニヤ
フ及び大統領ヘルツォークとの話し合いが予定されている。議題の
中心は、ガザ紛争とガザ帯状地帯の民間人に対する支援強化のため
の諸外国の努力である。ハマースが10月7日にイスラエル戦争を始
めてから、ショルツがイスラエルを訪問するのは2度目である。
EU加盟各国は供給網法に合意
EU加盟各国は、ドイツの抵抗を押し切って、問題の供給網法をなん
とか可決した。過半数の15カ国がこの提案に賛成した、と評議会議
長国を務めるベルギーが発表した。ドイツ政府の中では、自由民主
党がこの法律に拒否権を発動していたが、そのためドイツは投票で
棄権しなければならなかったが、これが「反対」と同じ効果を持っ
ている。しかしイタリアが、今までの反対を撤回したので、ドイツ
の賛成がなくても多数となった。原則的には、ヨーロッパの企業に
は、人権及び環境保護の基準を、納入業者に対しても守らせる義務
がある。
３月１７日（日）
マドゥロが再び大統領候補に選ばれる
ベネズエラを独裁的な手法で支配する大統領ニコラス マドゥロ
は、自分の人気が大きく低下しているにも関わらず、さらに1期務
めるべく努力している。同国の野党にとっては、新たな障害がまた
積み上げられる。
インド海軍はソマリアの海賊の手から輸送船を解放
インド海軍は、軍艦「コルカタ」が数日間の活動で、35人の海賊を
降伏させ、マルタ船籍の輸送船「MVルエン」を書く押した。同軍は
インターネット上で、乗組員17人は無傷なまま、安全な場所に運ば
れた、と書き込んだ。この海賊たちは、インド洋でこの輸送船を拿
捕し、乗組員を人質におっていた。2017年以降、船舶を海賊が攻撃
するのに成功したのは、これが初めてであった。
ニジェールは米国との軍事協定を終了させる
ニジェール軍事政権は、米国との軍事協力を、即時効力を持つ措置
で破棄した。広報アブドラマネは国営放送で、これに関する声明を
読み上げた。米軍は数年前から、ニジェールの首都ニアメから
920キロほどのアガデス市に、大規模な空軍基地を構えている。1千
1百人ほどの米兵が、同国に駐留している。米国国防省の民間人の
被雇用者も、西アフリカの同国に滞在している。
アイスランドの火山が再び噴火 溶岩がグリンダヴィークに迫る
アイスランド南西部では、火山が再び噴火した。レイキャネース半
島のストゥラ・スコゥフェットゥル山とハガフェットゥル山の間の
地域で、地面に亀裂が開いた、と島国アイスランドの気象局は発表
した。生中継の映像では、赤く燃える溶岩が、亀裂から流れ出し、
煙を上げている様子が映っている。警察は非常事態を呼びかけた。
連邦軍は初めて食料品をガザ帯状地帯上空から投下
ドイツ空軍は、ヘラクレス型輸送機から、米と麦を含む4トンの支
援物資を、パレスチナ人居住地域北部上空から投下した。空腹に苦
しむ人々向けのそのほかの食料品は、船で運ばれる。「我々は高度
1千メートルほどから、4つの荷台が狙い通りに届けた」と連邦軍は
インターネット上に書き込んだ。攻防戦が続くガザ帯状地帯で、飢
えに苦しむパレスチナ人のための次の物資提供は、日曜日に予定さ
れている。水曜日に国防大臣ピストリウスは、連邦軍が空の架け橋
に参加することを認めていた。彼はインターネット上で、ドイツ兵
が、この任務を迅速に実行に移したことに感謝した。